【NBA】レイカーズ売却の舞台裏 バス家の信託制度がきっかけか

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ニュース要約


 
■記事によると

・ロサンゼルス・レイカーズのオーナー一族であるバス家の信託制度がチーム売却の背景にある可能性があるとESPNが伝えた

・この信託は、6人のバス兄妹のうち誰かが亡くなった場合、その持ち分が残りの兄妹に均等に分配される仕組みとなっている

・長女のジーニー・バスは「ラストマン・スタンディング(最後に残った者が全てを得る)方式だ」と説明し、自身の死後には自分の子供が受け取れる分は限定的だと語った

・最終的には最年少であるジョーイとジェシーの2人に資産が集中する形になるとジーニーは見ており、「全てがあの2人の手に渡ることになる」と述べた

・兄のジョニー・バスとジム・バスはそれぞれ違う動機があるとジーニーは感じていたが、最終的な狙いは「信託からより多くの金を得ること」で一致していたと語った

・ジーニーによれば、ジョニーは自身の子どもにレイカーズの資産を多く残すために動いていたとされる
 


 
ロサンゼルス・レイカーズの売却報道に対するファンの反応は、驚きと皮肉が入り混じる複雑なものとなっている。

「これはもう実質トンチン制度(死亡順に残った人に資産が集約される保険制度)だ」と皮肉る声や、「兄弟同士で殺し合いが起きないための回避策として売却に踏み切ったのでは」という指摘も見られた。一部のユーザーは「レイカーズの未来より、子や孫の生活の安定が大事になるのは当然」と現実的な視点を示している。

資産の規模にも注目が集まった。「66%の持ち分を売却して約51億ドルを得たなら、1人当たりの取り分は税前で800~900ミリオンドル(約1200億円)に達する」と具体的な数字を算出する意見や、「一部の持ち株を残しつつも、最大の資産を現金化できるのは理にかなっている」とする評価もあった。

一方で、「ジェリー・バスはなぜこんな信託の仕組みにしたのか」と首をかしげる声もある。あるファンは「シェアを残された兄弟に均等に分けるのではなく、孫や次世代に渡す仕組みにしていれば、ここまでの混乱は避けられたかもしれない」と指摘。対して「それだと株主が20人とかになって、意思決定が不可能になるから無理」と反論も出ており、資産継承の難しさが浮き彫りとなった。

この売却を「家族内の争いを回避するための最終手段」と見る意見は多い。「これがなければ、バス家は一生兄弟喧嘩をしていたかもしれない」「高齢の兄弟姉妹が、死後に資産が別の兄弟に移るのを嫌がっていた可能性はある」という推察もある。

さらに、バス家が完全に手を引いたわけではなく、15%のマイナーシェアを残す形にした点について、「うまくやった」「配当と影響力は維持しつつ、リスクは手放した」と肯定的に捉える声も見られた。

そして最もシンプルな意見として、「10ビリオンドル(約1.6兆円)もらえるなら、誰だって売る」という現実的な声も少なくない。「父の遺産だの家族の誇りだの言っても、桁が違う金を目の前にしたら話は変わる」と語る声や、「ジェリー・バスだって今の価格なら売っただろ」というコメントもあった。

全体として、レイカーズ売却は「家族の資産管理問題」「信託の限界」「時代における資産価値の転換」といった複数のテーマが複雑に絡み合う事例として受け止められており、冷静な分析からジョーク交じりの皮肉まで、幅広い反応が寄せられている。

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ネットの反応

バスケ好きの反応 : 25/06/19
「ラストマン・スタンディング方式」とかいうの、まるでドラマの中の話みたいで怖い。
バスケ好きの反応 : 25/06/19
1人死ぬたびに残りの兄弟が得をするとか、普通の家族なら考えつかないレベル。これが10億ドル規模の資産で起きてるっていうのがまたすごい。
バスケ好きの反応 : 25/06/19
ジョーイとジェシーは売却に反対してたって話だけど、説得されたらしい。結局は現金化の魅力には勝てなかったのか。
バスケ好きの反応 : 25/06/19
親から受け継いだ名門チームが、こんな分配ルールのせいでバラバラになっていくのって、なんか切ないな。
バスケ好きの反応 : 25/06/19
そもそも、孫たちが何も受け取れないって設定がもう意味不明だろ。
バスケ好きの反応 : 25/06/19
もっと良い信託設計はできなかったのか?世代を超えた継承を望んでたはずだろ。
バスケ好きの反応 : 25/06/19
これぞリアル版「ハンター×ハンター」の王位継承編。
バスケ好きの反応 : 25/06/19
「遺産バトルロイヤル」とか言われても違和感ない。もし事故が続いたら陰謀論者が騒ぎそう。
バスケ好きの反応 : 25/06/19
レイカーズを家族経営してきたっていうのがブランドの一部だったのに、これで完全に変わってしまう。
バスケ好きの反応 : 25/06/19
ジョーイとジェシーは悔しいだろうな。自分たちがチームを継ぐって信じてたはずだし。
バスケ好きの反応 : 25/06/19
でもそれ以上に、10億ドルの現金が動くなら、誰もが納得せざるを得ないってレベルなんだろうな。
バスケ好きの反応 : 25/06/19
他のチーム、例えばペイサーズやスパーズみたいなファミリーオーナーも、今後こうなるのかもな。
バスケ好きの反応 : 25/06/19
最終的にチームが大企業の手に渡る流れ、なんか寂しい。

コメント

  1. 実態はタイミングやバブルで高値だからとか、手に負えなくなったから、とかではなく「一族で資産を揉めてるから」って話がガチそうなのが、超金持ち家系味があるよな

    実態は兄弟、一族で資産争いのために行われた

  2. ドラマ化決定!……だよね?

  3. 家族経営にブランド価値見出すファン心理はよく分からんな
    子世代とか劣化する一方なのが常だろうに

  4. NFLのダラス・カウボーイズ(資産価値110億ドル、日本円で約1兆6千億円)もヤバい。
    オーナー、ジェリー・ジョーンズ(82歳)自身も純資産が約170億ドル(約2兆4千800億円)に達しており、後継者が明確じゃない。

  5. 長男スティーブンはカウボーイズのCOO、執行副社長、選手人事部長
    長女シャーロットはカウボーイズの執行副社長、最高ブランド責任者
    次男ジェリー・ジュニアはカウボーイズの最高営業マーケティング責任者、副社長

    ほぼ同格の子供たち
    骨肉の争いの予感

  6. ジーニーとかこの先なにやるんだろ?

  7. 王位継承編笑った

  8. ジーニーは株の多半数売ったけどチームの運営には関わるやろ
    後そもそも何もしなくても莫大な資産あんだから。。

  9. ジーニーをレイカーズ経営に関与させる条件として身内の粛清が条項にあったんやろうなぁ
    半年でやりとげよった
    まさに女傑

  10. オーナーはグレードアップされ、ルカもXで優勝への意気込みを公式に出してくれて、LALと再契約しないと希望してる人達を黙らせてくれたし良いことづくしや

  11. 一般人からしたら既にどんでもないレベルの金持ちで、何をするにも制限なくやれるレベルでお金持ってるのに、それでもまだ現金が欲しいんだな。
    人間の欲って本当に興味深いよ。

  12. バス家も間違いなく金持ちだが、NBAオーナー基準だとそうでもないらしいから、このままジリ貧になるなら売り時間違いたくなかったんだろうな〜

  13. 手放すタイミングとしてはベストだったと思える
    売った相手も申し分ないしよくやったよ

  14. 日産以上の市場価値という事実

  15. 1兆6千億円て

    2億円で一生働かず暮らせるとしたら800代、つまり数千年未来の子孫まで働かず暮らせる笑
    株やら金・仮想通貨で勝手に増殖する分も合わせたら、普通に少し贅沢に暮らすだけならどうしたって減らせない額やな(国家プロジェクト級の超大事業に失敗しない限り)
    資本主義のバグや

  16. バス一族が手綱握ってたことかレイカーズのブランドにそんなにプラスだったの? 別に手放されても手に渡ったのが有能ならファンにはどうでも良いんじゃないの

    最近だとDALみたいないかがわしいとこに買われて案の定グチャグチャになるみたいなのよりは明らかに敏腕で財政も安定してるオーナーなら良いじゃない

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