ニュース要約
■記事によると
・ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)のトレードを巡り、ヒューストン・ロケッツとサンズが7チーム間の大型取引に拡大する方向で交渉を進めているとThe Athleticが伝えた
・この7チーム取引には、ロケッツ、サンズのほかにアトランタ・ホークス、ブルックリン・ネッツ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、ロサンゼルス・レイカーズ、ミネソタ・ティンバーウルブズが含まれているという
・現在のところ、取引成立は差し迫っておらず、7月3日(水)の時点では詳細を調整中とされている
・7チーム間のトレードはNBA史上最多となる可能性があり、関係者によればその複雑さゆえに交渉は慎重に進められている
・ホークスはクリント・カペラ(ホークス)をロケッツへサイン&トレードで放出する形が検討されている
・デュラントはロケッツに移籍し、その見返りとしてディロン・ブルックス(ロケッツ)とジェイレン・グリーン(ロケッツ)がサンズに移る案があるという
・現行の交渉において話し合われているNBA選手は、デュラント、ブルックス、グリーン、カペラ、デクォン・プラウデン(ティンバーウルブズ)の5人のみとされている
・その他の選手は、すでに合意済みだが7月6日まで正式に成立できない「ドラフト当日トレード」の対象選手とされており、名前は明かされていない
ケビン・デュラントを中心にした7チーム間の大型トレード計画の報道に対し、ファンの反応はユーモアと懐疑の入り混じったものになっている。
多くのファンが真っ先に言及したのは、バスケットボールゲーム『NBA 2K』との比較で、「2Kは4チームまでしか対応してない。これは無効だ!」という冗談交じりのツッコミが人気を集めていた。ゲームの制限に苦戦した経験を語るファンも多く、「3チームトレードすら成立させたことがない」との声もあった。また、2Kでは意味不明なトレードの結果として「ステフィン・カリーがネッツにいる」ような事態も頻繁に起こると語られ、現実のトレード案への皮肉として笑いを呼んでいた。
一方で、「7チーム間で利害が一致するなんて現実的じゃない」と冷静な意見もあり、そもそもの成立可能性を疑問視する声は少なくない。「ほとんどが既に報道された取引の延長に過ぎない」という指摘や、「最終的に目立つのは給料調整やキャッシュ・コンシダレーション(現金取引)だけ」という分析もあり、過度な期待には慎重な姿勢を取るファンが目立った。
また、現行のCBA(労使協定)の複雑さが話題に上がる場面も多く、「一度に複数の取引をまとめることでハードキャップ(年俸総額制限)を回避できる」とする解説や、「この協定は実務担当者向けで、ファンには理解不能」などのコメントも多く見られた。あるファンは「CBAを理解するには実際に経験するしかない。まるでバスケの実戦と同じだ」と、オクラホマシティ・サンダーのサム・プレスティの言葉を引き合いに出し、制度面の難しさを強調していた。
こうした中で注目されたのは、各チームの「役割」だ。例えば「ジャズはサラリー調整のために二巡目指名権と引き換えに何かを吸収するだけになるのでは?」といった声や、「ブルズは下位指名権をキャッシュで売って終わりだろう」とする自虐的なコメントもあった。また、「オクラホマシティはなぜか2027年の2巡目指名権を32個持ってる」という皮肉や、「キャッシュ・コンシダレーションは我が球団のMVPだ」というコメントが支持を集め、制度を逆手に取った笑いも多かった。
さらに、「全30チームで一斉にスワップしよう」「NBA版ミュージカルチェアだ」など、冗談交じりに30チームトレードを求める声も複数見られた。過去にSNSで話題になった「30チーム架空トレード案」を再掲するユーザーもおり、「このトレードはもはや宗教儀式か何かか?」とまで語る声もあった。
一方で現実的な観点から、「このトレードが広がっている理由は各チームが不要なサラリーや選手を別のチームに回すことで取引を成立させやすくするため」「組み合わせることでハードキャップに引っかからずに済む」など、複雑な経済的インセンティブによるものだという指摘もあり、制度への理解が深いユーザーの分析も共有されていた。
最後に、ファンの多くは「どうせ途中で誰かが不安になってブチ壊す」と予想しており、「ベン・シモンズの身体検査で破談」「ブラッドリー・ビールの拒否権で全てが終わる」などの過去の事例を思い出す声もあった。
今回のトレード案は、ただのネタとして盛り上がるだけでなく、CBA制度、チーム戦略、ファンカルチャーの混在する、まさに「NBAの縮図」として語られている。


コメント
基本的にはHOU-PHXの2チームで完結してる内容なのになんでそんな大げさなことになるの、っていう驚き
CBAが複雑になりすぎた影響か
レイカーズファンが「もしかしたら何かもらえるのでは?」ってソワソワしてるの可愛い
KDのトレードって成立したわけじゃないのね。それとも後から変更とかできるのかな?
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自分達のトレードの邪魔にならず、噛ませてあげることで貸しを作っておけば、
自分のチームがサラリー整理する時に噛ませてくれるかもだしな
CBAのお陰でサラリーカツカツのチームは動きが取りづらいから、明日は我が身だわな
デクォン・プラウデンって誰だよって思ったらATLの若手か
MINとGSWが何出すのかわかんねぇな
大型って言っても金銭とか2巡目だけで絡んでるチームもありそう
ロケッツにシェングン、アダムス、カペラ?トリプルタワーして意味あるんか
これもう球団経営者側の馴れ合いっていうか談合だろ
選手会も許してええんか?
てかその選手会がひたすらサラリーアップに動いた結果だけどな
5
サンズがウルブズの31位とウォリの41位の指名権をトレードアップしてるだけ