ニュース要約
■記事によると
・ブッカーはArizona Sportsのインタビューで過去2年間がキャリアで最も厳しい時期だったと語った
・「多くのことがうまくいかないとここまで急に落ちることはない」「ゲームの細部やケミストリー、人間関係の重要さをより理解した」と述べた
・さらに「ファイナルに進出した時のチームは雰囲気もエネルギーも全く違った」と振り返った
・「最後の2年間はキャリアで最も厳しかった。再建期よりも優勝を義務づけられたが、プレーインにも届かなかった」と説明した
・ケミストリーがうまくいかなかった理由について「共通の目的を持てていなかった」と答えた
・ブッカーはケビン・デュラントやブラッドリー・ビール（サンズ）を批判していないとされ、むしろ「一緒にプレーできたが結果を出せなかったのは残念」と語った
・ブッカーは2022-23シーズンに平均27.8得点だったが、昨季は25.6得点に減少し、代わりにキャリア最高の平均7.1アシストを記録した
・サンズは2021年のNBAファイナル進出時に守備の要だったミカル・ブリッジズとディアンドレ・エイトンを失い、得点力を重視したデュラントとビールを獲得した結果バランスが崩れた
・ブッカーが本来のスコアラー役に戻り、守備を補えるロスターが再構築できれば数年内に優勝争いが可能とみられる
ファンの間ではさまざまな意見が交わされている。
まず多くのサンズファンが挙げていたのは、チーム構成への不満だ。特に「サンズにはインサイドで得点できるビッグマンが必要だったのに、ブラッドリー・ビール獲得は明らかに誤った選択だった」という声が目立つ。デアンドレ・エイトンは怠慢な面はあったが得点力はあり、放出自体は理解できても代わりに本格的なポストスコアラーを獲得しなかったことを問題視する意見が多い。マーク・ウィリアムズやマイルズ・ターナーの名前を挙げ、「こういうタイプを獲れれば良かったのに」と嘆くコメントもあった。
一方で、「デュラントとデビン・ブッカーのデュオは強力だった。問題はビールを加えたことでロスターのバランスが崩れた」と分析する声も多い。「ビールに50ミリオンドルを費やすより、複数のロールプレイヤーとベンチを補強すべきだった」という指摘が繰り返されていたが、それに対しては「そもそもサンズにはブルックリン・ネッツとの大型トレード後に資産が残っていなかった」「CP3（クリス・ポール）を小さな役割選手に変える手段なんて現実的に存在しなかった」という反論も見られた。「結局はビールとCP3の契約をお互いの“問題”として交換しただけ」という見方もあり、フロントの苦しい事情を理解するコメントもあった。
フロントの判断に批判的な意見も多いが、同時に「最大の失敗はハリバートンではなくジェイレン・スミスを指名したドラフトだった」という過去の選択を悔やむ声や、「エイトンをポートランドへ出さずに残していればよかった」という後悔も語られている。また、ユーソフ・ヌルキッチやグレイソン・アレンの獲得が機動力や守備力をさらに失わせたと指摘するファンも多く、「KDとブッカーを補完する構成にはなっていなかった」という批判が目立った。
デュラント個人に対しても議論が分かれている。「KDはただバスケがしたいだけというイメージはもう当てはまらない。ブルックリンではスティーブ・ナッシュHCの起用やデアンドレ・ジョーダンの優遇、さらに監督解任への関与など、“ただプレーする”以上の動きをしてきた」と指摘する声がある一方で、「KDが批判を浴び続けるのは理不尽だ。彼が“GOAT”級の評価を求めているわけでもないのに、過剰に叩かれている」と擁護する意見もあった。「KDは自分の理想のバスケットボールでプレーしたいだけ」という見方も根強い。
また、デビン・ブッカーの姿勢についても議論が集中した。ブッカーが長期契約を結んだことに対し、「勝てない状況を分かっていながら忠誠を選んだ。ファンは“スターに忠誠を求める”と言いながら、実際に残ると“勝つ気がない”と叩く」とNBAファン文化の矛盾を指摘する意見が多数見られた。レブロン・ジェームズの移籍やデイミアン・リラードの“グラインドからの脱却”を例に出し、「リングを追えば叩かれ、残っても叩かれる」という二重基準を批判する声も強い。ブッカーの怪我がちな体質を懸念し、「得点王争いは難しいだろう」と冷静に見る声もあれば、「期待値が低い分、今年は楽しく観られそう」という前向きな意見もあった。
総じて、サンズの現状に対しては「フロントの資産管理ミス」「不釣り合いなトレード」「デュラントやブッカーのキャリア選択」など多方面からの批判が集中している一方で、「仕方なかった事情」「若いファン文化の過剰な叩き」を指摘する声もあり、現状への受け止め方は大きく割れている印象だ。
ネットの反応
次の2年の方がさらに厳しくなると思うけど。
コメント
ビール本人の能力かビールとったフロントへの疑問にヘイト向きがちだけど、KD獲得の準備から狂ってる
スコアラー3枚にパス出せるセンターの形なら殴り合いでやれてたけどな
そこそこのPG獲れたからヌルキッチ干したら崩壊した
上手くいくなんて誰も思ってなかったからセーフ
ミカルとキャムでの獲得だけ見ると悪くないはずなのに悪い意味でやりやがったと当時感じてしまった
BKNで自称システムの髭と二番手インスタントスコアラー役で優勝したカイリーでやってもMILと2-2だったのに二年老けてCPブッカーで覇権取れると思うか？
オフェンスをセットできないHCだったのも1on1条件を整えないと輝かないKDの取り扱いとしてはまずかった
オーナーHC含めてオールインは球団全体の意識統一なしでは失敗する悪い例だと思う
4
そん時の髭は1戦目最初にハム怪我してたから比較にはならんだろ
クリポ以外みんな若かったから優勝から一歩後退してもまたチャンスが巡ったかもしれないのにパニックボタン早く押しすぎてKDに手出したのが運の尽き。ビール獲得以前の問題
5
指摘の通り
まあ37の誕生日後から別人のようになったクリポとどっこいぐらいな気もする
離脱ハーデンの代わりに入ったブルブラとかマイクジェとかでクリポであんま変わらんって感じ
つーかオーナーが代わったのが崩壊の始まりで全てだよな
代わったばっかで派手なインパクトが欲しかったのは分かるけど、
ドーランがおとなしい今、見事にクソオーナー筆頭にノミネートされちゃったじゃん
「ファイナルに進出した時のチームは雰囲気もエネルギーも全く違った」
これ本当に悲しい
残ってるのブッカー1人だけとか信じられん
なおKDもビールもいつの間にかコンテンダーにいる模様
ルビオクリポで正ポイントガードのありがたさを学習したはずなのにそれ忘れてスコアラー獲得したことを喜んでたブッカーに呆れたけどね
もう河村とれ
KD入ってるほうがディフェンスは良いだろ。試合見てないやつが多すぎる。
今年に関してはブッカーはキャリアワースト。スリーに関してはリーグでも最低レベル。いつも通りでもリングには届かなかったろうが、ロスターは明らかに足りてなかったし戦術も1on1しかなかった。
ナゲッツに肉薄したときの二人はすごかったけどな。
KDはいると走るよりハーフコート中心になっていくから走らせて時間短くするか、ハーフコートバスケットで技術あるロスターつくるしかない。
ビール取ったあとにさらにグレイソンアレンとかマジでどういう方針だったのか