【NBA】PHXがまさかのオコギーをトレード！CHAからニック・リチャーズを獲得

The Charlotte Hornets are trading 7-foot center Nick Richards and one second-round pick to the Phoenix Suns for Josh Okogie and three second-round picks, sources tell ESPN. pic.twitter.com/RwPGJH5lzo

— Shams Charania (@ShamsCharania) January 15, 2025

リチャーズは今シーズン、平均8.9得点、7.5リバウンド、1.2ブロックを記録しており、9試合の先発では平均11.3得点、10.2リバウンド、1.7ブロックとパフォーマンスを向上させている。シャムス記者によれば、サンズのセンター陣が得点面でリーグ最下位に甘んじており、リチャーズは即戦力として期待されている。一方、オコギーはベンチから平均6得点を挙げている選手だ。

サンズは今シーズン19勝20敗で、ウェスタン・カンファレンス11位と厳しい状況が続いている。センターのユスフ・ヌルキッチは体調不良で欠場中だが、試合に出場しても8.6得点にとどまっており、守備やリバウンドでも苦戦している。チームには即戦力のセンターが求められていた。

ホーネッツは現在、8勝28敗でリーグ下位に低迷しているが、ドラフト指名権の蓄積を進めている。チャラニア記者は「ホーネッツは2024年以降のトレードで2つのファーストラウンド指名権と8つのセカンドラウンド指名権を獲得した」と指摘しており、将来的な戦力補強に重点を置いていると考えられる。
 

ホーネッツのファンは、主にリチャーズ放出を歓迎している。「リチャーズは悪い選手ではないが、ラメロ・ボールのプレースタイルには合わなかった」との見解が多く、今回のトレードで得たドラフト指名権を評価する意見が目立つ。一方で、「オコギーがチームにどのように貢献できるのかは未知数」と懸念する声もある。

リチャーズ自身については、「リム周りの得点力やリバウンド力は評価できるが、手元のスキルやディフェンスIQの低さが課題」との批評が多い。特に、「彼の手の悪さはチームプレーに影響を与える」との意見が繰り返されている。これに対し、一部のファンは「リチャーズのアスレチック能力を活かせば十分戦力になる」と反論している。

サンズのセンター陣の現状に対しては、「ヌルキッチやプラムリーのパフォーマンスが悪すぎたため、誰を獲得しても改善になる」といった辛辣なコメントが多い。リチャーズの加入で一時的に改善が期待されるものの、「結局プラムリーがスターターに戻るのでは」という冗談交じりの声も上がっている。

全体的に、両チームともにリスクを承知で状況を変えるための手段を選んだと見る意見が大勢を占めている。このトレードが成功するか否かは、リチャーズがサンズでどのように活躍するかにかかっていると言えるだろう。