ニュース要約
■記事によると
・ケリー・オリニク(ワシントン・ウィザーズ)がトレードでサンアントニオ・スパーズに移籍したとESPNのShams Charaniaが伝えた
・ウィザーズは対価としてマラカイ・ブランナム、ブレイク・ウェズリー、さらに2026年の2巡目指名権(ダラス、フィラデルフィア、オクラホマシティのうち最も順位の低いもの)を獲得
・オリニクはわずか2週間前にニューオーリンズ・ペリカンズからウィザーズに移籍したばかりだった
・スパーズにとってこのオフシーズンでのビッグマン獲得はオリニクが2人目となる
・すでにボストン・セルティックスからFAでルーク・コーネットを4年総額4100万ドルで獲得済み
・一方のオリニクはストレッチ型ビッグマンで、異なるタイプの起用が可能
・両者はヴィクター・ウェンバンヤマの控え、あるいは併用候補として起用される見込み
ケリー・オリニクがワシントンからサンアントニオへ移籍したニュースは、両チームのファンからさまざまな反応を呼んでいる。
サンアントニオ側では「ついにマラカイ・ブランナムとブレイク・ウェスリーがチームからいなくなった」と喜ぶ声が多く、「二人を合わせてやっと一人前の選手」「守備が壊滅的で、判断力も足りない」といった厳しい評価が並ぶ。一方で、「ブレイクは高いエネルギーとスピードが武器で、パトリック・ベバリーのような役割で生き残れる可能性がある」「せめて第3ガードとしては価値がある」と、特にウェスリーに対しては一定の将来性を見込む意見もあった。
オリニク加入に対しては「コーネットとオリニクでベテラン枠が充実した」「ビクター・ウェンバンヤマとのツーマンゲームが楽しみ」「10〜15分のローテーション枠としては最適」と、戦力としての評価は概ね肯定的だった。また「7チーム目だけど、まだやれる」「試合展開を読んで正しいプレーができる選手」と、ベテランとしての安定感に期待する声もあった。
一方、ワシントン側の反応は過去の因縁もあり、かなり激しい。「オリニクだけは絶対に受け入れられない」「あのプレイオフ第7戦で我々の希望を粉砕した」といった怒りのコメントが多く、2017年のカンファレンス準決勝での活躍を今でも恨みに思うファンが多い。中には「オリニクが1分でも出場したら応援をやめるつもりだった」「このトレードは彼の安全のため」といった極端な意見も見られた。
それに対して「今のウィザーズなら、若手にチャンスを与えるのは悪くない」「ローストの整理としては理にかなってる」と冷静に評価する声もあった。実際、ワシントンは2人の若手ガードと将来のドラフト2巡目指名権を獲得しており、再建中のチームにとってはリスクの少ない手堅い補強とも言える。
両チームとも「不要なピースを整理した良い取引」「お互いに“こいつらもういいわ”って言いながら握手してる感じ」といった皮肉混じりのコメントもあったが、結果としてファンの満足度は高いようだ。トレード後の両選手の扱い方次第で、この取引の評価も変わっていくだろう。
コメント
35歳で去年平均7得点のオリニクがどれくらいの戦力にはなれるか分からんが、いよいよ本気で勝ちに行くのに必要なポジションを埋めてきたスパーズ
ウィザーズも最近はフロントが変わってからずっと一貫性があって悪くない動きをしてる
指名権と若手集めでこのオフも地味にかなりいい動きをしてる
毎年移籍してんなオリニク
SASは7位8位ぐらい目標で初のプレーオフ進出したいな
WASは2〜3番タイプの若手が渋滞しすぎているので2人ともカットかな