ニュース要約
メンフィス・グリズリーズがデズモンド・ベインをオーランド・マジックへトレードすると、ESPNが伝えた。
BREAKING: The Memphis Grizzlies are trading Desmond Bane to the Orlando Magic for Kentavious Caldwell-Pope, Cole Anthony, four unprotected first-round picks and one first-round pick swap, sources tell ESPN. pic.twitter.com/UcQnmHbgZb
— Shams Charania (@ShamsCharania) June 15, 2025
グリズリーズはこの取引で、ケンタビオス・コールドウェル・ポープとコール・アンソニーを獲得し、さらに1巡目指名権4本と1巡目指名権の交換権(スワップ)を手にする。
■マジック側の獲得内容は以下の通り:
・デズモンド・ベイン
■グリズリーズ側の獲得内容は以下の通り:
・ケンタビオス・コールドウェル・ポープ
・コール・アンソニー
・2025年NBAドラフトの1巡目指名権(16位)
・2026年の1巡目指名権(フェニックス・サンズ経由)
・2028年の1巡目指名権
・2029年の1巡目指名権スワップ(指名権交換)
・2030年の1巡目指名権
デズモンド・ベインのトレードに対する反応は「高すぎる代償だ」という声と、「必要な賭けだった」という意見で大きく割れている。
オーランド・マジックがベインを獲得するために差し出したのは、ケンタビオス・コールドウェル=ポープとコール・アンソニー、さらに4つの無保護1巡目指名権、そして1つの指名権スワップ。これに対して、「デズモンド・ベインでここまで出すのか?」という驚きが広がっている。
「いまや誰でも4つの1巡目で取引される。ゴベアもデュラント(フェニックス・サンズ)も、ブリッジズもそうだった。ルカ(ドンチッチ)以外はな」と、最近のトレード市場のインフレを指摘する声もある。一方で、「ルカでさえこれほどの見返りはなかった。何かおかしい」という批判も出ており、過去のトレードとの比較が活発に行われている。
「KCPは高額契約を抱えた劣化選手、コール・アンソニーはプレーオフで何もできなかった。指名権を多くつけたのは、その分の処分代込みだろう」と、出した側の評価を下げる声もある。一方で、「マジックには既にシュグス、フランツ、バンケロというコアがいる。もうドラフトで若手を増やす段階じゃない。勝負をかけるなら今だ」と、チームの成熟に合わせた積極的な判断だと評価する意見もある。
なかでも議論を呼んだのが2026年のフェニックスの指名権スワップだ。このピックは過去に複数回移動しており、その仕組みは複雑になっている。「あのピックが唯一価値のある部分かもしれない」との声もある一方で、「結局マジックは“スワップのスワップ”を渡したにすぎない」と冷静に分析する意見も出ていた。
メンフィス・グリズリーズ側の評価は概ねポジティブだ。「正直、ベインのことは好きだったが、このパッケージを断る理由はなかった」「この指名権を使って、モラントやジャレン・ジャクソンJr.の横にもう1枚主力を加える準備が整った」と、再建と補強の両面で可能性が広がったと見る声が多い。
その一方で、「このトレードが成立したということは、KD(ケビン・デュラント)の市場価格はさらに跳ね上がったということだ」と考えるファンもいて、今後のトレード市場全体への影響も懸念されている。
「数字だけ見れば確かに過剰に見えるが、ケガさえなければベインは平均24得点・3P成功率40%のオールスターレベルの選手。まだ26歳で、契約も手頃。このレベルの選手を市場で得るには、これくらいは必要だ」との評価もあり、単なる指名権の数では測れない価値を指摘する意見もあった。
総じて、今回のトレードは「市場価格の高騰」「若手中心チームの転換点」「指名権の価値の再評価」など、現代NBAを象徴するようなテーマが凝縮された案件となった。評価が定まるのは数年後かもしれないが、少なくともリーグ全体のトレード市場に波紋を与えたことは間違いない。
コメント
KCPの処理+ORLにはシューターが絶対必要って考えるとまぁこんなもんなんじゃないの
少なくともKDよりはいい選択だと思うけど
今年のオフはカオスになるって聞いたけど、トレード一発目から度肝抜かれたね
KD狙ってるチームはブレずに強気に交渉できるだろうか
不良債権引き受けてるし高すぎってわけじゃないよな
BOSとMILが優勝候補じゃない今の東なら一気にファイナルまでいける可能性あるし、若い選手いるから立て直しもきく
KDの価値が上がることには繋がらない気がする
ベインって熊で1番重要かと思ってたからびっくり
まあベインはいい選手だけども…
1巡目4本か
いやいやいやいや不良債権といってもKCPはそこまで高くない残り2年だから指名権2本SWAP1本で十分いけたでしょ
今年の16位と来年PHX/WASのロッタリー濃厚な1本で十分な対価になると思うけどなあ
こんなもんって本気で思ってるのか
地味にロールプレイヤーとasクラスのトレードって珍しいな
マーフィーの価値が高騰してるって記事もあるし、最近は「契約がチームフレンドリーか」も重要視されてる。
ベインの能力が1巡目2本分、KCPの処分に+1本、契約が比較的お得だから+1本と考えれば、まあ良いんじゃないの
みんなOKC/INDのファイナルよりトレードに注目してそう
KCPだけじゃなくコールアンソニーも今季はあまり試合絡めてない3番手PG化、それなのに年13M×残り2年ある不良債権化してるからなー
不良債権2人のサラリーダンプを丸投げウィンナウモードになりつつ、熊の実質エースをぶんどってるんだから4枚くらいにはなるだろー
向こう(かは分からんがRedditやインスタコメ)ORLファンはこのトレードをかなり好意的に受け止めてる印象
それよりMEMがベインを手放して不良債権2人のサラリーダンプにも付き合うって、再建モードに入ろうとしてるのか?スマート出したのに?っていう疑問が残る
ベインはいい選手だけどスターターでも3番手がいいところの選手に4つも指名権ってすごい時代だ
他チームのエースを強奪して1巡目4枚は高くないやろ
ボール持たなくても良いタイプだしプレーエリアも被らないしマジックに必要なシューターだし
これ今年のオフはマジかもな。
てかグリズリーズは主力切って指名権いっぱいもらってどーすんだ
ジャもjjjも売り払って再建?
ORLが勝ちにいくって意志は伝わるけどそれにしても指名権出しすぎ感はあるな
PHXのは出さなくても良かったろこれ
ベインで3枚、KCP引き取り代で1.5枚ってとこか
ベイン視点ではマジックのフィット良さそう
マジック的には来年再来年で両方1回戦突破できたら成功かな
コールアンソニーって年々使われなくなってるよな。マジックはPG不足って誰もが分かっててもコールは起用されなかったあたり、そんなに期待できないんかな。
稼働率怪しい
いくら何でも再建はしないと思うけど、チームを改革なりで立て直したいわな
MEMもおそらくジャに呆れ返ってるはずで、2年くらい前のブラックホースとか言われた時と違って、優勝もかなり厳しくなったし
MEMは再建モード入っても驚かないな
ジャモラもJJJも今なら高く売れるだろうし
舵切るなら早めがいい
ピッペンJR良い感じに育ってるし
イディも期待できるし
再建に踏み切っていいんじゃね。
実際、ベイントレードして指名権たんまりもらったってことはWINナウじゃないってことやろ
熊も一時はいまのOKCみたいな若いライジングチームになると期待されてたのになあ。常に野戦病棟、Jaの素行の悪さもあって中々期待通りにはならなかったね
ATLみたいに再建はしないけど大した補強もしないって感じになるんじゃないかな
コンリーもモラントをドラフトで取るまでは残してたし
ヤニスでもKDでもなかったが、わりと強烈な第一弾
KDの希望リストMIA,HOU,SASからHOUが消えた
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ダークホース?
未来明るげだったMEMがプレイオフ2回戦に1回行っただけで終わるとはね
マジックも指名権出し惜しみして勝ちどき逃すよりは動いて正解でしょ
15年間も2回戦行ってないのだし
ルイでベイン獲得!とかARでベイン獲得!とか騒いでたにわかLALファン一瞬で沈黙してて草
ともあれ各チーム不良債権消化や債権のためのタンク準備と様々ですなぁ
ピペンJr.がいるからコールアンソニーのプレイタイムないんだけど、契約内容はいいな
デッドラインあたりでサラリーダンプ要員になれる