ニュース要約
■記事によると
・エバン・モーブリー(クリーブランド・キャバリアーズ)が2024-25シーズンの最優秀守備選手(Defensive Player of the Year:守備で最も貢献した選手)に選出されたとNBAが発表した
・モーブリーは1試合平均1.6ブロック、0.9スティール、7.0ディフェンスリバウンドを含む合計9.3リバウンドを記録
・平均10.4本のシュートをコンテスト(相手のシュートに干渉)し、守備面で圧倒的な存在感を示した
・得点面でも平均18.5得点、3.2アシストを記録し、攻守両面でチームに大きく貢献した
・キャバリアーズはモーブリーの活躍により64勝18敗でレギュラーシーズンを終え、イースタン・カンファレンス第1シードを獲得
・今回のDPOY争いには明確な本命が存在せず、モーブリーが1位票35票、2位票30票、合計285ポイントで受賞した
・アトランタ・ホークスのダイソン・ダニエルズ(197ポイント)やゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーン(154ポイント)を大きく上回った
・モーブリーは「この賞は今季の大きな目標だった」「集中して取り組んだ結果が実ってうれしい」とコメント
・受賞発表時にはチーム全員と共にマイアミの会議室で中継を視聴し、喜びを分かち合ったと明かした
・今回の受賞でモーブリーは同賞史上2番目の若さでの獲得者となり、23歳での受賞はNBA史上5人目
A global media panel of 100 voters selected the winner of the 2024-25 Kia NBA Defensive Player of the Year Award.
The complete voting results ⬇️ pic.twitter.com/7eH65d7erV
— NBA Communications (@NBAPR) April 24, 2025
エバン・モブリーが2024-25シーズンの最優秀守備選手(DPOY)に輝いたことで、リーグ内外から注目と称賛、そして様々な視点からの議論が巻き起こっている。
「ついにモブリーが報われた。ウェンバンヤマがこれからDPOYを独占するであろう未来の中で、今季は彼のものだった」と肯定的な声が多く、「キャブズ史上初のDPOY受賞者という歴史的瞬間を見られて嬉しい」とする地元ファンの誇りも強い。一方で「この受賞で彼の年俸が爆上がりだ。ダン・ギルバートが金を浮かせるより、モブリー自身が報われる方がいい」と、選手報酬の面からの賞賛も見られた。
しかし議論はモブリー単独では終わらない。対抗馬として名が挙がっていたビクター・ウェンバンヤマの今後に対して、「65試合ルールに適応できるかが鍵。才能は間違いないが、毎年そこをクリアできるかは未知数」と指摘する意見が複数あった。また、「あのフレーム(骨格)であの機動力は凄いが、長期的な身体への負荷が心配」「3ポイントを打つ際に膝が内側に曲がる動きが非常に不安」と身体構造と負荷のバランスを懸念する声も根強い。
守備面での才能を評価する一方で、「過去の大型選手たちも似たような不安を抱えていた。ウェンビーも例外ではない」と、怪我によるリスクがDPOY常連化への大きな壁であるとする意見も少なくなかった。
今回の受賞でひときわ注目されたのが、ドレイモンド・グリーンの敗退に対するリアクションだ。「PR活動では賞は取れない。選手としての評価はプレーで勝ち取るべき」「キャンペーンで取れるなら、それこそ賞の意味が崩れる」「“汚いプレー賞”なら彼にあげてもいい」と皮肉が飛び交う中、「受賞できなかったのは当然だ。チームとしてディフェンスが崩壊していた時期が長かった」とチーム成績に基づいた否定的な見方もあった。
さらに「ブックメーカーのオッズではドレイモンドが圧倒的だったが、それは単にファンベースが大きいから」「賭け市場は人気で作られていて、実力とは関係がない。ラスベガスは金を集めたいだけだ」と、メディアやファンの印象操作に対する警戒感も多く示されていた。
歴史的視点からの言及も多く、「ティム・ダンカンがDPOYを取れなかったのはいまだに謎」「ノーラン・ライアンがサイ・ヤング賞を取れなかったのと同じ。実力だけでは受賞できない」と、過去の不遇な例を持ち出して今回の受賞の意義を強調する動きもあった。
中には「これは“パラサイト”がアカデミー賞を取ったときと同じ驚き」「正直、投票者がちゃんと見てくれていたとは思ってなかった」と、意外性を喜ぶ声もあり、「今後はウェンビーが取り続けるかもしれないが、今季はモブリーが圧倒的だった」という結論に至る意見も多かった。
今回の受賞は、若き才能が成長を遂げ、正当に評価された瞬間だったと同時に、今後のDPOY争いが新時代に突入したことを印象付ける出来事でもある。守備に対する意識と議論が再び盛り上がる中、リーグ全体がその基準と進化を問われている。
コメント
モブリー選出はなんだか「安パイに置きに行った」て感じやな
文句ないけど
これでドレイが嫉妬して来季モブリーに対しても首絞めチョークするんですね、分かります
ウェンビーの完全下位互換のモブリー受賞おめでとう!
指標上ではドレイかsgaやろ?
モーブリーはそこまでなんよな
妥当オブ妥当
攻めればいいってもんではないからね
モブリーおめでとう!
ロビー活動鬱陶しかったからドレイじゃなくて良かったわ
来季CLEのサラリーやばいな
ある意味ウェンビーの被害者だ
まあCLEの躍進の功労賞だな
流石に67勝チームから主要なアワードがほぼなしはやばいと思ったんだろ
MVPがチーム成績考慮されるんなら、DPOYはチームDFの指標が1番高いチームから排出されるべきだろとおもう
ドレイは実力的にはとってよかった。行いが悪すぎる
8
指標とかディフェンシブレーティングとか重視したらしたで、ゴベアがDPOY4回受賞しちゃってそれはそれでブーブー文句言われまくったやんか(ゴベアが不人気で外国人選手ってのも大いにあるけど)
数字も大事、なんとなくのイメージも大事、難しいんよ。
でも来年からは数字上もイメージ上も相応しい「奴」が戻ってくるから大丈夫だと思うけどね。
「ネクストADの卵」とか言われてたら、ADより先にDPOY獲っちゃったでござる
オールスターも選ばれたし、ALLNBA3rdチームくらいにも食い込んできそうやね
おめでとうモブリー、おめでとうCLEファン
クリーンなディフェンスでこれだけの数字を残してるし、印象も良い
来年以降がバンヤマの独壇場みたいに言われてるけど、果たしてそうだろうか
13
流石にそれは逆張りすぎやろ
昨季と今季前半だけでもウェンビーのオンオフDレーティング、ブロック数もえぐいぞ
今季離脱前は既に「今季DPOYはバンヤマ確定だな」で99,99%の確定してた
JJJもモブリーもダイソンも話題や候補にならないくらいウェンビー一択だった
取ってくれたの死ぬほど嬉しいけどこれサラリーやばいことになってジェロームとか残せんくなるよな
10 おれもバランスが大事だと思うよ
後から振り返ってみて、コービーやローズ、エンビのMVPみたいにけちがつくようだとアワード自体の価値を貶めることになるし
でもさ、特に現代バスケでDFってチームでするものなわけだからさ、チーム指標を1番重要視するべきなんじゃないのと思っちゃうんよね
今年だとORL、OKC、BOSがわかりやすく指標でひとつ抜けてるんだから、その中から1番DFいい選手を選べばいいじゃんっておれはおもう
チーム指標、個人指標、実際試合みての影響力ではドレイが一つ抜けてたけど、流石に好感度低すぎて無理やな
チームが途中までドアマットレベルだったのと、もう既にひとつあるってのも影響してると思うわ
オフェンス最強チームからDPOYが出るってのが面白い。
ウェンビー、ウェンビー言ってるけど、あいつ今後も怪我で欠場ばかりのザイオンみたいなキャリアになるから
怪我じゃなくて病気(血栓)なのになんだか酷いなぁこの人は
まるで他人や選手のケガや病気を願って喜んでるみたい
17
ドレイが良かったのはバトラー来てからだけだろ
DPOYは年間の賞なんだからモブリーが妥当
21
個人のDF ratingでは
ドレイ>モブリー:10, 11, 1, 3月
モブリー>ドレイ:12, 2, 4月
一番悪い月はドレイ12月113.4モブリー3月115.8
バトラー来る前も良かったしモブリーが年間通して安定していたわけでもないぞ
ビックマーケットに忖度受賞とかなくてよかったよ
あえていえば
総合票1位モブリー,2位ドート,3位ドレイモンド
4位ダイソンダニエルズ,5位アメン,6位ゴベア,7位SGAぐらいと思ったけど
OKC連中はもっと評価されていいんだけどな