【NBA】テイタムがファイナルMVPを逃しても、コーチは大喜び？

「ジョーとはよく話してたんだ。ジョーはおそらく、俺がファイナルMVPを取らなかったこと、オリンピックで2試合に出なかったことに対して、世界一喜んでたんじゃないかな。それはちょっと変だったけど、ジョーを知ってるなら、それも納得だね」とテイタムは語った。

テイタムは、オリンピックでの選考漏れをシーズンのモチベーションにしたくないとも付け加えた。しかし、それが彼の心のどこかに引っかかっていることは間違いない。テイタムがNBAでエンジンをかけると、間違いなくリーグのトップ5に入る選手であり、その成績がそれを証明している。

昨シーズン、テイタムは1試合平均26.9得点、8.1リバウンド、4.9アシスト、1.0スティールを記録し、フィールドゴール成功率は47.1%、3ポイント成功率は37.6%だった。

テイタムはNBAで7シーズンを過ごし、5回のオールスター選出、4回のオールNBAチーム選出、2022年の東カンファレンスMVP、2017-18のオールルーキーチーム、2023年のオールスターMVP、そして2024年のNBAチャンピオンに輝いている。
 

ジョー・マズーラの独特な指導スタイルに関して、ファンの反応はかなり賑やかだ。多くの人が「彼は変わっているけど、それが彼のリーダーシップの強さ」と評しており、マズーラの奇妙な行動もチームにとってプラスになっていると見ている。「ジョーがチームの選手たちに無言でプレッシャーをかけているようだが、それが逆に選手たちを奮い立たせている」といった声も上がっている。

また、テイタムがファイナルMVPを逃したことについても、「これでテイタムがさらにモチベーションを高めて次のシーズンに向かっているのは間違いない」と期待する声が多い。「ファイナルMVPを逃したのは悔しいだろうが、その経験がテイタムのさらなる成長を促すだろう」という見方もあり、彼の今後のパフォーマンスに注目が集まっている。

一方で、テイタムがオリンピックで2試合に出場しなかったことについては、「マズーラが何か裏で手を回しているのではないか」という冗談も飛び交っており、マズーラの影響力がどこまで及んでいるのかを疑う声もある。

全体として、セルティックスファンはテイタムの成長とマズーラの指導スタイルにポジティブな期待を寄せており、今シーズンも彼らが優勝を狙えるチームであることを信じている。