ニュース要約
■記事によると
・マーク・キューバンがダラス・マーベリックス売却に関する詳細をFacebookのコメント欄で明かしたとWFAAが報じている
・ルカ・ドンチッチがロサンゼルス・レイカーズへトレードされたことでファンの不満が爆発し、キューバンもその対象となっている
・元マーベリックスのイベントマネージャーであるギャビン・マロイがFacebookで「キューバンはダラスから追い出されるべき」と投稿し、これにキューバン本人がコメントで応じた
・キューバンは「バスケットボール部門を運営するつもりだった。NBAが契約にその項目を入れることを許さず、削除された」と説明した
・さらに「アデルソン家(現在のオーナー)は運営の知識がなかったから、約束を守ると思っていた。だが誰かが考えを変えた」とも発言した
・この売却によりキューバンは少数株主としてチームに残るが、実際にはバスケットボール部門から完全に排除された状態になっている
・売却直後には「積極的に関与し続ける」と声明を出していたが、Facebook上のコメントでその予定が実現しなかったことを示唆した
・キューバンは23年間オーナーを務めたが、利益が出たのは2年だけで、総額で数億ドルの損失を出したと述べた
・チーム売却時の価格は35億ドルだったが、NBAがキューバンの役割継続を契約に含めることを認めなかったという情報は今回が初出である
・このやりとりはFacebook上での偶然の投稿から始まり、本人が直接参加したことで注目を集めた
・マロイは「キューバン、ニコ、アデルソン=デュモンの全員が今回のドンチッチの件に関して責任がある」と語った
マーク・キューバンがダラス・マーベリックスの新オーナーとNBAに対して批判を展開し、自身がバスケットボール運営から外されたことに不満を漏らした件は、多くのファンから疑念と嘲笑をもって受け止められている。
「カジノで財を成したネポベイビー(親の七光り)が誠実で、チーム運営の何たるかを理解しているとでも思ったのか?」という声からも分かるように、アデルソン家が運営に不慣れであることは売却前から予想されていた。さらに、「ルカ・ドンチッチをロサンゼルス・レイカーズに放出したことでチームを事実上解体した」との見方も広まり、NBA全体の信頼性を疑問視する声もある。
一部では「キューバンは現実逃避しているだけ」「3.5ビリオン(約5000億円)受け取ったんだから、もう口出しできないのは当然」といった厳しい意見もあり、「そんなに悔しいなら売らなければよかった」という冷ややかな反応も散見された。また、「書面で契約に明記できなかったなら、最初から守られるはずがない」「口約束を信じて経営権を手放したのなら、それはビジネスマンとして失格」という指摘も多く、キューバンの主張には説得力がないと考える人が多い。
一方で、「キューバンがバスケットボールのオペレーションから外れた背景には、政治的な思惑や別の戦略があったのでは?」と陰謀論的な見解も広がっている。「シャークタンクを降板したタイミングも不自然だし、政治活動への準備かもしれない」といった声もあり、単なる感情論ではない可能性も示唆されている。
新オーナーに対する不信感も強く、「彼らはラスベガス移転を視野に入れているのでは?」「ファンの信頼を失わせてチームを売却しやすくする作戦か?」といった見方もある。マーベリックスが今後ラスベガスや他都市への移転を目指しているとの推測も飛び交い、「ニューオーリンズやミネソタのような小さな市場を動かす方が筋が通るのに、なぜダラスを犠牲に?」という意見も出ている。
また、「NBAは視聴率のためなら何でもやる。ルカがレイカーズに行ってから明らかに注目度が上がった」とする意見に対しては、「それはフットボールシーズンが終わったからでは?」という冷静な分析もあった。視聴率上昇の原因については「ポストスーパーボウル効果」や「シーディング争いの激化」が指摘されており、ルカの移籍だけが要因ではないとの見方も根強い。
最後に多くのファンが一致しているのは、「キューバンは被害者ではない」という点だ。「彼がニコ・ハリソンをGMに任命した」「彼が最終的にアデルソン家に売却した」これらはすべて彼自身の判断であり、その結果として現状がある。つまり、どれだけ悔やんでも自業自得という意見が多数を占めている。
この件は、NBAのガバナンスやチーム運営の在り方に対する問題提起にもつながっており、ファンの不信感が高まっていることは確かだ。キューバンの姿勢はその象徴とも言えるだろう。
コメント
まぁ趣味で運営するにも限界がきてたんだろう
ドンチッチが優勝するまで待っても良かったと思うけど
不確定な未来より現実的な金は大事よね。