【NBA】カイリー「2028年五輪で米国代表に選ばれなかったら、豪州代表としてプレーしたい」

アービングはメルボルンで生まれ、幼少期にアメリカに移住。その後、2014年のFIBAワールドカップと2016年のリオオリンピックでアメリカ代表として金メダルを獲得した。しかし、2024年パリオリンピックでの選出が叶わなかったことから、彼はオーストラリア代表でのプレーを真剣に考えているという。

アスリートとしての誇りとアメリカ代表としての歴史を語りつつ、オーストラリアでのプレーは決して難しい決断ではないとも述べた。また、アービングが選出されれば、36歳で迎える大会となるが、彼の経験はオーストラリア代表にとって大きな武器となる可能性がある。

オーストラリア代表は、パリでの成績が振るわず、アービングの合流に期待する声もあるが、選考に関しては不確定な要素も多い。過去には、オーストラリア国籍を持つ選手であっても代表に選ばれなかった例があり、アービングが実際にプレーするかは、今後の展開次第だ。

一部の反応では、「アービングはアメリカ人として育ち、バスケットボールのキャリアもアメリカで築いてきた。今さらオーストラリアに戻るのは、単なる逃げだ」と批判されている。他にも「アービングがオーストラリアでプレーするなら、忠誠心のない選手として見なされるだろう」といった意見も見られる。特に、オーストラリア代表を応援している人たちは「代表には最初から誇りを持ってプレーする選手を選んでほしい」との声が大きい。

一方で、アービングの実力を評価する声も少なくない。ある反応では、「たとえ彼が36歳でも、オーストラリア代表にとっては大きなプラスになる。特にパリでの不振を考えると、アービングの経験と才能は必要だ」と述べられている。また、他の反応でも「オーストラリアは近年バスケで成績を上げてきたが、まだ十分なスター選手が足りない。アービングが加わることで、チームはさらに強くなるはずだ」と、ポジティブな評価が見受けられる。

しかし、オーストラリア代表がアービングを受け入れるかどうかは未知数だ。過去にはアメリカで活躍したマティス・サイブルのように、オーストラリア国籍を持つ選手が選ばれないケースもあり、アービングが実際に代表入りする保証はないという声もある。

まとめると、アービングがオーストラリア代表でプレーすることに対しては、歓迎する意見と懸念する意見が混在しているが、彼の才能を無視できないという点では、多くの反応が一致している。オーストラリア代表が今後どう対応するのか、そしてアービング自身がどのような決断を下すのかが注目されている。