ニュース要約
■記事によると
・ポートランド・トレイルブレイザーズがシャイドン・シャープとトゥマニ・カマラの4年延長契約に合意とESPNが報じた
・シャープは4年9000万ドルで合意とされ、2029−30シーズンまでの長期契約となる見込み
Portland Trail Blazers guard Shaedon Sharpe has agreed to a four-year, $90 million rookie contract extension with the franchise, agent Mike George of Klutch Sports tells ESPN. Sharpe and the Blazers lock in the long-term deal for the ascending scorer and playmaker. pic.twitter.com/aK2eqXCar8
— Shams Charania (@ShamsCharania) October 19, 2025
・カマラは4年8200万ドルで合意とされ、同様に長期的な主力として据える方針
Portland Trail Blazers All-Defensive forward Toumani Camara has agreed on a four-year, $82 million contract extension with the franchise, agent Dave Putterie tells ESPN. Camara has blossomed into a vital and durable two-way player after being picked No. 52 in the 2023 NBA draft. pic.twitter.com/w26EMi6V8N
— Shams Charania (@ShamsCharania) October 19, 2025
・シャープ(2022年ドラフト7位)は豪快なダンクで知られ、直近シーズンの成績は平均18.5得点・FG45.2%(前年40.6%から改善)と年々スコア効率を伸ばす傾向
・カマラ(2024−25オールディフェンシブ2ndチーム)は78試合平均11.3得点・5.8リバウンド・1.5スティール・出場32.7分、3P37.5%(前年33.7%)まで改善と攻守両面で成長
・得点力のシャープと守備のカマラを同時延長し、若い中核を固定してチーム再構築を進める見込み
ブレイザーズのシェイドン・シャープとトゥマニ・カマラの延長合意には、さまざまな反応が集まっている。若い主力を適正価格で長期確保できたとの評価が大勢だが、次の一手としてジェラミ・グラントの扱いを注視すべきだという声も多い。
まず契約評価。カマラの年平均約20.5億円相当、シャープの約22.5億円相当という水準は「破格」「将来の相場では完全にお得」との意見が目立つ。特に「カマラとデニ・アブディヤを合わせても年間4000万未満は反則級」「この2件で一気にチームの柔軟性が増した」といった喜びが広がる一方、「価値が高かったのは昨オフで、いま動かすならグラントはマイナス資産寄り。締切前までに調子を上げてから狙うべき」と現実的な指摘も出ている。
カマラ個人への評価は非常に高い。リーグ屈指のウイング守備者の一角との声が多く、比較対象にはルーグエンツ・ドート、OG・アヌノビー、ハーブ・ジョーンズ、ジェイデン・マクダニエルズらが挙がる。「スリーが38%近くまで伸び、守備はすでに一級品」「昨季は3P試投増と成功率上昇の両立がポジティブ」と成長曲線を評価する向きもある。さらに「キャッチ&シュートだけでなく、ドリブルでリングに向かう片鱗も見せた。守備・シュート・ドライブが同時に安定すればオールNBA級の可能性も」と将来像を語る声まである。
契約構造についても言及が多い。チームオプション相当の約240万を破棄して、来季から約1800万に“差し替え”た形は「キャップスムージング(将来年のサラリー配分を平準化する考え方)」として合理的と受け止められている。「名目は4年でも実質は3年80Mに近い」「将来年の負担を軽くしつつ、今すぐに見合う額を渡すフェアな落としどころ」と、チーム・選手双方にとって納得感のある設計だという評価だ。
シャープに関しては期待と慎重論が交錯する。「この陣容に必要なのは効率良く1試合22点前後を計算できるスコアラーで、シャープがそこに届けば一気にプレーオフ級」という期待がある一方、「いまはまだ潜在力段階。ブレイクを待つ価値はあるが、証明はこれから」という冷静な受け止めもある。プレシーズンの内容に手応えを語る声、リクラシファイ経由で実年齢的にも伸びしろが大きいという楽観、そして「デニ、シャープ、カマラの3人を3年で総額約5800万で抱えられるのは大きい。ここにスターをトレードで足せれば」という中期プランの提案が並ぶ。
編成論では周辺比較も盛んだ。「キーガン・マレーの28Mと比べると、シャープ22.5M、カマラ20.5Mは明らかに割安」「同額ならカマラを選ぶチームは多い」との声や、「ジョナサン・クミンガの額が高く見えるのは構造的事情」といった補足も出る。加えて、制裁的な“セカンドエプロン”の影響や制限付きFA市場の弱さを踏まえ、「今年は延長で折り合う流れが強い」「クリスチャン・ブラウン級のロールも、相場はドンテ・ディビンチェンゾ帯に落ち着くのでは」と広い文脈で語る意見もあった。
移籍・資産面の視点では、「ジュルー・ホリデーはメンターとして残し、2年後に大型のマッチングサラリーとして活用」「ミルウォーキー由来の指名権群を抱えており、誰かが一段跳ねれば大きな勝負に出られる」といった青写真が共有される。一方で「サンズがトゥマニを含めて放出したのは痛手だった」「当時ターナー案に舵を切れていれば…」といった他球団の“もしも”を悔やむ声も飛ぶ。
総じて、今回の2件は「価格・年数・役割の三拍子がそろった好契約」という評価でほぼ一致している。ただし前提は“成長の継続”。「カマラが15点10リバウンド級まで伸びれば神契約」「シャープは3Pの安定と効率化が鍵」「グラントの出口戦略を見誤らないこと」——この三点が実現すれば、ブレイザーズが“台風の目”になるという期待は現実味を帯びる、というのが全体的な論調だ。
ネットの反応
シャープも4年90M
来年いい順位引けたらあるわこれ
なぜみんなこんな格安契約を・・・
デイムとぷれいしたいから格安契約でも良いということか
デイム時代きたよ
カマラはDF結構良いからそこは評価出来るけど、どっちもOFはそんな良くねーだろ
劣化ラビーン程度の凡庸なスコアリングガードで終わる可能性も全然ある
シャープはディフェンスレスのスコアリングガードの相場の安さ考えたら高い
しかも長い
シャープなんてキャムトーマス以下じゃん
そんな得点力あったかな🙄

コメント
シャープだいぶ安いな
今後も放映権でサラリーキャップは7%/年で増えるし、最低でも年30Mはいくと思った
期待感だけで30M以上要求する若手がおおいから適正金額の若手ってすげーお得に見える
下手すればサイモンズコースの可能性も否定しきれないから30Mは無かったね
PORのフロントは立て続けに痛い目見た経験から学んで有能になってきた感
25-30Mくらいを要求して全然決まらない選手が何人も出てきて怖くなったとかあるのかね