バスケ好きの反応 : 25/07/04
最近、フィル・ジャクソンの著書『The Last Season』をあらためて読み返しました。この本は、2003-04年シーズンのロサンゼルス・レイカーズの舞台裏を描いた内容で、とても波乱に満ちた一年だったことがよく分かります。
そのシーズン、レイカーズはカール・マローンとゲイリー・ペイトンという2人の大物ベテランを獲得し、優勝への期待が一気に高まりました。一方で、コービー・ブライアントに性的暴行容疑がかけられたという衝撃的なニュースもあり、チームの雰囲気は非常に不安定なものだったようです。
ジャクソンはこの本の中で、特にマローンに対して強い敬意を示しています。40歳にして新しいシステム(トライアングルオフェンス)を熱心に学び、練習にも真剣に取り組む姿勢に感銘を受けていたようです。12月に負った膝の怪我がチーム全体に与えた影響は大きく、彼の離脱がチームの流れを変えてしまったと記しています。プレーオフ中にも再び負傷してしまい、それがファイナルでの敗因のひとつになったとも語られています。
一方、シャキール・オニールについては、「繊細で感受性が強い」としながらも、アシスタントコーチのテックス・ウィンターとの対立や、ディフェンスへの取り組みの甘さ、フリースローの問題などを指摘しています。特にファイナル直前のビデオミーティングでの口論は深刻で、チーム内の空気が悪くなったことが伝わってきます。
コービーに関しては、非常に才能に恵まれていながらも、「未熟で自己中心的で指導を受け入れない」といった厳しい評価をしており、シャックとの不和や事件による精神的影響もチームの一体感を損なう要因だったとされています。
バスケ好きの反応 : 25/07/04
みんなゲイリー・ペイトンのことは完全に忘れてるよな。
バスケ好きの反応 : 25/07/04
ゲイリー・ペイトンのことも触れてるけど、そこまでキツいことは書いてなかったような気がする。
バスケ好きの反応 : 25/07/04
フィルの本でそんなに悪く言われてないってことは、あのチームの中ではペイトンが比較的まともに見えたってことだろ。
バスケ好きの反応 : 25/07/04
バスケに関してはペイトンってあんま揉め事起こした印象ないんだよな。結局マイアミでリング取れたのも良かった。
バスケ好きの反応 : 25/07/04
ロバート・オリーが言ってたけど、フィルが何も言わないってことは「特に問題ない選手」って意味だってさ。
バスケ好きの反応 : 25/07/04
フィルがレイカーズ辞めて、コービーをボロカスに書いた本を出したあと、1年で戻ってきて再び指揮して2回優勝したのは地味にすごいと思う。
バスケ好きの反応 : 25/07/04
↑関係ってそういうもんだよな。あの後、コービーとフィルは腹を割って話して、「もうお互い批判はやめよう」ってなったらしいし。
バスケ好きの反応 : 25/07/04
シャックに面と向かって「お前は怠け者だ」って言ったテックス・ウィンターはマジで鋼メンタル。
バスケ好きの反応 : 25/07/04
テックス・ウィンターってバスケ史上で最も重要な人物の一人だと思う。
バスケ好きの反応 : 25/07/04
↑それってどういうこと?詳しくないから教えて。
バスケ好きの反応 : 25/07/04
↑80年代にブルズに雇われた人で、トライアングルオフェンスを確立したと言われてる。フィルがそれを本格的に取り入れたことでMJとピッペンの時代が生まれた。
バスケ好きの反応 : 25/07/04
↑あとスティーブ・カーもその理論をウォリアーズで応用してたな。3つの王朝に影響与えた存在ってすごい。
バスケ好きの反応 : 25/07/04
↑しかもモーションオフェンスはトライアングルの進化形だよな。ウィンターの影響が今も残ってるのは本当にすごい。
バスケ好きの反応 : 25/07/04
↑カーは「もっと動きを増やしたトライアングルでいこう」となって、ウォリアーズ王朝ができたんだよな。トライアングルで計15回の優勝とかやばい。
バスケ好きの反応 : 25/07/04
ネットが普及する前はマローンが大嫌いだった。けどレイカーズに来てから、本当にバスケが上手い選手だったんだと実感した。
バスケ好きの反応 : 25/07/04
マローン加入でシャックとディーフィッシュがピック&ロールをちゃんと守れるようになったのがすごかった。ボールもよく回ってたし、40歳とは思えない身体能力だった。
バスケ好きの反応 : 25/07/04
マローンは最悪な人間性と最高のプロ意識を持ってた男。両立してるのが不思議だけど、それが事実。
バスケ好きの反応 : 25/07/04
あの時代のシャックは本当に怠け者だった。コービーが怒ってたのも無理ない。もしシャックが本気だったら、5連覇も夢じゃなかったはず。
バスケ好きの反応 : 25/07/04
↑シャックは2001年以降、完全にはやる気をなくしてたと思う。2005〜06に少しだけスイッチ入った感じだった。
バスケ好きの反応 : 25/07/04
↑とんでもない才能の持ち主だったからこそ、「もっとできたのに」って言いたくなる。史上最強のアスリートだったのに、MVP一回だけっていうのが逆に物足りない。
バスケ好きの反応 : 25/07/04
コービーに関して、元選手やコーチが「いい人だった」って言ってるのを見たことがない。すごく競争心が強いけど、その狂気じみた性格が逸話として語られてる感じ。
バスケ好きの反応 : 25/07/04
ジェフ・ティーグがレイカーズに来いってコービーに誘われたのを断ったって話、けっこう本音っぽくて好き。
バスケ好きの反応 : 25/07/04
ニック・ヤングもジェレミー・リンがよくコービーに泣かされてたって言ってたしな。1回じゃなく何度もって。
バスケ好きの反応 : 25/07/04
セキュリティやってた人が「コービーはスタッフにもすごく冷たくて、常に横柄だった」って言ってたのを思い出した。
バスケ好きの反応 : 25/07/04
ブラックマンバって自称も、キル・ビル観て自分で付けたっていうし、ちょっと痛いところある。
バスケ好きの反応 : 25/07/04
カール・マローンがコービーの妻にヤバい発言したって話もあったな。あの時のロッカールームの雰囲気想像しただけで怖い。
バスケ好きの反応 : 25/07/04
フィルがシーズン中の出来事を日記形式で書いてるだけだから、そこまで悪意のある本とは思わないけどね。
バスケ好きの反応 : 25/07/04
フィルの本も『イレブン・リングス』も読み応えある。毒舌だけど、バスケ愛が伝わってくる。
バスケ好きの反応 : 25/07/04
この頃のレイカーズは天才と狂気が混在してた感じで、バスケとしては最高にドラマチックだった。



コメント
レイカーズ時代のマローンはパワーフォワードとしての役割を完璧にこなしてた。パスも上手かったし。休まず試合に出続けて2000点の連続記録は唯一無二の偉業だと思う
この時のロッカールームの雰囲気やばそうだよなw
ラストダンスでも観れるけど、マローンは98年ファイナルG6の後にブルズのバスに現れて犬猿の仲と言われたロッドマンも含めブルズの選手達に祝福の言葉送ってるんだよな
マジックのエイズの件で色々人間性批判されたけど、負けた後にあそこまで人間が出来た選手はなかなかいないよ
こんだけ自己管理面を叩かれる150kgが20年現役続けたのはやはりおかC
手抜きでも無双してしまうんだろうな
そらイキってしまいますわ
まあサボり魔のシャックが現代の展開の速いバスケに付いてこれねえわな
練習もレギュラーシーズンもディフェンスもサボってたから長い間現役を続けられたんだわ
当時はまぁ腹たったかもしらんけど、ジャーニーマンになって色んなチームを転々としてそれでも現役を続けたシャックはバスケを愛していたと思うね。サボって正解だった。
テックス・ウィンターのトライアングルオフェンスなかったら
ペップバルサも存在しなかったからバスケでだけ功績あるわけじゃないんだよなこの人
タイトル見てなんか利根川みたいなこと言うフィルジャクソンだなと思った
コービーはまあそうだろうなあって感じ
実際この当時は跳ねっ返りのガキだっただろうし
このエゴの強さがあるからあれだけの選手になった
9
コービーって、フィジカル的にも身体能力的にもそこまでずば抜けてる様に見えないのに凄いよね
あそこまでの選手になれたのは、努力に加え「負けず嫌い」とか「エゴの強さ」といった精神面が影響してるんやな
ウィンター「TEAMという言葉にIは無いぞ」
MJ「WINにはIがありますよ」
ウィンター「……」
覇権を取る競技者特有の狂気すき
もう見れねえのかこういうの
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君がそういうエピソード知らないだけで努力系ハードワーカーのスター選手は今でも全然いるけどね
例えばヤニス、練習の鬼すぎて一時期チームから監視されて「ヤニスが来ても誰もジムの鍵を開けてはいけない」って練習筋トレを止められるくらい
ベテランだけどラスやジミーもそれぞれコービーやウェイドに「アイツの練習量やべえ」認定されるくらいの練習の鬼
カールマローンはあの鍛え上げられた筋肉と20年のキャリアってだけで相当な努力家、ハードワーカーって伝わってくる
性格は悪いかもしれんが、滅茶苦茶自分を追い込めるストイックな性格だと思う
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ヤニスは檄とばして優勝の流れ呼んだし、ジミーなんかは闘志MAXで練習の鬼も勿論最高だけどな
せっかく最高の指摘なのに初っぱな「知らんだけで」は萎えるからやめろや
レジェンドは自己証明の為だけに選んだ名言を多く生んだし、真似どころか発想すら出来ない感性が出てて単なる努力や情熱とは違う
その強烈な個性のまま孤立してファイナル出てFMVPを量産するから伝説的な重みが出たんだと思う
要は現代との違いは努力家は前提でその上に普通に接する事が困難なこだわりが乗ってる所
通常の感性が残ってたら出ない狂気が現代からは失われたし、どこか冷めてる選手が多いのもOBが揃ってソフトと言う理由の一つだろ
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お前が挙げてるエピソードじゃ狂気が全然足らねえしコアな層は全部知ってる話だから底の浅い決め付けすんな
初リングのため執念を燃やす合理的な努力だけじゃなくその後も延々とNo.1だけにこだわり続ける狂った奴らがいたんだよ
そいつらが今の歴代TOP10不動の連中だよ
22年間GOAT目指して現役続けてるの、あまり語られないけどかなり狂人だと思う。金も名声も極めて、衰える肉体に鞭打って、最新の戦術に対応して、、しかも勝ててるチームで気持ちよくじゃなくて普通に苦しみながらだからな。頭おかしい。
あれだけの巨体なんだから怠け者じゃないと壊れて終わってたでしょ