【NBA】MIAスポールストラの660万ドル邸が大規模火災…

・エリック・スポールストラ（マイアミ・ヒートのHC）の自宅が早朝の火災で壊滅的被害を受けたとAssociated Pressが伝えた

・フロリダ州コーラルゲーブルズの邸宅は木曜未明に炎上し、通報は午前4時46分。現場到着時には敷地内の建物2棟が「全面的に燃えていた」と消防当局が説明した

・ビクトリア・バード（マイアミデイド消防）の会見によると、火柱は「木の高さまで」到達し、プライバシー壁と樹木の多さ、出入口が1か所のみだったことが消火活動を難しくした

・家は無人で負傷者なし。近隣への延焼も確認されていない

・スポールストラとチームはデンバー遠征の帰路で、午前5時過ぎにマイアミ着。彼は現地で頭を抱えながら現場の外周を歩く姿が確認された

・NBCの空撮映像では邸宅の大部分が破壊された様子が映し出された

・不動産記録によれば、彼は2023年12月にこの物件を購入し、その後大規模な改修を行っていた

・スポールストラはヒートHCとして18季目、NBAファイナル進出6度、2012年と2013年に優勝。USAバスケットボールの次期HCにも就任している

Miami-Dade Fire Rescue distributed these photos of the blaze at Heat coach Erik Spoelstra’s home this morning. The fire is out, hotspots are being monitored and nobody was hurt. pic.twitter.com/bmjWDGH5zG

— Tim Reynolds (@ByTimReynolds) November 6, 2025

あるファンは「彼は裕福かもしれないけど、お金で取り戻せないものがある。友人が同じ経験をしたが、精神的なショックは計り知れない。家族が無事であることを願う」と心配の声を上げた。多くの人が「家族写真や思い出の品を失うのが一番つらい」と共感し、過去に家を失った選手や関係者の例を挙げていた。

別のファンは「家を失うのは本当に悲劇。富や地位に関係なく、心の支えを奪われるようなもの」と語り、精神的な打撃の大きさを指摘している。一方で「ヒートの指揮官としての重圧に加え、私生活でもこんな不幸が続くなんてあまりに気の毒だ」とスポールストラの状況を気遣う声も多かった。

中には、同じく火災被害に遭った元選手ルーク・ロングリーやレジー・ミラー、そしてアンドレ・ライスンの名前を挙げ、「家が燃えることの恐怖は有名人でも変わらない」と語る人もいた。また、「ペットや貴重なバスケットボールの記念品は無事だったのか」と心配するコメントも相次いだ。

一部では、ロサンゼルスで住宅不足や建築遅延が深刻化している現状を踏まえ、「有名人でもすぐに家を再建できるとは限らない」と現実的な意見を述べる声もあった。「高級ホテルの長期滞在を選ぶ人も多い。安全でプライバシーが守られる」と、別の関係者が語るように、生活再建には時間がかかるとの見方もある。

また、同時期にヒートの主力バム・アデバヨが足の負傷を負ったことから、「スポールストラにとって過酷な12時間だった」との投稿も見られた。チームと個人の両面で試練が重なる中、「まずは家族が無事であることが何より」「バスケットボールの歴史を支えてきた人物に、少しでも安らぎが戻るよう願う」と、多くのファンが温かい言葉を寄せている。