ニュース要約
■記事によると
・元マイアミ・ヒートのセキュリティ職員マルコス・トーマス・ペレスが、盗難品販売の罪で起訴された
・ペレスは、チームから400枚以上のゲーム使用ジャージなど、数百万ドル相当の品を盗んだとされる
・フロリダ南部地区連邦検察が伝えたところによると、ペレスは2016年から2025年にかけてヒートおよびNBAの警備職員として勤務していた
・在職中、ヒートの本拠地カセヤ・センター内にある装備保管室にアクセスできる立場にあった
・この部屋には将来的にヒートの博物館で展示予定だった、数百枚のゲーム使用ジャージや記念品が保管されていたという
・ペレスは高額な記念アイテムを数多く盗み、オンライン市場を通じて販売したとされる
・連邦当局によると、3年間で100件以上の販売を行い、約200万ドルを得ていた
・販売品の中には、レブロン・ジェームズ(元ヒート)がNBAファイナルで着用したジャージも含まれ、10万ドルで売られたという
元マイアミ・ヒートのセキュリティ担当が200万ドル相当の盗難ユニフォームを売却して逮捕された件について、ファンからは強い反応が寄せられている。
「欲が身を滅ぼす。重罪を繰り返していたら普通はどこかで逃げるだろうに」と犯行を続けた判断力の欠如を指摘する声がある一方、「処罰が機能していないのが原因だ。何度もリスクがないと証明されれば、やり続けるのは当然だろう」と社会的な背景を問題視する意見も出ている。
さらに、「多くの金融犯罪は小さな取引から始まる。最初は少額で試して、いけると思ったら大胆になっていって捕まるパターン」と人間心理の側面を指摘する声や、「400着以上のユニフォームが盗まれるまで誰も気づかなかったのは驚き。管理体制に問題があったとしか思えない」という監督不行き届きを疑う意見もあった。
また、盗難品の一つだったレブロン・ジェームズのNBAファイナル着用ユニフォームが後にサザビーズで370万ドルにまで高騰したことについて、「これはマネーロンダリング(資金洗浄)だろ」「高額取引の多くは実質的に資金洗浄と同じだ」と指摘する声が相次いだ。実際に「美術品や高額なスポーツ記念品は価値の基準が曖昧で、違法資金を合法化する手段になりやすい」と詳しく説明する意見もあった。
一方で、「ゲーム着用ユニフォームは元々高額だし、レブロンのファイナルのユニフォームならこの値段も驚かない」という声もあり、スポーツ記念品の市場価値の高さを当然視する意見もあった。「平均2万ドルで売られたなら、ファイナルのユニフォームがその5倍で売れたのはむしろ妥当だ」という具体的な計算に基づいた見方も出ている。
さらに、「ヒートの施設で保管されていたなら、チームが管理する在庫や書類があったはず。 oversightがなさすぎる」「ゲーム使用品はサイズやタグに選手専用の仕様があり、見分けがつくはずだ」と管理の杜撰さに疑問を呈する声も見られた。
また、「2百万ドル稼いだなら辞めるべきだった」「少数のユニフォームだけ売っていれば一生安泰だったのに」と過剰な欲望を批判する声や、「仮に違法資金でも5000万円程度で止めて投資すれば老後は安泰だ」と現実的な額で満足すべきだったという意見もあった。
さらに、「盗まれたものが選手やチームにとってはただのユニフォームでも、ファンや市場では数百万ドルの価値がつくのが現実だ」と、記念品の価値と感覚のギャップを指摘する声もあり、「これはユニフォームそのものよりも、物語や歴史の価値が価格を跳ね上げている」との見解もあった。
全体として、監督不行き届きや記念品市場の特殊性、欲望による判断の甘さに対する批判が多く、さらに高額取引にまつわる資金洗浄の疑念まで飛び交うなど、単なる窃盗事件に留まらず、管理体制や社会的背景への議論にも発展している。


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