ニュース要約
■記事によると
・マリック・ビーズリー(元デトロイト・ピストンズなど)が「連邦の賭博調査の対象から外れた」と弁護士のSteve HaneyとMike SchachterがESPNに伝えた
・弁護士によると検察との「広範な協議」を経て「ビーズリーは調査対象ではない」との判断を受け取った
・HaneyはDetroit Newsに「告発も起訴も有罪もないのに選手生命が奪われるのは推定無罪に反する」と語った
・ただしThe PostによるとNBAがリーグ規則違反で処分を科す可能性があり、将来的に刑事訴追の有無も不明とされた
・Haneyは「雲のように不安が残り続け、なぜ二度とプレーできないのか」と苦しい心境を明かした
・今年6月、米司法当局がNBA試合や選手個人記録への賭博疑惑でビーズリーを調査中と報じられていた
・ESPNによると2024年1月にミルウォーキー・バックス所属時、米国の有力ブックメーカーが彼の個人成績に異常な賭けを検知した
・ビーズリーは昨季ピストンズに在籍し、3年4200万ドルの契約交渉中と伝えられていた
・今月初め、ビーズリーはSnapchatに投稿し「誤った噂が広がった。人は僕を裁いた。ミスはあったが人間だ」と述べた
・続けて「肩に重みを感じている。目の前の相手を粉砕する準備がある。NBAに居場所があることを証明する」と意気込んだ
・一方で元マーケティング会社から65万ドルの返済を求められ、歯科医や大家、著名な理髪師への債務も報じられている
・今回の報道により、ビーズリーのフリーエージェント市場が再び動き出す可能性が出てきた
マリック・ビーズリーがニューヨーク東地区連邦検察によるギャンブル調査の対象から外れたというニュースに対する反応は大きく分かれた。
まず、キャリアへの影響を惜しむ声が多い。「もし本当に何もしていなかったなら、彼は完全に犠牲者だ。契約で失った金額は数千万ドル規模だ」と同情する意見や、「契約イヤーに稼ぐはずだったお金を失ったのは理不尽だ」という声が目立つ。実際、昨季の彼はベンチから319本もの3ポイントを沈め、シックスマン賞に値したという評価もあり、「リーグ屈指のシューターなのに不当に報われなかった」という不満が出ている。
一方で、彼自身の金銭管理や過去のトラブルを指摘する声も多い。「家賃も払えずに強制退去されたことがニュースになったが、それは調査とは関係なく単に金遣いが荒いからだ」「キャリアの途中で破産状態になる選手なんてほとんど聞いたことがない」といった批判や、「彼の財政状況と愚かさが、あたかも八百長をするタイプだと見られる原因になった」という厳しい意見も出ている。
契約の見通しについては、「ピストンズがノンバード権を持っているから1年720万ドルの契約が現実的だ」という声や、「2年契約+プレイヤーオプションがベスト」「むしろ長期契約で年7.5百万ドル程度を保証した方が双方にとって良い」という意見もある。また「ホーネッツ、ブルズ、ウォリアーズ、ペイサーズ、ウィザーズなどまだMLE(ミッドレベル例外条項)を持っているチームがある」と指摘する声もあり、選択肢はピストンズだけに限られないという見方もある。
一方で、「疑惑が晴れても評判は完全には回復しない」「無実だとしても、プロセスそのものが彼にとって罰になった」という現実的な意見も根強い。さらに「彼が本当に何もしていないなら、これはFBIにキャリアを台無しにされたケースだ」と怒る声や、「弁護士に『推定無罪が守られなかった』とまで言わせたのは深刻だ」という見方もある。
また、一部では「この件は単なる見出しで、実際のギャンブルリングの中心はジョンテイ・ポーターやその周辺にいた人物だった。ビーズリーはガーベッジタイムでのスタッツ稼ぎが誤解を呼んだだけ」という意見もあり、報道と現実の乖離を指摘する人もいた。「むしろ彼は“オーバー”を叩き出して疑惑を吹き飛ばした」と皮肉交じりに語る声もある。
総じて、彼の無実を喜ぶ声と、金銭感覚のなさや過去の行動への批判が交錯している。今後の契約交渉はピストンズを軸に進む可能性が高いが、「この件をきっかけに人生を立て直せるか」「再びリーグで評価を上げられるか」が焦点となっている。


コメント
50〜70億失ったのかー
本人が前科持ち&疑わしき行動をしてしまったとはいえ気の毒だね
てか何で司法省やNBAに責任があるって話になるんだ?頭わいてるんか?
米司法当局がNBA試合や選手個人記録への賭博疑惑でビーズリーを調査中だったのは事実であり、なにがしかの疑わしい行為が行われていたのも可能性が非常に高い。
弁護側が頑張って、今回はそこまで深刻じゃないとして、連邦犯罪の調査対象からは見逃すって事で落としどころを見つけただけ。結果論なんよ。
NBAがリーグ規則違反で処分を科す可能性がある、と書いてるのもそれを裏付けてる。
2
なんでそんなブチ切れ必死長文なの
金ならMLEだとしても格安ラストピースになるケースなら久々に影響大き目
DENとHOUとNYKには丁度起爆剤になりそうな6thのフロアスペーサーだし勝率貢献こそ更なる評価獲得には必要になる
DET含め若さMAXのチームでは貢献度も契約額も若手優先で構築されうるし優勝請負人路線に挑戦してもいい潮目だと思う
ビーズリーってどこ行っても最初はスタメン→波が激しすぎてだんだんベンチシックスマン
ってパターンだから優勝請負人ポジションにはなれなさそう
外れてもガンガン撃つし
5
低オフェンスIQでもKCPバンブリの可能性はあるから…
スペース作るって囮になることでもある以上平均4割近いなら見守る他ないし
まあそういう概念は後からつくイメージと結果論だから最初から目指すのは違うけど、今回の件のせいで正攻法が望み薄なら強豪押し上げに賭けも現実的に考えられるよ
一つ書きそびれた
強豪と解体タンク常連の差は調子の波等の難がある選手の活用が必要か決断する時に信じたかの差はデカそう
最近のINDやCLEとかカー就任後のGSWの訳あり選手が躍進に繋げたし、他にもコイツよく使うと決めたなってメンバーが上位への最後の一押し的に効いた例が多くあると思う