ニュース要約
■記事によると
・ゲルション・ヤブセレが、セブンティシクサーズから非常に低いオファーを提示されたとSKWEEK TVのインタビューで明かした
・ヤブセレはフィラデルフィアでの1年を前向きに振り返っており、「戻ってもいいと思っていた」「もし再契約の意思があるなら、良い条件なら戻っていた」と語った
・しかし実際には「ほとんどオファーがなかった」と述べ、提示された契約は「本当に、本当に低かった」と説明し、「ああ、これはチームが自分を引き止めたいとは思っていないのだなと感じた」と話した
・ヤブセレは2024年のパリ五輪でフランス代表として活躍し、金メダルを争ったアメリカ(ジョエル・エンビードら)に敗れて銀メダルを獲得した後、シクサーズと1年210万ドルで契約していた
・シーズンでは70試合中43試合に先発し、平均11得点、5.6リバウンド、2.1アシストを記録。フィールドゴール成功率50.1%、3ポイント成功率38%という好成績を残した
・ヤブセレの再契約を見送ったシクサーズは代わりにトレンドン・ワトフォードと2年530万ドルで契約を結んだ
・ヤブセレはフィラデルフィアに対する感謝も語っており、「自分にセカンドチャンスをくれたことに感謝している」「家族もすべてに満足していた。恨みはまったくない」とコメント
Yabu says the Sixers lowballed him 😳 pic.twitter.com/hzl0NQ97wM
— SPORTSRADIO 94WIP (@SportsRadioWIP) July 4, 2025
シクサーズがギャルション・ヤブセレに提示したオファーが最低限の内容だったことに対して、ファンからは様々な反応が寄せられている。
「年俸2年1200万ドル(約17億円)という契約なら、フィラデルフィアが提示できたのは最低額だったはず」という冷静な分析から始まり、複数のファンが「サラリーキャップの都合上、それ以上の提示は無理だった」として擁護する声を上げている。シクサーズはクエンティン・グライムスの契約交渉を優先していたため、ヤブセレに多くを支払うとチームがハードキャップ(支出制限)に達してしまい、他選手との交渉余地を失うという構造的な問題を抱えていた。
「ノンバード権(再契約時の優遇措置)がない選手に出せる額には限りがある」「MLE(ミッドレベル例外条項)をヤブセレに使うとグライムスに使える額が足りなくなる」など、CBA(労使協定)に基づいた指摘が多数寄せられ、チーム事情を理解するファンが多かった。
一方で、「彼に2年2000万ドル払ってもよかった。あれだけ働いたのに評価されていない」と、シンプルに契約額が低すぎるという声もある。ヤブセレはユーロリーグや五輪での活躍も含めて高く評価されており、「トーキョー五輪での活躍でキャリアを復活させた」「シュート力もあるし、ローテーションの4番としては十分やれる」といった肯定的な意見も多かった。
移籍先のニューヨーク・ニックスに関しては、「ニューヨークに住めるだけでも価値がある」「フランスとの距離も近いし、より国際的な都市での生活は魅力」といった生活環境への魅力を挙げる声があり、一方で「サンアントニオで500万ドルもらう方が、ニューヨークで600万ドルもらうより実質的には得だ」という生活費や税金の面からの意見もある。
また、移籍市場全体に目を向けた意見も出ており、「もしスパーズがコーネットに出したような契約をヤブセレに出していたら、すでにリバーウォークでテンガロンハットかぶって写真撮ってたはず」という声もあれば、「キャブズがラリー・ナンスに払った金額でヤブセレを獲得できた方が良かった」というチーム事情に絡めた投稿もあった。
一方で、「プレイタイムの保証があるかどうかも大事」という視点も紹介されているが、これについては「プレイタイムを保証する契約なんて実際には存在しない」「コーチの判断一つで状況が変わる」と現実的な見方で反論する声もある。
最終的に多くのファンが指摘していたのは、シクサーズが「より長期的に価値があるグライムスを選んだ」という事実と、「ヤブセレは素晴らしい選手だが、グライムスとの天秤では後回しにされても仕方がない」という現実的な評価だった。
全体として、金額だけでなくサラリーキャップ、チームの方針、都市の魅力など多くの要素が絡み合う複雑な移籍だったことを多くのファンが理解しており、それでも「フィリーで残ってほしかった」という惜しむ声が多く寄せられていた。
コメント
どうしても必要な選手なら優先対応されるけどそうじゃなかった
ただそれだけの話だろこれ
どっかのポッドキャスターがサラリー圧迫してるからなあ
エンビは許されたな
大体エンビとポジョのせいやろ