【NBA】SAC、完全にドアマット帰還か？ヨキッチに試合を掌握され直近7試合で6敗に

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— Denver Nuggets (@nuggets) December 12, 2025

デンバー・ナゲッツがサクラメント・キングスに136-105で勝利し、連勝を4に伸ばした。
ナゲッツは試合を通して主導権を握り、終盤は大量リードを保ったまま快勝した。

一方のキングスは敗戦が続き、直近7試合で6敗となった。シーズン成績も6勝19敗と苦しい状況が続いている。

■ 試合の展開

前半からナゲッツは攻守で安定した試合運びを見せ、ニコラ・ヨキッチを起点に高い決定力を発揮した。インサイドとアウトサイドのバランスが良く、効率よく得点を重ねてリードを広げた。

後半に入ってもナゲッツの流れは変わらず、速攻とセカンドチャンスから得点を積み重ねた。第3クォーター終了時点で大きな差をつけ、試合の行方を決定づけた。

第4クォーターは主力を温存する余裕を見せ、ヨキッチはこの時間帯に出場しなかった。キングスはベンチメンバーを中心に反撃を試みたが、点差を詰めるには至らなかった。

■ 個人成績

・DEN
ニコラ・ヨキッチ：36得点、12リバウンド、8アシスト
ペイトン・ワトソン：21得点
キャメロン・ジョンソン：16得点
ヨナス・バランチュナス：15得点、6リバウンド
ジャマール・マレー：11得点
ティム・ハーダウェイJr.：11得点

・SAC
マリク・モンク：18得点
ラッセル・ウェストブルック：17得点
マキシム・レイノー：15得点、9リバウンド
 

まずDENについては、ニコラ・ヨキッチの支配力に改めて驚く声が多い。ヨキッチは36得点12リバウンドを記録し、序盤から試合を完全にコントロールしたという見方が広がっている。「相手が誰であっても淡々と点を取る」「SAC相手だと特に余裕があるように見える」といった声があり、個人の数字だけでなく、試合全体を落ち着かせる存在感が評価されている。また、主力の出場時間が抑えられた点に触れ、「30分を超えた選手がいないのにこの点差は完成度が高すぎる」という意見も見られる。

DENの層の厚さについても反応は多い。バックアップセンターやベンチ組がしっかり得点し、全体のプラスマイナスが良好だったことを評価する声があり、「以前は控えのビッグマンが弱点だったのに、今はリーグ屈指になった」という意見も出ている。一方で、ゼケ・ナジだけが唯一マイナスだった点に注目し、「どうしてあのラインアップで1人だけマイナスになるのか不思議だ」という細かい指摘もあった。

SAC側については厳しい反応が目立つ。かつての勢いが完全に消えたと感じる人が多く、「ビームチームと呼ばれていた頃が嘘みたいだ」「この2年で一気に下位に沈んだ」という声が上がっている。日程についても、「OKC、DEN、MINと強豪ばかり当たるのはきつすぎる」という同情の意見があり、同じ相手と何度も対戦している印象を持つ人も多い。会場でチーム売却を求めるチャントがあったことに触れ、フロントへの不満を指摘する声も見られる。

今後のカードとして話題になっているのがDENとOKCの対戦だ。この試合については、「リーグで最も楽しみなマッチアップ」「OKCの支配に対する唯一の現実的な対抗馬がDENだ」という期待が集まっている。主力が戻ればさらにレベルが上がると見る人も多く、「シーズン後半まで待たされるのは長すぎる」という不満と、「その分価値のある試合になる」という期待が同時に語られている。

さらに、DENの好調なロード成績にも注目が集まる。11試合連続のアウェー勝利がフランチャイズ記録になったことを評価し、「静かに勝ち続けているのが一番怖い」「今はOKCが話題を集めているが、DENは余裕を持って構えているように見える」という声もある。西の上位争いはまだ続くが、この試合はDENの底力を改めて印象づける結果だったと受け止められている。