ニュース要約
“我々は通常、噂についてコメントすることはありませんが、このような憶測はチームにとっての妨げとなり、選手やコーチにとっても不公平です。したがって明確にします。我々はジミー・バトラーをトレードするつもりはありません。”
この発言は、ESPNのシャムズ・シャラニアが報じた内容に対する応答と考えられている。シャラニアの報道によると、バトラーはヒートを離れることを希望しているものの、正式なトレード要求はしていないという。しかし、バトラーの代理人であるバーニー・リーは、この報道を“完全に作り話だ”として強く否定している。
バトラーは2025‑26シーズンのプレイヤーオプションを行使しない意向を示しており、オフシーズンに制限なしのフリーエージェントになる予定だ。彼はヒートと長期契約を交渉することも可能だったが、ヒート側が慎重な姿勢を示した。これはバトラーの健康面の不安が理由とされている。ヒート加入後、バトラーがレギュラーシーズンで58試合以上に出場したことは一度もない。
現在のところ、キャップスペースが大きく空いているチームはブルックリン・ネッツのみであり、バトラーが求める長期契約を確保するためには、彼を保持するチームがバード権を持つ必要がある。そのため、バトラーは優勝を目指すコンテンダー、例えばヒューストン・ロケッツ、ダラス・マーベリックス、ゴールデンステート・ウォリアーズ、フェニックス・サンズへの移籍を望んでいるとのことだ。
また、ヒートが今後若いコアであるタイラー・ヒーローやバム・アデバヨを中心に再建を進める可能性も示唆されている。一部の報道では、ヒートがバトラーの価値を最大限に活かしつつ、次の時代への布石を打つためにトレードを模索しているとされている。
この発言を受け、多くのファンはジミー・バトラーが実際にヒートに留まるのか、あるいはトレードされるのかについて意見を交わしている。特に過去のケースでは、トレードを否定した直後に実際にトレードが成立した例があるため、疑念は尽きない。例えば、ブルックリン・ネッツがジェームズ・ハーデンのトレードを否定した直後に、フィラデルフィア・セブンティシクサーズへ放出した事例が記憶に新しい。
ファンの間では、ライリーの発言がジミーの価値を高めるための駆け引きなのではないか、という見方が広がっている。実際、ヒートが満足できるトレードオファーがない現状で、「トレードしない」と強調することで、他チームにさらなるオファーを促す意図があるのかもしれない。あるファンは、「これはヒートのポリシーだ。ただ、シャムズ(NBAの記者)がアクセス数稼ぎのために騒ぎを起こした結果、否定せざるを得なかっただけ」と指摘している。
一方で、現在のNBAの労使協定(CBA)の影響も議論の焦点だ。ジミー・バトラーのような高額契約を抱える選手をトレードするのは非常に難しい状況にある。これについては、「新しいCBAがトレードをより困難にしている。過去の契約がリーグ全体のハードキャップ(年俸制限)に影響を与えている」との意見も出ている。
また、ジミーがヒートを離れる可能性についてもファンの間で意見が割れている。「彼は35歳を超え、健康面の不安がある。これからもトップレベルでプレーできるかは博打だ」という声もあれば、「それでも彼はヒートの中心選手であり、簡単に手放すべきではない」といった意見もある。
さらに、トレード先候補としては、ロサンゼルス・レイカーズやロサンゼルス・クリッパーズの名前が挙がっている。「クリッパーズなら彼の年齢や健康リスクを受け入れてトレードを進めるかもしれない」との見解も出ている。
結論として、多くのファンがパット・ライリーの「トレードしない」発言を疑問視しつつも、今後の動向を注視している。この状況は、ジミー・バトラーのキャリアにおける重要な局面であることに間違いないだろう。果たして、ヒートとバトラーの未来はどのような形で幕を閉じるのか。ファンの注目は高まるばかりだ。
コメント
地元記者曰く
ジミーがPO破棄(52.4M)からFAしてもそれに釣り合う契約を準備出来るのはネッツだけ
なのでタダで出ていかれる可能性は低いとみてヒートは契約延長に焦ってないんだとさ
もう金よりリングな気もするけどどうなんだろうね