【パリ五輪バスケ】プエルトリコが20年ぶりの本戦出場！アルバラードの活躍などでリトアニアを下す

■要約
・プエルトリコがリトアニアを破り、20年ぶりにオリンピック出場権を獲得
・サンフアンで開催された試合で勝利
・観衆13,504人が応援
・試合の最終スコアは79-68
・プエルトリコはグループCでアメリカ、セルビア、南スーダンと対戦予定

■補足
プエルトリコが20年ぶりにオリンピック出場を決める歴史的な勝利を収めた。リトアニアを79-68で破り、2024年パリオリンピックの出場権を獲得した。この勝利は、サンフアンで行われたFIBAオリンピック予選トーナメントの最終日に実現し、プエルトリコのファンを大いに盛り上げた。

試合はプエルトリコのオフェンスが次々と波状攻撃を仕掛け、リトアニアを圧倒する形で進んだ。特に第3クォーターでは、ホセ・アルバラードの活躍が光り、リードを14点に広げた。アルバラードは試合を通じて23得点、6リバウンド、2スティールを記録し、大会のMVPにも選ばれた。

プエルトリコのコーチ、ネルソン・コロンは「この勝利は私たちの準備と信念の結果だ」と語り、選手たちの努力を称賛した。一方、リトアニアのカジス・マクスヴィティスコーチは「プエルトリコは今日、一歩先を行っていた」と敗戦を受け入れた。

■豆知識
プエルトリコの代表チームは、国際舞台での実績が豊富だ。1959年には初めてのFIBA世界選手権に出場し、その後もオリンピックやFIBAワールドカップに度々出場している。特に、2004年のアテネオリンピックでのパフォーマンスが有名で、アメリカ代表を92-73で破り、大きな話題となった。これは、NBA選手を多く擁するアメリカに対する歴史的な勝利だった。

プエルトリコリーグ（BSN）は、プロフェッショナルなバスケットボールリーグとして、国内での競技レベルを向上させる役割を果たしている。BSNは1930年代に設立され、多くの才能ある選手を輩出してきた。特にカルロス・アローヨやホセ・フアン・バレアといった選手は、NBAでもプレーし、国際的に知られている。