【NBA】エンビードがフィラデルフィアのメディアに激怒！「俺はこの街のために命を懸けてきた」

「『あいつはプレーしたがってない』なんて言われるのを見たとき、俺はこの街のためにリスクを冒してまでやってきたことが多すぎると思うんだ。正直、くだらないと思うよ。あいつがここにいない、マーカス、俺はこのクソったれな街のためにやってきたことが多すぎて、こんな扱いを受けるのは納得いかない。」

エンビードは前シーズンでも顔面の骨折や指の負傷を抱えながらプレーしており、批判を「bull—-」だと強調。また、今季は慎重に体調管理を行い、プレーオフでの健康を確保する方針であることを説明した。エンビードは「おそらくこれからのキャリアで連戦をプレーすることはない」とも語り、長期的な視野で体調管理を重視している。

一部のメディアはエンビードの家族の話題まで持ち出して批判しており、これに対してエンビードは強い憤りを見せている。NBA側もフィラデルフィアに対し、エンビードの健康状態に関する公表の不一致について罰金を科しており、選手とチーム間のコミュニケーションについても改善が求められている。

“When I see people saying, he doesn’t want to play, I’ve done way too much for this city putting myself at risk for people to be saying that. I do think it’s bullshit. Like that dude, he’s not here, Marcus, I’ve done way too much for this fucking city to be treated like this.” pic.twitter.com/n1Z9of1F6v

— Kyle Neubeck (@KyleNeubeck) November 1, 2024

ジョエル・エンビードの欠場に関する批判と彼の反応について、ファンからは様々な意見が寄せられている。一部のファンは、メディアがエンビードの亡くなった兄弟の話を持ち出して彼を非難したことに対し、「それは一線を越えている」と強い不快感を示している。「批判するにしても家族のことを持ち出すべきではない」という意見は多く、特にフィラデルフィアファンや他チームのファンからも賛同の声が上がっている。「選手たちも人間だ。私生活や家族のトラウマを利用して批判するのは卑劣だ」という意見が支配的だ。

一方で、「エンビードが高額な給料をもらっている以上、もっと試合に出るべきだ」という厳しい見方もある。特に「エンビードは何度も重要な試合を欠場し、ファンに失望を与えている」といった意見もあり、「プレーオフでのパフォーマンスを重視するのはわかるが、シーズン開始から休むのは納得がいかない」とする声が少なくない。さらに、「チームに対する忠誠を語るなら、まず試合に出場しなければ話にならない」として、欠場への理解が示されない部分もある。

フィラデルフィアのメディアに対しても、「フィラデルフィアのメディアは自分たちの選手をすぐに攻撃する」「批判が過剰で、すでに公平さを失っている」という声が目立つ。エンビードの故郷からNBA MVPに上り詰めた道のりを称賛するファンも多く、「シーズン全体の健康管理が必要なのは理解すべきだ。プレーオフでの成功を目指してチーム全体でリスクを最小限に抑えるべき」という意見も根強い。

また、ファンの間では、「フィラデルフィアのスポーツメディアは、かつてのAI（アレン・アイバーソン）への批判と同様に、エンビードへの過度な期待を押しつけている」との指摘もある。アイバーソンが生前の友人を亡くした悲しみを「練習について」と揶揄されていたことと重ね合わせ、「彼を冷たく扱うのはおかしい」という意見も一部から聞かれる。