ボックススコア&ハイライト
■ 試合の結果
デトロイト・ピストンズがボストン・セルティックスに119-113で勝利。デトロイトは開幕戦黒星後の2連勝、ボストンは開幕3連敗となった。
■ 欠場者情報
ジェイソン・テイタム(負傷)
■ 試合の展開
立ち上がり14-2、最大17点のビハインドから、デトロイトが第2・第3Q合計70得点で流れを奪い、第4Q開始時に13点リード。終盤は1分13秒に4点差まで迫られたが、トバイアス・ハリスがオフェンスリバウンドから加点して逃げ切った。セカンドチャンス30得点が勝因。ボストンはジェイレン・ブラウンが41得点。
■個人成績
・DET
ケイド・カニンガム:25得点、8アシスト。
ジェイレン・デューレン:24得点、17リバウンド。
オーサー・トンプソン:21得点、12リバウンド。
トバイアス・ハリス:18得点。
・BOS
ジェイレン・ブラウン:41得点。
ペイトン・プリチャード:21得点。
デリック・ホワイト:15得点。
アンファニー・サイモンズ:12得点
■その他の情報
J.B.ビッカースタッフHCが試合前、組織外との会話がギャンブルに影響し得る点への配慮を呼びかけた。デトロイトではNBAのギャンブル問題が話題となっている。
ピストンズがセルティックスを119‐113で下した試合に対する反応は多岐にわたる。ケイド・カニンガムが25得点でチームをけん引し、ジェイレン・ブラウンの41得点を上回ったこの結果に、ボストンの現状を懸念する声が広がっている。
セルティックスファンの間では、「もうタンク(意図的な戦力低下)を始めているようなものだ」「ジョー・マズーラHCには止めようがない」といった諦めムードが漂う。「KP(ポルジンギス)やホーフォード、コーネットを同時に失ったら、リーグ最悪のセンター陣になるのも当然だ」とフロントの補強不足を批判する意見も多い。一方で、「ジェイレン・ブラウンが全力で戦っても勝てない。これはギャップイヤー(再構築の年)だと割り切るべき」という冷静な声もあった。
チームの未来を見据えるファンもおり、「今はリセットの時期。テイタムはシーズンを全休して完全に回復してほしい」「今年は高順位指名を狙い、次のウィンドウに備えるべき」との意見も目立つ。「ブラッド(スティーブンスGM)が大型補強をしなかった理由はそこにある」「タンク司令官マズーラが3連勝中」と皮肉交じりに語るファンもいた。
対するピストンズ側は若手の成長を喜ぶ声が多く、「デューレンが前回退場から見事に立て直した」「オーサー・トンプソンが終盤にプレーを任されずとも試合を支配した」「彼はMIP(最成長選手賞)の候補だ」と称賛が相次いだ。「デトロイトは昨季とは違う。本物のチームになりつつある」との意見もあり、若手中心のチーム作りが評価されている。
試合展開については、「セルティックスは第1Qで17点リードしていたが、リバウンドで完全に負けた」「デューレンとオーサーに好き放題やられた」「センター陣が存在しないようなものだった」と、リバウンド面の崩壊を嘆く声が集中。「オフェンスリバウンドだけで20試合は落とす」との悲観的な意見も見られた。
また、「セルティックスは名門ブランドのせいで過大評価されていた」「名前だけでまだ強豪扱いされているが、実際のロスターを見ればボロボロだ」「東が弱いと勘違いしていたが、中堅チームが増えているだけ」と、チームの評価と現実のギャップを指摘する声もあった。「ニックスやピストンズが普通にプレーオフ争いをするレベル」「セルティックスはその“中堅グループ”の一員になった」と冷静に分析するコメントもある。
最後に、「もう“負けを楽しむ年”と割り切る」「小さな光を探してシーズンを過ごせばいい」「トップ5指名と健康なテイタムが戻れば、来季はまた戦える」と前向きに語るファンもいた。多くの人が敗戦を受け入れつつも、再建期をどう楽しむかという姿勢が見えている。

コメント
合法タンクみたいなもんだからな
普通は一気に崩れて弱体化するんだけど
見れる試合を続けられるのは流石としか……
また来年有望な新人がBOSに入団するのか・・