ニュース要約
■記事によると
・ドウェイン・ウェイド(元マイアミ・ヒートなど)が2010年のNBAファイナルでのMVPはコービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)ではなく、パウ・ガソル(元ロサンゼルス・レイカーズ)だったと語った
・ウェイドは「多くの人が知らないが、あのファイナルでコービーはうまくプレーできていなかった」と発言
・続けて「コービーはシュートを決められていなかった。みんなガソルがMVPにふさわしいと考えていた」とも説明
“Everybody thought Pau should have been MVP. That’s how well Pau was playing.” @DwyaneWade praises @PauGasol for his performance in the 2010 NBA Finals. 💯 pic.twitter.com/a9FVryvQrZ
— Wy Network by Dwyane Wade (@wynetwork) June 19, 2025
・2010年ファイナルはボストン・セルティックスとの第7戦までもつれたシリーズだった
・ガソルはシリーズを通して平均18.6得点、11.6リバウンド、3.7アシスト、FG成功率47.8%という成績を記録
・一方ブライアントは平均28.6得点、8.0リバウンド、3.9アシスト、FG成功率は40.5%だった
・ブライアントはガソルの約2倍となる1試合平均23.3本のシュートを放っていた
・ブライアントは第2戦、第3戦、第7戦で特に苦戦していたが、最終的にはファイナルMVPに選出された
・ウェイドはブライアントのカリスマ性やファンの感情がMVP選出に影響したとの見解を示した
ドウェイン・ウェイドが「2010年のファイナルMVPはコービー・ブライアントではなくパウ・ガソルだった」と語ったことを受け、ファンの間では様々な意見が飛び交っている。
「第7戦の6/24を理由に評価を下げるのはおかしい。あの試合は誰もまともにシュートが入っていなかった」「ピアースは5/15、アレンは3/14、パウだって6/16。泥試合だったのは全員同じ」といったように、スタッツだけを根拠にした主張への反発が目立つ。「リバウンド15本、うち4本がオフェンスリバウンド、第4クォーターには10得点。あの場面でボールを手放さず決めきったのはコービーだった」という声も多く、得点効率を超えた働きを重視するファンも多い。
また、「シリーズ全体で平均29点、8リバウンド、4アシストを記録していた。レイカーズ全体の平均得点が91点だったことを考えれば、圧倒的な貢献度」と、最終戦の不調だけでMVPを否定するのは短絡的との指摘もあった。「第6戦で26得点11アシスト、第5戦では38得点。それまでのパフォーマンスも無視すべきではない」と、シリーズを通して見た評価を求める意見が続いた。
一方で、「パウがいなければ優勝できなかったのは事実」「2008年はガーネットに完敗していたけど、2010年は逆にガーネットを押し込んでいた」と、ガソルのフィジカル面での進化やプレー内容を評価する声も少なくない。「ペルキンス不在のインサイドを支配していたのは完全にガソルだった」「ファイナルで9アシストの試合もあったし、攻守でチームを支えていた」と具体的な数値を挙げる声も見られた。
「アーテストのクラッチスリーが勝負を決めたのを忘れてはいけない」「ベンチ起用された選手の存在も大きかった」と、個人ではなくチーム全体で掴んだ勝利と見る立場もあり、MVP論争自体への懐疑的な意見も出ている。
ウェイドの発言に対しては、「昔の話を掘り返して再生数を稼いでるだけ」「“多くの人がそう思っている”なんて、当時そんな声は聞かなかった」と反発する声も多く、「当時リアルタイムで観てた者にとっては、MVPが誰かなんて明白だった」「今になって若い世代が数字だけで語っているのを見ると悲しくなる」と、世代間の評価基準の違いに言及する意見もあった。
「仮にレイカーズが負けていたら、“シャックなしでは勝てない”という批判が再燃していた。そういう文脈を背負っていたからこそ、あの勝利とMVPの価値は大きい」という声や、「勝者の象徴としてトロフィーを受け取るのが誰だったか、それだけで十分だった」といった反応もあった。
評価は割れるものの、数字に表れない貢献、精神的支柱としての存在、そしてシリーズ全体の流れを踏まえた視点から、コービーを擁護する意見が大勢を占めていた。一方で、ガソルの再評価を歓迎する声も少なくなく、今なおファイナルMVPという称号の意味が多くの議論を呼ぶことを浮き彫りにした。
コメント
当時BSで見てたけど解説席に「MVPはガソルかもね」からの「あ、やっぱコービーなんだ」的な微妙な空気が流れたのはなんとなく覚えてる
効率の悪い乱発魔がいても勝てるとはなんてレベルの低い時代だろう
2 思うのは勝手だが、わざわざいうことで捻くれ者感が増すからやめとけ
私は情けない人生ですって言ってるようなもんだぞ
誰かコービーの擁護してやれよw
誰かコービーの擁護してやれよ
タフショットをとにかく打てばいい時代だから効率とか誰も気にしてないよ
9
擁護も何も15年も前の話に文句を言う方がどうかしてるやろ
ゲームのルールもスピードも違って90点とれば勝ちのシリーズで平均30点近い数字を残してるんだからMVPに疑問すら無いわ
現代ならガソルの可能性は高いかもな
ウェイドはボカした言い方してるけど原因は明らかだろ
ガソルがアメリカ人じゃなく白人だからだよ
オバマ大統領当選後の勢いがまだ続いてる最中で黒人の公的地位拡大の動きと運動が過熱し始めた時代、Nメジャースポーツの中でテニスに次いで政治性が強いNBAも当然影響を受けた
ドナルド・スターリング事案もこの流れで起きた
この視点を持たない人が多すぎる
デュオ組んで期間のアドスタッツ的にはガソルが実質一番手だったような
レベルが低い時代とは思わないが、コービの確率が悪いのは事実だから当時はガソルだったと思う
所感だが歴代No.2もウェイドの方だと思う
でもレガシーならコービーになっちゃうんだよな残念
誰が言ってんだボッシュを犠牲にしておいて
人によってはジョーダンやレブロンより上に置く人もいるんだからコービーのスターパワーとLALのブランド力って恐ろしい
LAL攻撃なら八百長に触れるし話の流れと意図が分からん
シアカムとハリバに繋げたいんかな
流石にウェイド>コービーはあり得んやろ
ウェイドは怪我も多かったし、能力の劣化も早かった
アンタッチャブルなとこ触れてきたな、ウェイドはむかしから一言多い
フランチャイズも考えたらコービーでも仕方がないよ
08だってどう考えてもピアースよりKGの方が相応しかった、なんならレイアレンの方が活躍してた
当時からFMVPに相応しいのはコービーではなくガソルって声は結構あったと思うから「多くの人は知らないが」ってのがそもそもおかしく感じるな。
ただまあ、コービーって色々と批判を受けてからの二連覇だったし、一応フランチャイズのエースだったしそうなるわな、って印象がある。
あと、ウェイドがNo.2はありえない。
仮にFMVPとった時のパフォーマンスを長く維持できていたらそういう声も多かったと思う(あれも笛の恩恵がでかいってよく言われていたけど)けど、けがもあって劣化が早かったし受賞歴的にもコービーより上というのは難しい。