【NBA】現役選手が選ぶリーグ最強ゴルファーは？

・NBA公式Xは複数の現役選手が誰が一番うまいかを語る映像を公開した

・ジェイレン・ブランソン（ニューヨーク・ニックス）やジェイソン・テイタム（ボストン・セルティックス）、パット・コナートン（ミルウォーキー・バックス）などが登場した

・オースティン・リーブス（ロサンゼルス・レイカーズ）は「自分が一番だ。ステフと試合をしたい」と語った

・ブランソンは「ステフが一番だと思う。みんなステフがGOAT（史上最高）だと分かっている」と話した

・カリーは「自分が一番だ。リーブスもかなりうまいと聞いている。彼とはまだプレーしていないが二番手かもしれない。パット・コナートンもうまい」と述べた

・コナートンは「ステフかリーブスだと思うが、2人とも自分の挑戦を避けている」と話し、対戦を求めていると明かした

・テイタムはカリーやデビン・ブッカー（フェニックス・サンズ）とプレーした経験があり、ブッカーの腕前も高く評価していた

Who’s the best golfer in the NBA?🏌

Some of the league’s best golfers weighed in! pic.twitter.com/4OJuSZpOvd

— NBA (@NBA) September 15, 2025

多くの声がまず、チャリティー目的で大会を開いてほしいというアイデアに賛同していた。「オールスターゲームを廃止して代わりにこれをやってくれ」「普段はゴルフ見ないけど、オールスターよりは絶対楽しめそう」といった意見や、「普段のオールスターは真剣味がないけど、これは勝ちに来るから面白くなる」「TNTのクルーに中継させたら絶対盛り上がる」と期待を寄せる声も多い。実際に「NHLが以前オールスターでゴルフ風ミニゲームをやっていた」との指摘もあり、成功例を引き合いに出す人もいた。

一方で、カリーとリーブスの実力に言及する声も非常に多かった。「カリーは本気で上手い」「セレブ大会で優勝経験がある」「リーブスも+1ハンデらしい」「カリーは+1.9、つまりスクラッチ（ハンデ0）を超えている」と具体的な数字を示す声や、「カリーは全米著名人大会（American Century Championship）で5位、リーブスも13位、カルーソも17位だった」と実績を紹介する声もあった。さらに「ショットメカニクス（動作の一貫性）という点でバスケとゴルフは似ている」という見方や、「バスケ選手はどのスポーツでも上手そうだ」という感嘆も多い。

ただし、「今から本気でやってPGAに行けるか」との議論では慎重な声が大半だった。「PGA選手は+5以上、カリーは+1〜+2程度」「スカラブリニ理論（最下層PGA選手でも一般人から見たら神レベル）みたいなもの」「スポンサー推薦でツアーに出られる可能性はあるが、トップツアー入りは非現実的」「50歳以上のシニアツアーなら現実的かも」といった冷静な指摘が並び、ジョン・スモルツ（元MLB投手）が+4でもシニアツアーに届かなかった例も紹介された。「もし10歳から始めていたらワンチャン」「彼ほどの運動能力ならどんな競技でも上手くなったはず」といった仮定の議論も交わされていた。

また、カリー以外のNBA関係者にもゴルフ巧者は多いと語られた。コーリー・キスパートやアレックス・カルーソ、カール＝アンソニー・タウンズの名前が挙がり、「J.R.スミスは引退後NCAAでゴルフをやっていて本当に上手い」「レイ・アレンも凄い」「マイク・コンリーはホールインワンを決めた」「ラウリ・マルッカネンはディスクゴルフならリーグ随一」といったエピソードも紹介された。元プロではマーディ・フィッシュやジョー・パベルスキ、ヴィニー・デル・ネグロらが最強クラスだとの声もある。

一方で、「ゴルフは運動神経だけでは通用しない」「基礎動作を正確に繰り返す技術が必要」「個人競技は実力差が明確に出る」とゴルフ特有の難しさを強調する声も多かった。「どんなに優れたアスリートでもゴルフは別物だと痛感させられる」「野球と同じで見極めの力が重要で、他のスポーツ経験はあまり役立たない」との意見も出ていた。

最後に、オフコートでの交流という側面を面白がる声も多く、「NBA選手同士は人数が少ない分つながりが強い」「競い合いながらも仲が良いのが魅力」「一緒に歩いてラウンドするから絆が深まる」と語られていた。中には「どんなにカッコいいNBA選手でもゴルフウェアだと急にダサく見えるのが人間味あっていい」といったユーモラスな声もあり、ファンはカリーとリーブスを中心に広がるNBA選手たちのゴルフ文化を温かく楽しんでいる様子だった。