ボックススコア&ハイライト
make that 3 in a row!@cryptocom pic.twitter.com/jlgVNDeM76
— Philadelphia 76ers (@sixers) October 28, 2025
■ 試合の結果
フィラデルフィア・セブンティシクサーズがオーランド・マジックに136-124。フィラデルフィアは開幕3連勝、オーランドは3連敗となった。
■ 欠場者情報
ジョエル・エンビード(左膝手術後の管理)は欠場。
■ 試合の展開
第3Q終了間際にアンソニー・ブラックが3/4コートのブザービーターを沈め、オーランドが101-94まで接近。第4Q終盤はタイリース・マクシーが8連続得点で突き放した。新人VJ・エッジコムも積極的に加点し、エンビード不在を感じさせない内容だった。
■個人成績
・PHI
タイリース・マクシー:43得点
VJ・エッジコム:26得点
ケリー・ウーブレJr.:25得点
・ORL
パオロ・バンケロ:32得点
デズモンド・ベイン:24得点
フランツ・ワグナー:22得点
■その他の情報
アンドレ・ドラモンドは通算1万1000リバウンド到達(史上32人目)
まずフィラデルフィア側は上機嫌だ。「マクシーは全盛期の入口」「意思決定が速く、今やベテランの読みを持つ」という評価が目立ち、エッジコムについては「新人王最有力」「すでにスペシャル」という熱狂的な声が並ぶ。ウーブレ・ジュニアには「ベストゲームだった」「20代後半で技巧が伸びる時代らしい伸び方」という見方があり、ジャレッド・マッケイン復帰後のガード陣の層にも期待が広がっている。エンビードやポール・ジョージが本格復帰しても、今の形を軸に“無理なく馴染ませればいい”という前向きな受け止めが多い。
オーランド側は厳しめの自己評価が目立つ。「守備を少し犠牲にして攻撃を上げるはずが、犠牲が“少し”で済んでいない」「フランツ・ワグナーとパオロ・バンケロの組み合わせが攻守で噛み合っていない」という声。デズモンド・ベイン加入で外の脅威が増すはずが「結局スペーシング不足。プラスのシューターが少なすぎて相手に読まれる」と嘆く意見もある。一方で「ジェイレン・サッグスは出ている時間は良い。まだ制限があるだけ」という擁護もあり、材料がゼロではないとの冷静な指摘も見られた。
守備に関する議論は具体的だ。ある層は「デズモンド・ベインは守備でマイナス」と断じ、「メンフィス時代はジャレン・ジャクソン・ジュニアやディロン・ブルックスが隠していた」と主張するが、対抗的に「実際のラインナップ別指標では、ベインがいてもジャレン抜きで平均以上の守備効率を出せていた」と反論も出る。数字を根拠にした“擁護派”と、体感や役割論を重視する“批判派”で見解が分かれているのが印象的だ。
HC像にも矛先が向く。「いまの戦力なら3連敗は言い訳できない」「準備不足で相手に出し抜かれる」といった不満が増し、「このまま守備が崩れるなら交代もあり得る」という過激な意見まで飛ぶ。ただし全員が“解任ありき”ではなく、「昨季までの成長を評価しつつ、攻撃の設計をアップデートしてほしい」という声も根強い。要は“今季の期待値に見合う改善が見えない”ことへの苛立ちが背景にある。
最後に新人評価。エッジコムは「運動能力に加え、落ち着いた判断と守備のモーターがある」「アンソニー・エドワーズ的な美学を連想するが、スリーの量は多くないぶん、序盤はヴィクター・オラディポ初期像に近い」という比較が支持を集める。小さなサンプルでも「攻守の貢献が持続すればオールスター議論に入る」との声まであり、シクサーズは“戻ってくるスターを急がせず今の形を磨ける”という贅沢な状況にある。

コメント
エンビとポジョが帰ってきたらガンガン負けそう
マキシーの成長も目を見張るけど、エッジコムほんま覇権やな
この快勝はエンビージョコンビの不在が響いたか
長期的にはどういう方針にすんのかな
ルーキーで2番手ハンドラーとしてマジック相手に高効率26得点とかとんでもなく凄いことだと思うぞ