ニュース要約
■記事によると
・デンバー・ナゲッツのマスコット「ロッキー」を務めていたドレイク・ソロモンが、解雇を不当とし球団オーナーを提訴した
・ソロモンは股関節の怪我による休養後に解雇され、コロラド州差別禁止法に反すると訴えた
・原告によると2022-23シーズンに無腐性壊死(骨への血流が減少し組織が死ぬ症状)を診断され手術を受けた
・手術10日後に復帰したが痛みが残り、翌シーズンに股関節置換術が必要と医師に告げられた
・上司は体調への不安を理由に後任のトライアウト実施を伝えた
・手術後は早期回復したが、職場は敵対的な雰囲気になり再びトライアウトが行われた
・トライアウト後の2024年8月に解雇され、前回の欠勤で「裏切られた」とも言われたと主張
・代理人のシッダールタ・ラソッド弁護士は「産休を理由に解雇するのと同じ」と批判した
・父親は30年以上前から初代ロッキーを務め、家族とマスコットとの結びつきは深い
・ソロモンは2012年にナゲッツのプロモチーム入りし、2021年に父の後を継いだ唯一の候補として抜擢された
・試合のパフォーマンスに加え、慈善活動や青少年バスケイベントにも参加していた
デンバー・ナゲッツのマスコット「ロッキー」解雇を巡るニュースに対し、ファンの反応は様々だ。
他チームの事例として、メンフィスのマスコット「グリズ」を務めていた人物がホジキンリンパ腫の治療で休養した際、複数のNBAチームのマスコットが交代で代役を務めたことがあり、「あの時は美しい助け合いだった」という声や、「NBAはこういう理由で愛せる。温かい支援と同時に、事情を知らない人には混乱を与える面白さもあった」という感想が寄せられている。
今回のロッキーに関しては、親子二代で務める“ネポマスコット”だったという事実に驚く声も多い。「代々受け継がれる家業のようだ」との意見や、「二代目は父ほどの実力がない」という指摘も多く、特に名物だった「背面ハーフコートシュート」の成功率低下を残念がる声が目立つ。初代は数回以内、時には一発で決めていたが、二代目は何十回挑戦しても入らず諦める場面が多かったとの証言もあり、「現地で何度も見たが成功したのは一度だけ」というファンもいた。
一方で、二代目が抱えていた健康問題にも触れる声がある。大腿骨頭壊死(アバスキュラーネクロシス)を患っていたとの情報もあり、「股関節を酷使する動きが多い職務には致命的」「自分もこの病気で30代で人工股関節になった、マスコット業は厳しい」との経験談も出ている。そのため、「プロスポーツのマスコットは実質的にアスリート。身体機能が欠かせない」「合理的配慮の範囲を超える負担は職務の本質を損なう」という意見も多く、労働者保護の視点からも限界があるとの見方が広がっている。
加えて、「ファン体験を向上させるためには機敏な動きと高いパフォーマンスが必要」「ナゲッツは時間を与えた上で判断したはず」と、球団側の決定を理解する声もある。「長年熱心に試合を見てきたが、二代目は明らかに動きが鈍かった」「初代は退任直前まで衰え知らずだった」との比較意見も多い。さらに、「最高年俸のマスコット(年間62万5千ドル)という立場でパフォーマンスが低下すれば、批判は避けられない」という現実的な指摘もあった。
とはいえ、初代ロッキーの偉大さを称える声は依然として強い。「間違いなく史上最高のマスコットだった」「父が築いた伝説の後を継ぐのは誰にとっても難しい」「アクロバットやサーカスのように、子供の頃からの環境と才能が大きく影響する世界だ」という意見もあり、単純な能力比較だけで語れない複雑さも感じられる。ファンの間では、愛着と現実の間で揺れる複雑な感情が入り混じっている。


コメント
彼は良いロッキーじゃなかった
なんか草
そんな大怪我したら今までのパフォーマンス出せなくなるんだから仕方なくね?
ナゲッツのマスコットって結構アクロバティックな事やってたよな
ハーフタイムショーの方々も高齢化感じるし早い段階で次の人材見つけるの大事ね
マスコットの年俸が62万ドルはすごいね
その辺のプロアスリートよりよっぽど稼いでるな
ロッキーはスーパーマスコットと呼ばれ、はNBAの全マスコットの中で最も高い年俸を貰ってる
それ故に相応のパフォーマンスが求められるのは当然だし、仕方ないと思うけど