ニュース要約
■記事によると
・ニコラ・トピッチ（オクラホマシティ・サンダー）が精巣がんと診断され、化学療法を受けているとAPが報じた
・サム・プレスティ（サンダーGM）は木曜に診断を公表し、医師団の長期的な見通しについて「極めて前向き」と説明
・今月初めに精巣の処置を受け、当初は少なくとも4週間の離脱見込みとしていたと明かした
・トピッチは2024年ドラフト1巡目指名。前季は前十字靭帯（ACL）断裂からの回復で全休
・今夏のサマーリーグに出場し、プレシーズンのシャーロット戦では先発して10得点7アシストを記録
Sam Presti gives medical update on Nikola Topić pic.twitter.com/dWD0BANp2Z
— OKC THUNDER (@okcthunder) October 30, 2025
ニコラ・トピッチの精巣がん公表にさまざまな反応が集まっている。
まずは同情と激励の声が多い。アキレス腱断裂ではなく膝の大怪我からの復帰を目指す最中に、20歳でがんと向き合う現実に「ついていない」「早く全快してほしい」との意見が相次ぐ。サンダー、レイカーズ、スパーズ、ティンバーウルブズ、ピストンズなど各ファンから「とにかく健康第一」「戻ってくる姿を待つ」というメッセージが続く。
一方で、精巣がんは比較的治療成績が良いという指摘も多い。早期なら生存率が非常に高く、手術で片側切除後に経過観察で済む場合もあるという体験談が複数寄せられている。実際に「数週間で日常生活に戻れた」というケースから、「化学療法を数サイクル受け、髪が抜けて食事も取れないほどきつかったが乗り越えた」という声まで、治療の重さには幅があることも共有されている。
症状や発見のきっかけについても具体的な情報が飛び交う。多くは「しこり」や「硬く動かない隆起」を合図に受診して見つかるが、中には痛みが最初だった例や、内部にできて触っても分からず画像検査で判明した例もあるという。定期的な自己触診や違和感があれば受診を、という呼びかけが目立つ。年齢層については「10代後半から30代前半で比較的多い」「若く健康な男性やアスリートにも起こりうる」という現実を共有し、過度に怖がらず、しかし油断もしない姿勢を促している。
スポーツ界の前例に言及する声も少なくない。ネネが早期発見と治療を経て長くプレーした例、フィル・ケッセルが新人年に治療し、その後も長期連続出場を続けた例、サッカーではアスレティック・ビルバオのイライ・アルバレスや、セバスティアン・アレの復帰事例が挙がる。一方で、転移して厳しい経過をたどった知人の話を語る人もおり、「治りやすいがん」とはいえ、過小評価しない慎重さも共有されている。
治療方針や実務的な話題も広がる。「サム・プレスティが化学療法に入ると話していた」との指摘や、化学療法の薬剤に伴う副作用、制吐薬の工夫、手術後の義睾丸の是非といった当事者ならではの情報が交わされる。また契約面では「健康が最優先」「保証は守られるはず」といった見方が中心で、障害者特例条項の可能性などサラリーキャップ上の論点に触れつつも、結論としては選手の回復を願う声に収れんしている。
最後に、競争面の心配よりも「いまは治療に専念してほしい」という空気が強い。サンダーの層やガード枠の競争に話題が及んでも、「階段を上るのはその後でいい」「まず命と心の回復」との意見が優勢だ。励まし、具体的な知見の共有、そして自分の体をいたわる呼びかけ——反応全体は、若い選手に降りかかった困難を前に、コミュニティができることをそれぞれの立場で差し出す姿勢に満ちている。
ネットの反応
主要リーグには片方を失って復帰した選手がたくさんいる。
NHLはケッセル、ダコタ・ジョシュア、セオドア、デービッドソン。
MLBはタイヨン、クルック、ベティス、ジョー、ロウェル。
NFLはソルダー、カーティス、ビドウェル。
NBAはネネ、そしてトピッチ。
全員キャリアを続けている。。
コメント
髪と股間の問題は誰でも優しくなるものだな
1
あなたの大切な人がガンになってもそうやって笑ってられるといいな
これはなんと災難な…
そうそうネネもなってたよな
珍しいガンだから覚えてるわ
ネネはその後もバリバリやってたから頑張って復帰してほしいぞ
これ定期的に抜かずに体力付けようとするとなるらしいな
男性機能低下してオナ禁のし過ぎがこれにつながる
あまりの鍛え過ぎは死に至るってわけ
5
20やそこらでなるがんは壮年期以降になるがんとは全く違うぞ
下手したら産まれたときからあった細胞ががん化したみたいなシナリオすらある
抗がん剤を用いた化学療法をおこなってるって事は、精巣摘出した後も腫瘍マーカーの値が高く転移してるって意味だよねこれ
まあ精巣がんは他の部位に転移していても抗がん剤が効きやすい悪性腫瘍として有名だから、長期的な見通しについて「極めて前向き」、というのもわかるけど転移してると書くべきとちゃうか？
あのさぁ、なんで第三者が憶測で診断してんだよ。失礼だよな
抗がん剤は打たなくてもいいなら絶対打たないほうがいいくらいの代物だからな
8
該当部分を切除して転移してなかったらふつうは抗がん剤治療なんてしないからだよ
常識だろ
常識を語るなら、実際に診断した医者が極めて前向きって言ってるのを妄想で変えたほうがいいなどとは言わないが常識だろ
お前の知り合いががんになって、医者からは予後はいいですよって言われてんのにしゃしゃり出ていや、予後は必ずしも良くないですよなんて言うか？
国立がん研究センターのサイトには転移してなかったら化学療法はしないことが常識とは書かれてなかったぞ。場合によっては予報目的で化学療法をすると書かれてる。さらに再発してもその時点で化学療法を始めればほぼ完治する、とも書かれてる
これと医者の「極めて前向き」という発言は別に矛盾してない。トピッチ本人には届かないだろうが、これを見たファンの不安をいたずらに煽るようなコメントは慎むべきだ。常識だろ？