ステフィン・カリー、NBAは選手の報酬が低すぎると主張

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ニュース要約


 
■記事によると

・ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)がNBA選手の収入は本来得られる額より少ないとComplexのインタビューで語った

・その主な理由としてリーグの団体交渉協定(Collective Bargaining Agreement:CBA)の制約を挙げた

・「CBAの現行制度では選手がチームの株式に関与できない。それが大きな問題」と述べた

・また「NBAはオーナーとのパートナーシップなのに、選手は短期的な収益しか得られない」と説明

・カリーは「自分の契約額が約5960万ドルでも、NBA全体の成長率と比べればその一部にすぎない」と主張

・「リーグ全体の収益は昔と比べて10倍近い。それに比して選手の取り分は少ない」と語った

・NBAの2024–25シーズンにおけるバスケットボール関連収入(BRI)は102.47億ドルと報告された

・CBAの規定ではこのうち51%を選手が受け取る仕組みであり、約52.26億ドルが分配対象

・しかし収益が予想を下回ったため調整が入り、選手が実際に受け取った額は約47.42億ドルとなった

・結果として選手は契約金の約90.9%しか得られなかった

・カリーは「株式に関与できない以上、収益の本当の成長には参加できない」と指摘

・さらに「近い将来には制度が変わり、チームやリーグ全体の評価の上昇に選手も参加できるようになることを望む」と語った

・「それが当然の権利だと思う」と結んだ


 


 
ステフィン・カリーが語った「NBA選手は過小評価されている」という発言は、多くのファンの間で議論を呼んでいる。彼の主張は、CBA(労使協定)の制限により、選手がチームの株式(エクイティ)を保有できない点にある。

この発言に対し、「カリーやレブロン・ジェームズのようなごく少数のスターだけが本当に過小評価されている。その他大多数はむしろ高給取りだ」という声がある一方で、「ルカ・ドンチッチはルーキー契約時代、1年800万ドルでオールNBAファーストチームに3回も選ばれていた。もし制限がなければ、オープン市場では年に5倍稼いでいたはずだ」という意見も見られる。

一方で、「サンダーの新アリーナは建設費の95%が公的資金。そんな状況で“俺たちは報われていない”と言われても共感できない」と、アリーナ建設に税金が使われることへの不満と絡めた批判も広がっている。「市民に還元されるはずの税金を使って億万長者のスタジアムを建てるのはおかしい」という意見や、「それが地域経済を活性化させるというのは明確に否定されている」といった経済学的な反論も多く上がっている。

「オクラホマシティではチームが10億ドル以上の税金援助を受けている。にもかかわらずオーナーがたった5000万しか出してないのは狂ってる」という指摘もあり、特定都市での事例が広く共有されることで怒りが増幅している。また、「グリーンベイ・パッカーズのように市民がチームの株を保有する形にすればいい」という代替案を支持する声も見られた。

このような中で、「カリーのようなスター選手がチーム価値を何十億ドルも押し上げているのに、オーナーだけがその恩恵を受けているのは不公平だ」という主張には一定の理解もある。「ゴールデンステイト・ウォリアーズは買収当時4億5000万ドルだったが、今や90億ドル近い評価額。これは明らかにカリーの貢献が大きい」と具体的な事例を挙げる声もあった。

しかし、実際に選手がチームのエクイティを持つとなると、「トレードされたらどうなる?」「チームの価値に差があるのに同じように配るのか?」など、現実的な懸念も多く寄せられた。「選手が経営にも関与するようになると、利害の衝突が避けられない。労働組合と株主を兼ねる存在なんてありえない」という声もあり、制度設計の難しさが指摘されている。

また、「選手はすでにバスケットボール関連収入の50%を得ている。スタートアップ企業なら、社員に収入の2%も与えない。それでもエクイティとしてリスクを取らせる。NBAはむしろ恵まれている方だ」という反論もあった。

そして、「年収260億円稼いでいる人間が“もっと金をくれ”と言うのは、一般市民の感覚とはかけ離れている」「カリーが反対していた高級住宅のうち、低所得者枠はわずか4戸だけだった」といった、“セレブの現実感のなさ”を指摘する声も少なくなかった。

一方で、「カリーが育てたブランドやグローバルな影響力はNBAという舞台があってこそ」「リーグのPRや国際放映のおかげで、個人ブランドも成り立っているのに、それを忘れてはいけない」という現実的な意見も多かった。

最終的には、「選手が報われる仕組みがもっと柔軟にあるべき」という賛同もある一方で、「すでに高額報酬を得ているスター選手の要求は、今の世の中では共感されにくい」という声が優勢となっている。リーグ構造の根幹に関わる複雑な議論だけに、簡単に答えが出るものではなさそうだ。

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ネットの反応

バスケ好きの反応 : 25/07/25
ステフの言ってること自体は、彼の立場から見れば筋は通ってるんだよ。けどそれが一般の人間からどう見えるかまでは考えてない。
バスケ好きの反応 : 25/07/25
これはもう“世間とズレてる”って話に尽きる。
バスケ好きの反応 : 25/07/25
選手がチームの株を持つって発想は面白いけど、移籍したらどうするの?利害相反にならない?
バスケ好きの反応 : 25/07/25
NBAってスターが主役のリーグなんだから、トップ10人が別リーグ立ち上げて、体育館でiPhoneで配信したとしても、今のNBAより見たいわ。
バスケ好きの反応 : 25/07/25
CBA(労使協定)は選手会も関与してるし、トップクラスの弁護士雇って交渉してる。現行制度だってかなり公平な取引だよ。株が欲しいなら引退してから買えばいい。
バスケ好きの反応 : 25/07/25
報酬ってのは相対的なもの。俺ら一般人から見たら十分でも、オーナーとの収益比で考えたらもっともらっていいって主張は理解できる。
例えばマイケル・ジョーダンなんて、年間30億円の給料で数百億の利益をリーグ全体にもたらしてたわけで。
バスケ好きの反応 : 25/07/25
CBAの改定って、結局スター選手がどれだけ持っていくかを決めてるだけ。中堅以下は全然恩恵ない。
バスケ好きの反応 : 25/07/25
過去にもあったけど、最初に株持たされた選手だけが得して、あとは損するパターンになるんだよな。
バスケ好きの反応 : 25/07/25
株主制度なんか導入したら、すぐに人気チームにばっかり選手が集まるようになる。中小チームが死ぬぞ。
バスケ好きの反応 : 25/07/25
ステフがいなければ、ウォリアーズの価値が数十億ドルも伸びることはなかった。それは確かに事実。
バスケ好きの反応 : 25/07/25
でもパフォーマンスを支えてるのは選手だけじゃない。トレーナー、シェフ、スタッフ、全部含めてのNBAなんだよ。
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ネットのニュース
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NBA・米国バスケ海外の反応

コメント

  1. 日本の上場企業でも社員が自社の株を買えることはあるし、選手が自チームの株買えてもいいとは思うけどな。
    その方が自分が頑張ってチームの価値を上げれば配当とかも上がるわけだし、よりやる気が出ると思う。
    別チームに行ったとしても、ライバル会社に転職みたいなもんで、一般社会で考えれば別に普通にあり得ることだし。
    折衷案としてはチームの株じゃなくてNBAの株を買えればいいと思うけど、今って買えるようになってんのかな。

  2. NBAというプラットフォームあっての話だろ
    ブランド価値にしもて先輩方が営々と築いた物に乗ってる
    名乗んい自分だけ特別みたいな立場から主張してるんだ?

    なら一からリーグ立ち上げてみろって思うわ
    ここまでくると老害って感が強い

  3. 選手間でインサイダーが起きるからなしだろ

  4. 1
    株式保有したままでの同業他社への転職とか普通にありえねーつーの
    就職時に競業禁止特約にサインしてるのが当たり前だし
    そもそも自社株売買を制限する場合がほとんどやし、場合によっては関連企業や取引先企業まで範囲を指定してる企業も多い
    ストックオプションと勘違いしてるんとちゃうか?

    もっとリテラシーもとうぜ

  5. サラリーキャップによってNBAの価値が保たれてるので、選手は今の給与水準を得られてるのか、リーグから選手は搾取されてるのか、って話なんかね

  6. 罰金額すごい

  7. 会社員と言ってること一緒だな
    どっかの会社員が何億も売り上げ上げてるのにそこまで給料もらえてないって言ってるのと変わらない
    リーグ=会社みたいなものでその中のチームに所属してることでその他のことで対価を得ていることに気づいていない
    不満あるなら金あるんだし自分でリーグでも立ち上がればいいんじゃないかな
    それが一般的に言われてる独立だよね

  8. メッシバルサみたいな感じよな
    メッシブランドでバルサが爆儲けしてたのを契約に織り込んだせいでメッシの年俸払えなくなったやつ

  9. カリーは老害
    はっきりわかんだね

  10. アホなこと言ってるとまたコメ消されるぞw

  11. ストライキやロックアウトの度に選手が主張する「ファンは選手を見に来てるんだからもっと選手に金よこせ」って言説で特に真新しくはないな
    だったらNBA脱退して自分たちで勝手にどこぞのコートで試合して金稼いでみろやとしか思わないけど

  12. 金が欲しいなら中東に移籍するしかない
    NBAのブランドも欲しい、高額報酬を受けっているがそれ以上に金も欲しい
    は両立しない

  13. 13
    これいうやつたまにおるけど、GSWがビッグマーケットだっただけやで
    ハリバートンでもリラードでもなんでもいいけど、カリーじゃなくてもGSWの価値は上がってたよ

  14. 代わりじゃなくて誰だろうと多かれ少なかれ価値は上がってたって意味でしょ。
    カリーがカリーがって言い続けてる奴1人だけいるけど文章読めないのかな??
    なんでそんな必死なのか

  15. 16
    俺の意見を勝手に解釈すんな
    多かれ少なかれじゃなくて、ASガードクラスの選手が来てれば今くらいの価値にはなってたよ

  16. 給料と株の違いを理解できてないやつばっかで草
    単純にもっと金寄越せやって話ではない。
    組織に属する一員として株を所有して組織の成長によりコミットしたいということやろ。
    ビックマーケットが〜とか会社員と同じ〜とか言ってるやつは全然理解できてない。普段の話題と難易度が全然違うから、同じノリで賢ぶってコメントすると恥かくぞw

  17. 4
    詳しいな、これは勉強になったわ。
    だったらドラフト時にストックオプションとしてドラフト当時の価格で引退後か10年後とかに株を買える権利を与えて、貢献度とか在籍年数とかを条件にしたらええんちゃう?
    アシスタントコーチとかでもっかいチームに入る場合は利益相反の問題が再燃するから、あくまで株主としての議決権、意思決定権は持たせない株式にするとか。

  18. カリーは良くも悪くもこういうことは言わないタイプかと思ってたわ
    もしレブロンKDあたりが同じ発言したら理屈が正しいかはさておきめちゃめちゃ叩かれそうだし
    アイーシャとかの身内に普段から吹き込まれてる可能性ある?

  19. レブロンだったらフルボッコにされてたな
    みんなカリーに甘い

  20. どちらかというと登録選手人数を増やせとは思うなぁ
    怪我人続出でベンチスカスカなときあるし
    試合でなくてもずっと同じチームに所属する選手はいたほうがいいし

  21. 登録選手増やしたら1人の取り分が減るので選手が反対するよ

  22. 16 そいつらはMVPも優勝ももたらしてないんだから無理だな

  23. バロンデイビス時代はアツかったが、カリーが来る前のウォリアーズなんて、ほとんど見る価値なしだったから、カリーの言い分もわかる。

    ただ、他の人も言ってたけど、インサイダーや八百長に繋がりかねないから、引退するまでは株式取得は難しいんじゃないかな。

  24. 言いたいことはわかるが

    悪いけど弾けて崩壊する前のようにバブル高騰してるぐらいに高過ぎるって思ってるわ、悪いけど
    年間に何百億貰えば満足なのか

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