ニュース要約
■記事によると
・アーロン・ゴードン(デンバー・ナゲッツ)がプレーオフ日程の過密さに苦言を呈したとESPNが報じた
・ゴードンはグレード2のハムストリング損傷を抱えながら第7戦に出場し、24分間で8得点11リバウンドを記録
・「今日プレーしないという考えはなかった。MRIの結果だけが少し不安だった」と試合後に語った
・「試合と試合の間には移動日と休養日、2日間の間隔が必要だ」と日程改善を求めた
・「1日休みが増えるだけで試合のレベルが上がるし、 blowout(大差試合)も減るはず」とも述べた
・デイミアン・リラード(ミルウォーキー・バックス)やステフィン・カリー(ゴールデンステート・ウォリアーズ)、ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)らの負傷について「疲労が原因」との見解を示した
・「勝つのは一番強いチームではなく、もっとも健康なチーム」と語り、プレーオフの現実を指摘
・今回の発言は、リーグ全体における選手の負担軽減と試合の質向上に関する重要な問題提起となった
Aaron Gordon:
"I would really, really appreciate it if there were a couple of days in between games in the playoffs instead of every other day. The product of the game would be a lot better. You'll see a higher level of basketball. Probably less blowouts" pic.twitter.com/oLxKiEG95N
— Oh No He Didn't (@ohnohedidnt24) May 18, 2025
この意見には一定の共感も集まっており、「プレーの質も上がるし、怪我のリスクも減る。結果的にリーグとしても良いプロダクトを提供できるようになる」といった賛同の声が見られる。その一方で、現在のスケジュールがベンチ層の厚いチームに有利に働いているという指摘もある。例えばオクラホマシティ・サンダーやボストン・セルティックスのように、ローテーションの幅が広いチームは主力を酷使せずとも戦えるため、過密日程でも対応が可能だという。
対照的に、層の薄いチームは主力に頼らざるを得ず、その結果としてレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)やルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)のように、連戦の中で怪我を抱える選手が続出しているという指摘もある。
一方で、「シリーズの途中に3日間の休養を入れることもあるのに、別のシリーズでは1日しか空かないのは不公平」と、日程設定そのものに不満を示す声もある。また、「プレーオフの過密日程は選手を酷使する一方で、チーム編成や戦術にも影響を及ぼしている」と、深いローテーションを構築できなかったチームの構造的な問題を指摘する意見も多い。
ただし反対意見も根強く、「プレーオフの日程は昔よりもずっと良くなっている。以前は7戦で17日もかかっていたこともある」として、日程が伸びすぎることへの不満もある。さらに「勝ち抜けたチームが1週間以上試合がない状態で決勝を迎えると、逆にリズムを失う」として、休養が過ぎると逆効果になるという懸念もある。
「プレーオフは運と耐久力のマラソンだ」とする見方も依然として強く、「怪我を避けたいならシリーズを早く終わらせるべき」と割り切る声も少なくない。また、「疲労による怪我は避けられるが、アキレス腱断裂のような偶発的な怪我はどんな日程でも起こりうる」と、すべてを日程の問題に帰すのは短絡的という意見もあった。
一部では、プレーオフの形式自体を見直す提案もある。具体的には「第1ラウンドを5戦制に戻す」「移動を伴う試合では2日間の休養を設ける」「2-3-2の形式にして移動日数を減らす」といった案が挙げられている。
さらに、「本当に休養日を増やすなら、シーズン全体を伸ばすか、レギュラーシーズンの試合数を削減するしかない」という現実的な課題も指摘されており、選手の健康とリーグの収益とのバランスが改めて問われている。
選手の声に対して、「2023年の西カンファレンス決勝ではゴードンは何も言ってなかった。相手が高齢で怪我人だらけだったからか?」と皮肉を交える声もあり、主張の一貫性を疑問視する声もあった。
いずれにしても、プレーオフという過酷な環境で選手たちが最大限のパフォーマンスを発揮するために、日程の調整が必要かどうかという問題は、今後も議論が続くことになりそうだ。
コメント
1回戦とか3-0になったらシリーズ終わりで良くないかって思う
7戦やるのはCFからでいいな
飛行機移動ってめちゃ体疲れるからな。中1日とか実際は移動日だから休めてないだろう
3-0は1位1Rのみ終わりで良い。大抵差が大き過ぎる
DENは今回苦戦し過ぎた弊害とは言え1ヶ月に14試合はむごい
間36時間しかなかった午前試合もグダってた。試合間隔の規定は質の確保に急務に思うがな
いっそ全試合上位シードのホームでやればいい
82試合も戦って勝ってるんだからそれくらいアドバンテージがあってもいいだろ
プレーオフは連戦がないから肉体的にはRSより楽だって昔の選手は言ってたけどな
むしろ厳しいのは負けられない試合が続くメンタル面で、これは試合間隔とは関係ないと
5
1位は全試合ホーム
2位は6試合ホーム
3位は5試合ホーム
4位は4試合ホーム
とか面白そう!
7
1位vs8位で全試合1位のホームって、99.9%1位が勝つやろ。やる意味あるんか?
ロスターを厚くして負担を分散しようにも
今の制度だと主力選手に莫大なサラリー払わなきゃだからな
日程詰めないと儲からないからな
高額サラリー選手が多いほどロールプレイヤーに金使えないから少人数ローテとかなって負担増えてるしな。OKCはチェット達がルーキー契約だから成り立ってるけど
本スレにもあるけど2-3-2フォーマットに戻せばまだ少し楽だと思う
いくら専用ジェット機とはいえ、試合後の真夜中に移動飛行機の中でほぼ一晩睡眠、早朝にホテル到着なんて移動が続いたらそら怪我するって
選手以外にもスタッフやメディア関係者の滞在日も増えるし観客も仮に2試合チケットとれたら負担が増えるし現実的では無いかな
2-3-2は下位シードのホーム試合数が先に多くなって有利だからファイナルでは2013を最後に撤廃されてる
アーロンゴートンは能力の高さのわりにNBAキャリアがやや不遇だからな
・OLRいい感じチーム出来つつある中、2010年代ワースト5に入るイバカのトレードで作り直し
・ダンクコンテストでいずれも敗北、1度目は歴代最高決戦、2度目は明らかに不正っぽい判定
・全盛期レブロン,ヤニス,レナードを単品で止めてるけどオールディフェンシブ入れない
・DENでようやくロールマンとして優勝
・愛犬に噛まれる
・DENのロスター維持やサラリーキャップに配慮して、長期契約の内容大幅に譲歩する
酷使せざるを得ないチーム作りをしたDENさんにも問題が
これってフェアかどうかという話じゃなくて、試合を組まれたら組まれただけ出るけど詰めれば詰めるほど試合のレベルが下がるよ、っていう話だろ
欧州サッカーでもさんざん言われてる話
実際ここ数年毎年ケガ人が続出しまくってるわけだしなぁ
スポンサー様や他スポーツリーグとの兼ね合いで日程調整が難しいのは分かるが