ニュース要約
アルペレン・シェングン(トルコ代表/ヒューストン・ロケッツ)は、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボへの対応について質問され、こう答えた。
「とにかく彼にプレッシャーをかけました」と彼は話した。
「ヤニスは世界でも最高レベルの選手の一人なので、僕たちはエルジャン・オスマニ(トルコ代表)を助けようとしましたし、うまくやれたと思います」とシェングンは続けた。「彼は素晴らしい選手ですが、“ものすごく優れたパサー(パスの技術が特に高い選手)”というわけではないので、僕たちはヘルプに入ってペイントエリア(ゴール周辺)を閉じるように意識しました」
アルペレン・シェングンがヤニス・アデトクンボについて「驚異的な選手だけど、偉大なパサーではない」と語った件に対するファンの反応はさまざまだ。
ある声は、ヤニスがこの発言をきっかけに来季ロケッツ相手にトリプルダブルを量産するだろうと冗談めかしており、「頭に向かって悪いパスを投げつけてくるかも」「リバウンドを取ってシェングンの上からダンクするだろう」といったコメントも見られた。一方で、「またギリシャとトルコの間に火種が…」と国籍を絡めて茶化す声もあり、軽いネタとして受け止める層も少なくない。
しかし多くの反応は、シェングンの発言の意図を巡って議論している。「彼は単にこの試合での守備戦略を説明しただけで、自分と比べているわけではない」「英語が母語じゃないから『great(偉大な)』という表現が誤解を招いただけ」と擁護する声がある一方、「“greatではない”は“悪い”と受け取られがちで、軽視しているように聞こえる」「世界有数の選手に対して不用意な表現」と慎重な意見もあった。
また、ヤニスのパス能力そのものをどう評価するかについても議論が起きた。「ヤニスはエリート級のプレイメーカーではあるが、ヨキッチやルカのようなパサーではない」「アシスト数は優秀だが、ドライブでディフェンスを引きつけてキックアウトするパターンが大半で、視野で崩すタイプではない」と指摘する声が多く、「ヤニスはパスというよりプレイメイクで崩すタイプ」「シェングンがヨキッチを基準にしているから、他のビッグマンはどうしても見劣りする」との見方も示された。
一方で、「ヤニスは平均6アシスト近く記録していて、フォワードとしてはかなり優秀」「ポジションを考えれば偉大なパサーと言っていい」と反論する声も少なくなかった。アシスト数とパス能力の相関についても、「高アシスト=偉大なパサーとは限らない」「単純なアシスト数では評価できない」との意見が出るなど、指標の捉え方でも意見が割れた。
中には「国際ルールではペイントが詰まりやすく、ヤニスはNBAに最適化されているから能力を出し切れていない」と分析する声もあり、FIBAでの苦戦を踏まえた議論も展開された。「ギリシャ代表は周囲の質も低く、ヤニス単体で全てを解決するのは無理」「NBAではスペーシングが広いから彼のドライブがより生きる」という指摘だ。
総じて、シェングンの発言を「的確な評価」と受け取る人もいれば「失礼」と感じる人もおり、ヤニスのパス能力を巡る議論は単なる挑発以上の広がりを見せている。ヤニスが来季、これをきっかけにプレイメイク面で進化を見せるかどうかにも注目が集まっている。
ネットの反応
ヤニスに壁を築かれて、シューターもボールを扱える選手もいないからパスできる相手がいなかった
オープンのシューターに回すのはできるし、サイズを考えればいいパサーだけど、レブロンやヨキッチみたいな域ではないと思う
今季50点取られても知らんぞ
全部2点で
ほとんどの選手はディフェンスに囲まれた中で瞬時に正しい判断してパスを出せない
ヤニスはサイズと身体能力とタッチのおかげでリング周りでは異常なフィニッシャーだけど、ペイントを閉じられて正しいパスを求められると止めやすくなる
彼がパスで輝けるようなロスターじゃなかった

コメント
そういう柔軟さはテイタムの方が上だよな
これは冷静な正論
パスまでの展開を十分想定して読めるタイプの選手なら、フィジカルを全面に押し出すようなリスキーなスタイルのまま成長過程をとらない可能性が高い
雑な記事に疑問を持たずに騒ぐ
Rebukichiはいつもそう
パスいらないほど身体能力でできるからな
そりゃ対策は中を固めるに尽きる
ユーロリーグって基本即興チームだろ
その割にチームでヤニスの存在感上手に減らしてたよな
東のチームでもなかなか見ない光景だった
逆にレブロンやヨキッチクラスのパサーである選手って歴史上何人いるんだよ
ヨキッチのパスセンスとレブロンを並べるのはキツイって
こんな記事でレブロン下げに必死なの可哀想になるなw