ボックススコア
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■ 試合の結果
シカゴ・ブルズがニューヨーク・ニックスに135-125で勝利。無傷の5連勝とし、1996-97シーズン(開幕12連勝)以来29年ぶりの好スタートとなった。
■ 試合の展開
前半はパスワークが冴えたシカゴが72-53と主導権。
後半、ニューヨークが第3クォーター序盤に23-9のランで反撃し、第4クォーター残り5分43秒にOG・アヌノビーの3で115-113まで接近。
それでも終盤はニコラ・ブーチェビッチとジョシュ・ギディーが要所で加点して突き放した。3ポイントはシカゴ17/37、ニューヨーク18/45。FG%はシカゴ53.6%、ニューヨーク49.5%。
■ 個人成績
・CHI
ジョシュ・ギディー:32得点、10リバウンド、9アシスト
ニコラ・ブーチェビッチ:26得点
アイオ・ドスンム:22得点、9アシスト
・NYK
ジェイレン・ブランソン:29得点
OG・アヌノビー:26得点
ミケル・ブリッジズ:23得点
カール=アンソニー・タウンズ:22得点、10リバウンド
■ その他の情報
ビリー・ドノバンがシカゴで通算200勝に到達。
試合結果に対する反応は多様だ。シカゴがニューヨークに135―125で勝って開幕5連勝、29年ぶりの好発進という事実に、まずは驚きと高揚が広がっている。「直近25試合で20勝5敗」という流れを指摘する声もあり、昨季終盤からの上向きが“いま”に直結しているという受け止めが目立つ。
評価の中心はジョシュ・ギディーだ。終盤のスリーを“ダガー”と評する声、ターンオーバー0を称える声、シュートの量と質が両立してきたという技術的な指摘まで、賛辞が一気に集まった。オールスターやMIP級という熱量の高い意見も飛び出し、「ニコラ・ブーチェビッチは長らくこういうPGを待っていた」と相性面での称賛も多い。マタス・ブゼリスとの並走を“ショー”と表現する声もあり、若い核が絵になるという空気だ。
チーム全体では“アンセルフィッシュ(利他的)”が合言葉。アイソ主体だった2年前から一転し、「リーグ最少レベルのアイソ」でボールが動くという指摘が並ぶ。ベンチ力も論点で、「ニックスのベンチ合計21点に対し、アイオ・ドスンム1人で22点」という具体的な比較が説得力を持った。スターターは“負けすぎないこと”、ベンチ投入で一気呵成、という勝ち筋が共有されている。
相手については、ジェイレン・ブランソンが高効率の味方に囲まれながら25本打った意思決定を疑問視する声が出た一方、「先発4人が20点超でも10点差で負けたのはシカゴの形が上回った証拠」と、シカゴの完成度を強調する見方が優勢だ。再戦が近いことを踏まえ「もう一度当たって真価を測りたい」という冷静なトーンも混ざる。
編成と指導陣への再評価も熱い。アレックス・カルーソとギディーのトレードを“近年まれに見るウィンウィン”と総括する声、アルトゥラス・カルニショバスとマーク・エバースリー(いわゆるAKME)の“継続”路線が芽を出したという見立て、ビリー・ドノバンへの“謝罪フォーム”まで飛び交い、「構想は見えていたが我々が理解していなかっただけ」との自己反省もちらほら。東で“最後の無敗”という事実が、フロントとHCの評価を押し上げた。
もちろん浮かれ過ぎまいとするブレーキもある。「まだ序盤のシューティング運が良い」「6位争い想定からの上方修正に留める」という慎重論だ。それでも「コビー・ホワイト不在でも勝ち切った」「ニックス相手に被スリー上振れでも10点差で押し切った」という具体は、楽観に根拠を与える。総じて、長く“心を守ってきた”ファンが、久々に胸を張って“いまは楽しい”と言える夜になった。

コメント
開幕してまだ5試合だが、昨シーズン後半からの話だしもう言ってもいいだろ
ギディーは本物だ
2年前のロケッツみたいだな
シーズン終盤でチームがまとまり出して翌年には上位シード脅かす存在になるパターン