ニュース要約
■記事によると
・ボヤン・ボグダノビッチ(元ニューヨーク・ニックスなど)が現役引退を発表したと明かした
・自身のインスタグラムにて「人生では自分でタイミングを選べないこともある」とコメントし、感謝の言葉を綴った
・足の負傷により14ヶ月間リハビリを続け、2度の手術も受けた末に現役引退を決断
・NBAでは通算719試合に出場し、平均15.6得点、3.6リバウンド、1.7アシストを記録
・シュート精度に定評があり、キャリアFG成功率は46.0%、3P成功率は39.4%を誇った
・ブルックリン・ネッツ、ワシントン・ウィザーズ、インディアナ・ペイサーズ、ユタ・ジャズ、デトロイト・ピストンズ、ニューヨーク・ニックスの6チームでプレー
・2022–23シーズンにはピストンズで自己最高となる平均21.6得点を記録
・「NBAは新たな挑戦と経験を与えてくれた」「どのチームでも誇りを持って戦った」と振り返った
・キャリア序盤はモスタルで育ち、レアル・マドリード、ムルシア、チボナ、フェネルバフチェなど欧州の名門でも活躍
・フェネルバフチェではトルコリーグ優勝、ユーロリーグ・ファイナルフォー進出も経験
・クロアチア代表として長年にわたり国際大会で主力を担い、「代表でプレーするのは誇りであり、感情であり、アイデンティティだった」とコメント
・「バスケットボールは単なるスポーツではなく、自分の一部だった」と現役生活を総括した
・「この20年あまりの旅は、幼い頃のサッカーや水球から始まり、決して普通ではなかった」と振り返った
ボーヤン・ボグダノビッチの現役引退に対するファンの反応は、惜別と感謝、そして思い出話であふれている。
「バックス戦でのブザービーター、そしてそのシーズン中にロケッツ戦でもクラッチなショットを決めたあの瞬間は一生忘れない」と語るファンもいれば、「あの頃のユタ・ジャズのチームは本当に楽しかった。ルディ、スパイダ、ジョー、ボグダノビッチ、そしてコンリー。毎試合が見どころだった」というように、彼が所属していた時代のチーム全体への愛着を語る声も多い。
ボグダノビッチの得点力についても称賛が相次いだ。「アスリート能力は下位10%だったかもしれないが、自分の得意なポジションへの動きとシュート精度はまさにお手本のようだった」「ホットな時の彼は止められなかった。ゾーンに入ったボジーはまさに火を吹くレベル」といった声があり、その純粋なスコアラーぶりを懐かしむファンは少なくない。
また、インディアナ・ペイサーズ時代のプレーも強く印象に残っているという意見が目立つ。「レブロン相手にディフェンス面でも奮闘していた。よく“コーン(交通コーン)”と揶揄されるけど、あの時はしっかり機能してた」「キャブス戦での第3戦の勝利は、ペイサーズファンの間では伝説の一つ。あの試合でのパフォーマンスは球団史に残るレベルだった」と、攻守両面での貢献が語られている。
さらに、ボグダノビッチのチーム遍歴に触れた声も。「ピストンズでは数年間唯一の希望だった選手。正直、あの契約は彼にふさわしかったと思う」「ニックスにいたのは短かったが、フィリー戦でのビッグショットは今でも覚えてる」「ネッツにいた頃から見てたけど、どこに行っても仕事人だった」というように、各地で記憶に残るプレーを見せていたことがうかがえる。
また、彼のキャリア全体を振り返る声も印象的だ。「NBAに来る前から評価されてたし、アドリアティックリーグ決勝のクラッチスリーも印象深い。ただ、その直後にもっと信じられないショットが決まったから記憶が薄れがちだが…」「デトロイトでの48得点試合は忘れられない。キャリア通して堅実で、安定して点を取れる選手だった」と、国際舞台での活躍や爆発力あるゲームも忘れられていない。
ユーモアを交えた声も多く、「彼はジャズ史上3番目に良いフリーエージェント契約だった」「もし現役復帰したくなったら、ボグダン・ボグダノビッチとしてプレーすればいい」といった軽妙な投稿も目立った。
多くのファンが「もっと良いチームで優勝を狙える場にいてほしかった」と語るように、キャリア通して堅実に活躍しながらも、タイトルには縁がなかったことを惜しむ声も多い。それでも、「どのチームでも愛され、印象に残る活躍をした数少ない選手」「彼の名前を聞くだけで、それぞれ違うユニフォーム姿を思い出す」というように、多彩なキャリアと普遍的な人気の両方を証明する声が多数寄せられていた。


コメント
お疲れ様でした
20年もいたの?!
NBAにいたのは10年くらい
バスケ選手としてのキャリアが20年ってことね