ニュース要約
■記事によると
・ダリアス・ガーランド(クリーブランド・キャバリアーズ)とジェイレン・サッグス(オーランド・マジック)を中心としたトレードの枠組みが存在するとCleveland.comのChris Fedorが報じた
・ただしこれは初期段階の構想に過ぎず、フィーダーは「まだ一般的な枠組みであり、他の選手やチームが加わる可能性もある」と説明した
・キャバリアーズ側は現在のサラリー構造の影響で、単純なトレード成立が困難とされている
・そのためフィーダーは「サラリーを合わせるのが非常に難しい。第三チームの介在も必要になるかもしれない」と補足した
・フィーダーは「ドノバン・ミッチェルとエバン・モーブリーはトレード対象外とみなされている」と明かした
・一方でガーランドやジャレット・アレンの放出にはこれまで以上に前向きな姿勢を見せていると述べた
ダリアス・ガーランドとジャレン・サッグスを中心としたトレード案に、ファンの間では疑念と賛否が飛び交っている。特にキャバリアーズ側にとっては、攻守両面にわたる影響が大きいとして慎重な意見が多く見られる。
サッグスの評価については、「プレイメイカー(攻撃の組み立て役)としての能力は限定的」「コンボガード(ポイントガードとシューティングガード両方をこなすタイプ)ではあるが、チームの司令塔を任せるには不安がある」とする声が多数を占めた。加えて、「スリーポイント成功率は31%と低く、オフェンス面での信頼性に欠ける」といった意見も目立つ。
特に懸念されているのは、ガーランド不在時にミッチェルが攻撃を主導しなければならなくなる点で、「ミッチェルはあくまでスコアラーであって、組み立て役としては限界がある」「今年のプレーオフでも、ガーランドが欠けた試合ではボール運び自体が困難だった」といった指摘が繰り返されている。また、「ヒーローボール(個人技に依存した攻撃)に陥ってしまい、チームとしてのオフェンスが機能しなくなる」という問題も浮上している。
一方、サッグスの守備に関しては高評価が多く、「1〜3番(ガードからスモールフォワードまで)を守れる優れたディフェンダー」「ジュルー・ホリデーのような守備力がある」との声もあり、守備重視の補強として一定の支持を集めている。しかし、「守備型のガードは多くのチームで重宝されるが、オフェンス面まで両立できる選手は極めて少ない」との冷静な意見も見られた。
マジック側からの視点では、「ガーランドはパオロやフランツの負担を軽減できる理想のガード」「ボールハンドラー不足(ボールを運び、展開できる選手の不足)を一気に解消できる」として圧倒的に好意的な声が目立つ。「ガーランドはオールスター経験もあり、サッグスよりも攻撃力で遥かに上」「このトレードはオーランドにとって完璧」といった意見が多数挙がっている。
一方で、キャブズがこの案を検討する背景として、「サラリー調整(年俸の総額を抑える目的)」「セカンド・エプロン(NBAの高額課税ライン)回避のための再編」といった財政的な要素が影響しているとの見方もある。実際、ガーランドにはトレードキッカー(トレード時に追加で支払われる契約上のボーナス)も存在し、見返りとして高額年俸の選手を獲得するのが難しいという事情もある。
「再編を視野に入れているなら、サッグスのような安価で若い選手を獲得するのも理解できる」「ただし、ガーランドレベルの選手を放出するなら、サッグス以外にもスタメン級のウィングや指名権が必要だ」といった現実的な声も存在した。
全体としては、「サッグスの守備力は魅力だが、ガーランドが担っていた攻撃の起点としての役割を埋めるには不十分」「ミッチェルをスコアラーに専念させるためには、もう1人のボールハンドラーが不可欠」という意見が主流となっており、キャブズ側にとってこのトレードが即ち好材料とは言い難い状況が見えている。
コメント
まぁ、サラリーダンプのためのトレードは相手から足元見られるから戦力的には不利なトレードになるよ
クリーブランドとボストンがどういう風に切り取られるか注目
たしかに
逆にいえば半ば解体で近未来の強化を狙えないか?
ネッツにKGらを売って得た1st指名権で今のセルツになったみたいな
ガーランド放出はプレーオフで勝つための変化を求めるってことだろ