ニュース要約
■記事によると
・デイモン・ジョーンズ(元NBA選手、元クリーブランドのアシスタントコーチ)が違法賭博事件で逮捕されたとABC Newsが報道
・起訴状によれば、ジョーンズは非公開情報を売却または不正利用して賭けに用いるよう共謀し、対象にはロサンゼルス・レイカーズの選手起用情報(誰が出場しないか、途中離脱の可能性など)が含まれるとされる
・FBIの捜査で言及された2023年2月9日のミルウォーキー・バックス対ロサンゼルス・レイカーズ戦は、レブロン・ジェームズが足首の痛みで欠場した試合で、ジョーンズは負傷情報が公表される前に「主力が出ない」と共犯者に伝え、バックスに賭けるよう示唆したとされる
・ジョーンズは2023−24シーズンのレイカーズに関する「Player 4(その季の主力)」の情報も提供したと米司法省は主張
・ジョーンズはヒューストン大学出身で、1999年にNBA入り後、マイアミ・ヒート(2004−05に先発66試合、平均11.6点、3P成功率43.2%)、クリーブランド・キャバリアーズ(2007年ファイナル進出時のメンバー)など10球団でプレー、2016年にはキャブズのACとして優勝に関与した経歴
FBI Director Patel: "Individuals such as Chauncey Billups, Damon Jones and Terry Rozier were taking into custody today, former,current NBA players and coaches…this is an illegal gambling operation and sports rigging operation that spanned the course of years." pic.twitter.com/L5vLj1XtvM
— CSPAN (@cspan) October 23, 2025
NBAの賭博問題に新たな疑惑が出て、ファンの反応が一気に加速している。ダモン・ジョーンズがレブロン・ジェームズの欠場情報を金銭と引き換えに提供したとされる報道に「次は誰だ」という不安と警戒が広がる。開幕直後のタイミングということもあり、「当局は最初からこの時期を狙って動いたのでは」と勘ぐる声まで飛ぶ。
一方で受け止め方は二極化していて、「リーグ全体に波及する最悪の展開だ」と危機感をあらわにする人もいれば、「ここ数日の連続摘発はむしろ取り締まりが機能している証拠」と冷静にみる向きもある。逮捕者や関係者が増えていく流れに「これは序章にすぎない」という見方が強まり、出場チームの遠征や日程にまで捜査が及ぶのではと身構える空気が出ている。
ブラックユーモアも多い。シェイ・ギルジャス・アレクサンダーの名前を持ち出して「カジノで見かけた」「次は30得点に賭けろと言われた」と茶化す書き込みや、「タイムアウト中にスマホでブックを開いていた」などの冷やかしが並ぶ。ニコ・ハリソンやロブ・ペリンカをネタにした逸話も出て、緊張感と同時に虚実ないまぜの与太話が雪だるま式に膨らむ。
ファンの矛先はリーグのビジネスにも向く。「賭け広告が休憩のたびに流れる状況が土壌になっている」「こうなるのは必然だった」と、スポーツベッティングとの距離感を厳しく問う声が目立つ。特に個人の記録や出場可否などに賭けるプロップベット(個人成績など細かい対象に賭ける形式)を問題視する意見が多く、「勝敗・スプレッド・合計得点の範囲に絞れ」「アンダー系の一部は制限すべきだ」と具体策まで踏み込む提案も出ている。
政治や司法への視線も熱い。「司法当局の示威だ」「関係者の政治的思惑が絡む」とする疑いから、「違法ポーカーやインサイダー情報の売買は昔からある。今さら陰謀論に逃げるな」と切って捨てる反論まで、論点は拡散する。FBIトップや関係当局の名前が語られるたび、「大物が絡むのは当然だ」「だからこそ一線を越えた行為は通用しない」という現実論と、政府不信をにじませる見方がぶつかる。
「レフリーは大丈夫なのか」という懸念も再燃する。過去のティム・ドナヒーの前科を引き合いに出し、「最も試合に影響を与えられる立場こそ透明性が要る」と主張する向きは根強い。コーチやAC、トレーナー、用具担当など“選手以外”の情報アクセスを持つ層に焦点を当て、「賭けの対象が細かいほど内部情報の価値が上がる」という構造的リスクを指摘する声も増えている。
一方で「懲役や永久追放という重い代償を前に同じことを繰り返す人は多くないはず」と抑止効果に期待する意見や、「これはスポーツ全体の課題で、NBAだけの問題ではない」と視野を広げる声もある。中には「いずれ配信ドキュメンタリーになる」と皮肉る反応もあり、混乱と諦観、改革への期待が同居する。今後、トップ級の選手にまで疑惑が及ぶのか、リーグがプロップベットや情報ガバナンスをどう見直すのか。ファンは怒りと不安を抱えつつ、対応の中身とスピードを厳しく見ている。

コメント
審判もいるだろうな
おかしい判定なんていくつもあるから
レイカーズの非公開情報がレブロン絡みでレブロンとはCLEで幾度も関わりがあると
ジョーンズに情報流してたのがレブロン本人でキックバックを貰ってた可能性も全然有り得るな
レブロンに旨みがあるレベルのキックバックっていくら渡せばいいんだよ・・・
3
町ひとつ
これを氷山の一角ととるかリーグも処罰に慎重にならないと下手にスピード感重視で罰したら後から芋づる式に出てリーグのダメージがボロボロになりそう。どこまでが罰でどこまでが厳重注意にするかの線引きが難しいだろう