ニュース要約
シカゴ・ブルズが2月のトレード期限に向けてほぼ全ての選手を移籍交渉可能にする動きを見せていると報じられた。これはサラリー削減とドラフト順位の向上を目指した試みであり、ザック・ラヴィーン、ロンゾ・ボール、ニコラ・ヴチェヴィッチの3選手が中心になるとみられている。この3選手は合計で約8500万ドルのサラリーを占めているが、他チームとの交渉でどれだけの価値を引き出せるかが焦点だ。
リーグ内では、ブルズのフロントオフィスが2021年の大規模な補強以降、積極的な動きを見せなかったことに疑問を呈する声も上がっている。ゴールデンステート・ウォリアーズは2024年のトレード期限でアレックス・カルーソ獲得に近づいていたが、交渉がまとまらず、フィラデルフィア・セブンティシクサーズもアンドレ・ドラモンド獲得を断念したという。
一方で、2024年夏にはカルーソを22歳のジョシュ・ギディーと交換し、デマー・デローザンをサイン&トレードでサクラメントに送るなど、遅まきながらの再建への動きも見られる。チームは現在、8勝12敗で東部カンファレンスの10位。プレーオフを目指す方針が30年以上続いているブルズだが、今後は若手を中心とした再建へ舵を切る可能性が高まっている。
ザック・ラヴィーンは2024-25シーズンで平均21.6得点、4.7リバウンド、4.3アシストを記録し、ニコラ・ヴチェヴィッチは20.4得点、9.9リバウンドを挙げているが、2人とも契約額がネックとなる。ロンゾ・ボールは怪我に苦しみ出場試合数が限られているが、復活を期待するチームも存在する可能性がある。
若手のマタス・ブゼリス、コビー・ホワイト、パトリック・ウィリアムズを中心とした新しい核を構築しつつ、将来のドラフト戦略を強化するため、今季のブルズの動きは注目されている。
ブルズの再建の動きに対して、ファンの反応は多様だ。
「デマーやラヴィーンが中心のチームで優勝は無理だった。ロンゾが怪我をした時点で見直すべきだった」という意見が目立つ一方、「全員が健康だったら上位シードを狙えたはず。完全な解体は必要なかったのでは?」との声も根強い。
一部のファンは、チームのフロントオフィスの決定を批判。「2024年の期限でカルーソやドラモンドを動かせば、もっと良い資産を得られたのに。タイミングを逃した」との指摘があった。また、「ラヴィーンの契約は大きすぎて手が出せないチームが多いだろう」と、移籍実現の難しさを懸念する声も。
対照的に、「ブルズは若手が揃っている。完全解体はむしろチャンスだ。ブゼリスやホワイトを中心に未来を築ける」という楽観的な見方もある。
NBA全体の視点では、「ブルズの再建が進むことで、リーグ全体のトレード市場が活発化する」との期待が広がっている。「特にラヴィーンやヴチェヴィッチが優勝を狙うチームに移籍すれば、大きな化学反応が生まれる」との見解が示されている。
一方で、「ブルズのオーナーシップが再建を妨げている」との批判も根強い。具体的には、ジェリー・ラインズドルフが収益重視の方針を長年維持してきたことが、チームの中途半端な戦略を生んだとの声が多い。
「プレーオフを狙いつつ再建を進めるという二兎を追う戦略ではなく、完全に一方に舵を切るべき」という意見が多く寄せられた。
コメント
これほど絶対成功しない確信があったチームも珍しい
1
サンズ、レイカーズ、メッツ、シクサーズ
最近でもぱっとこれくらい浮かぶ
2
それはどこも上振れありそうなチームやん
1が言ってるのはどう足掻いても優勝どころかCFも無さそうなチームだから言ってんでしょ
わざわさ1を否定する必要はないとは思うけどこの4つのチームがトレードしたとき上振れそうと思ってた人は少数派じゃないかな
全盛期ならともかく今のベンシモ貰って躍進するわけない
3
上振れ予想が少数派ってのは同じ意見で実際優勝も難しかったと思うけど
そこの是非は別にどうでもいい
2がしょうもないマウント風コメしてるから、それはいらんでって話
まあロンゾ入りの一時期の強さで夢見ちゃうのは分かるが
それにしたってあと1年は早く見切れたよな
判断が遅いとはこのこと
3
いやその4チームも上振れるとは思えんよ
他の人も言ってるけど意味もなく1を否定する必要はないかなって話
言うてもデロはMVPレベルの時期があったしブルズ ワンチャンあるかと思われてたよ
ロンゾが怪我するまではわりと強かった認識だけどな。
ブーチェビッチ入りが転落の始まりやったな
ウェイドとかロンド来たあたりから期待はしてない