【NBA】カワイ・レナード、山火事被害で家族が避難！チームから一時離脱へ

現在、ロサンゼルス周辺では何万人もの住民が山火事による避難を強いられており、レナード自身も2021年に被害が大きい地域であるパシフィック・パリセーズに家を購入していたという背景がある。レナードは水曜日のデンバー・ナゲッツ戦を欠場し、復帰時期は未定とされている。

Sources: Los Angeles Clippers star Kawhi Leonard is stepping away from the team to be with family who were forced to evacuate due to the Los Angeles-area wildfires. #haynesbriefs pic.twitter.com/rthR3Vv4kl

— Chris Haynes (@ChrisBHaynes) January 8, 2025

ロサンゼルス・レイカーズのヘッドコーチであるJJ・レディックも、この災害についてコメント。「パリセーズの皆さんに思いを寄せています。私の妻やその家族、双子の妹も避難している状況です」と述べた。また、ゴールデンステート・ウォリアーズのスティーブ・カーHCも「今起こっていることは恐ろしい」と語り、被害の大きさを憂慮した。

現在、NBAは山火事を理由に試合の延期を行っていないが、近い将来その可能性があると見られている。一方で、NHLはロサンゼルス・キングス対カルガリー・フレームス戦を延期し、NFLもロサンゼルス・ラムズとミネソタ・バイキングスの試合について状況を注視している。

クリッパーズは今週、デンバー・ナゲッツやシャーロット・ホーネッツとのホームゲームを控えており、ロサンゼルス・レイカーズもホーネッツ戦やサンアントニオ・スパーズ戦が予定されている。

Drone shot over the Palisades from @KitKarzen pic.twitter.com/S0DO6pdgHe

— Los Angeles Scanner (@LosAngeles_Scan) January 9, 2025

「家族のためにチームを離れるのは正しい選択だ。プレーヤーとしての責任以上に家族の安全を優先するべきだ」といった擁護の声が多い一方で、「レナードがいないクリッパーズは厳しい状況になる。デンバー・ナゲッツやシャーロット・ホーネッツとの試合に影響が出るだろう」と懸念を示す意見もある。

また、山火事の被害の広がりに関して、「こんな時にNBAは試合を延期しないのか？他のスポーツリーグがすでに対応しているのに」とリーグの対応を批判する声も多い。一方で、「選手たちのメンタルやコンディションを考慮して早急な判断をすべき」といった要望も出ている。

さらに、スティーブ・カーHCやJJ・レディックHCのコメントを支持する意見も目立つ。「彼らがこうした状況に声を上げるのは大事だ。災害時にはスポーツよりも人命を優先するべきだ」といった意見や、「コーチたちの発言がリーグ全体に良い影響を与えるだろう」といったポジティブな反応が寄せられた。

一方で、「パシフィック・パリセーズやロサンゼルス周辺での火災被害が毎年ひどくなっている。これは気候変動の影響では？」といった災害そのものへの関心を訴える声も少なくない。