ニュース要約
ミルウォーキー・バックスがアレックス・アデトクンボとツーウェイ契約を結んだ。
エージェンシー「オクタゴン」のマネージングディレクター、アレックス・サラツィス氏がESPNの記者シャムズ・シャラニアに明かしている。
アレックスはアデトクンボ兄弟の末弟で、兄のヤニスとサナシスに続いてミルウォーキーへ合流することになる。
これにより、同じチームのアクティブロスター(出場可能登録メンバー)に兄弟3人が同時契約するという、NBA史上初の出来事が実現した。
アレックスは2021年のドラフトで指名されなかったが、その後Gリーグで経験を積み、2024年からはヨーロッパでプレーしていた。
・2021-22シーズン:トロント・ラプターズ傘下の「ラプターズ905」でプレー
・2022〜24年:ミルウォーキーのGリーグチームに所属
今回の契約にあたって、バックスはジャマリー・ブーヤをツーウェイ契約から解雇し、アレックスの契約枠を確保した。
The Milwaukee Bucks are signing Alex Antetokounmpo to a two-way NBA deal, joining older brothers Giannis and Thanasis, Octagon's Alex Saratsis tells ESPN. This marks the first time in NBA history that three brothers are on active roster contracts with the same team. pic.twitter.com/X7JdTURinQ
— Shams Charania (@ShamsCharania) October 13, 2025
ミルウォーキー・バックスがヤニスの末弟アレックス・アデトクンボとツーウェイ契約を結んだニュースに対するファンの反応は、笑いと皮肉が入り混じったものとなった。
「ミルウォーキー・アデトクンボズ」と呼ばれるほど兄弟がそろう事態に、ファンからは「ジャージーに名前を全部入れるスペースが足りない」「ネポトクンボス(nepotism+アデトクンボ)」などのジョークが相次いだ。「兄弟を全員サインさせて“アデトクンボ・ファミリー”を作れ」と皮肉る声もあり、「試合が決まったら兄弟全員出してくれ」「プレシーズンで“アデトテトテトテトクンボ・ラインナップ”を見たい」といったコメントも飛び交った。
一方で、「アレックスはクロアチアやセルビアのチームでも出番を得られなかった」「20%しかシュートが入らない選手をNBAが契約するのはネポティズム(縁故採用)以外の何ものでもない」と批判的な意見も多い。あるファンは「自国リーグで1000ユーロしか稼げない選手たちの中で通用しなかった」と指摘し、「正直、見ていて情けない」と厳しい言葉を残した。
それでも「ヤニスをチームに留めるためなら何でもやる」「最大契約の上限があるNBAでは、スターを満足させるためにこうした“特典”を与えるしかない」と現実的に捉える声も少なくない。「レブロンやヤニスのような選手にもっと給料を出せないから、兄弟を雇うのが現代の“合法的サラリー上乗せ”なんだ」との指摘もあった。あるファンは「これは『結婚危機を救うために子どもを作る』のNBA版だ」と比喩し、5千件を超える賛同を集めている。
兄サナシスについては「ロッカールームでの存在価値が高い」「ベンチでチームを鼓舞し、若手を支えるムードメーカー」と擁護する意見もある。「試合に出なくてもチーム文化を作る存在」「ジェフ・ティーグも彼が戻ってチームの雰囲気が変わったと語っていた」と、彼の“見えない貢献”を評価する声が目立った。
一方で、「これはもはや恥ずかしい」「ヤニスの物語は美しいけど、家族全員がNBAで給料を得ているのは違和感がある」と、尊敬しつつも苦言を呈する意見も見られた。あるコメントでは「ヤニスは競争や努力を語ってきたが、兄弟に与えられたチャンスはそれと真逆だ」と指摘している。
その一方で、「兄弟で同じチームにいるなんて最高」「ヤニスはラバー・ボールの夢を叶えている」と微笑ましく見る声もあり、「アレックスはリアンジェロのNBAバージョンだ」と笑う投稿もあった。「バックスは“家族を大切にするチーム”を体現してる」「NBAで最も“家族的”なチーム名を名乗れる」と肯定的に捉えるファンも一定数いる。
総じて、ファンの反応は「バックスがヤニスを引き止めるために家族まで契約した」というユーモラスな驚きと、「実力主義のNBAでこれはどうなのか」という疑問の間で揺れていた。それでも多くのコメントが「笑って済ませられる範囲の出来事」として受け止めており、「ヤニスが幸せならそれでいい」という締めくくりが、多くのファンの本音を代弁していた。
ネットの反応
ブロニーがネポだって思ってたけど、こっちもなかなかだな。

コメント
これは『結婚危機を救うために子どもを作る』のNBA版だ」と比喩
バックスは“家族を大切にするチーム”を体現してる」「NBAで最も“家族的”なチーム名を名乗れる」と肯定的に捉えるファンも一定数いる。
「ヤニスが幸せならそれでいい」という締めくくりが、多くのファンの本音を代弁していた。
この流れで朝から和ませてもらったわ。milの凋落が楽しみ
逆にnbaレベルでないのに身内贔屓されて恥ずかしいとかないんか?
これは次世代のキング
枠の分だけロールプレイヤーが減るだけじゃなくてチームメイトとかスタッフとかの士気が下がってチームの競争力が低下しそうだけどな
スタッフなんて裏で「あいつらは良いよな」って絶対言ってるだろ
サナシスは性格評判ええけど、
アレックスはどうなんやろな
日本野球で広島カープがチームのことを家族って言ってるけど本当に家族集めるやつらが出てくるのか
政治の世界における世襲王朝、ギャング世界におけるファミリーとかいうのはよくある話
でも個人の能力がダイレクトに結果に影響するスポーツ、特にチームスポーツにおいてその継続は難しい話だと思ってた
なのにこのありさま
いままで稀に噴き出してたきた腐敗がいよいよ表に出てきた感じ
アデトクンポが下がったと思ったらアデトクンポが出てくるなんて相手チームからしたら悪夢だな笑
レブロンにしろヤニスにしろ無茶苦茶だな
いうてタナシスはギリシャやDリーグでオールスタークラスだったからな
今回はちょっとひどいけどまあツーウェイだしまさか本契約なんてことは…
色々コケ続けておかしくなっちゃってますね
合掌
俺もアデトクンポだったら、今頃NBAにいるかもしれないってことか
確実に実力に見合ってないリーグに在籍するのしんどすぎると思うんやがな
偉大な兄貴に、陰で嘲笑する同僚…
一般人のメンタルしか持ち合わせてない俺には考えられん、一刻も早くNBAから出て行きたいと思います
まぁ2WAYならロールプレイヤーにもなれないのがほとんどなんだしエースのバフに枠使うのもいいんじゃないの
10
言うてヤニスNBA入りより前にドラフトされて、実力で一度はニックスと2年契約勝ち取ってるしな
ギリシャ代表だとヤニスと並んで主力の1人だし。
どうも日本で生き別れたアデトクンポ五郎です。
お兄ちゃん・・
>15
ヤニスは2013ドラフト、タナシスは翌年の2014ドラフトやろ
ベンチウォーマーは実績のある選手がやるから良いのであって
ヤニスの兄弟というだけの存在がやってもチームの士気は上がらないだろ笑
18
タナシスは実際ベンチから1番声出すし、ガベージで試合出たら味方も大盛り上がりだからチームメイトには好かれてるやろ
カワイも叔父をロスターに加えるくらいにしとけばセーフだったのにな
セスカリーの凄さがわかる
これで優勝したいとか言ってるのか?貴重な選手枠を戦力にならない縁故採用で埋めておいて?
「タナシス兄貴に対して縁故だ縁故だと騒いできた輩には、ホンモノの縁故採用がどういうものか教えてやる必要がある」
カリー兄弟、ワグナー兄弟も一緒のチームだし、バトラーもパパのリスペクトで3世に改名だし、どっかの親子共演もあるということで、家族愛がNBAの流行りなんですよ、そう、トレンド。
世間知らずで申し訳ないんだけど、こういうコネ採用ってヤニス側が
「うちの末弟にアレックスってのがいるんだけどさ…」
とか切り出すの?
バックス幹部「コスタスは一緒じゃなくてええんか?」
まぁでもヤニスがFAになった時、兄弟2人とも契約を結ぶって条件がついても手を挙げるチームの方が多いと思う
リーグトップ3の選手はロスター3人分くらいの価値は十分ある
残留条件はこれだったのか
金もらってベンチでnba観戦できてええなぁ
周りの士気を考えなさいよ!とは思う
※6
ヤクルトがラミレスの義理の息子(野球はほぼ素人)と契約したことあったな
まあそれでも出てかれたんだが