【NBA】カニングハム46得点がTD！WASを延長で振り切ったDETが7連勝

GOT IT DONE ✅ pic.twitter.com/YEg1C80k9b

— Detroit Pistons (@DetroitPistons) November 11, 2025

デトロイト・ピストンズが延長の末にワシントン・ウィザーズに競り勝ち、7連勝として9勝2敗とした。ウィザーズは9連敗で1勝10敗。ケイド・カニングハムが46得点のトリプルダブルでけん引し、終盤の劣勢から逆転した。

■ 試合の展開

第4クォーター残り4分05秒、ウィザーズはCJ・マッカラムの3ポイントで117-108とリードを広げた。そこからカニングハムが連続得点で追い上げ、残り数秒でインバウンドから左コーナーのダニス・ジェンキンスに託し、同点の3ポイントで延長へ。

オーバータイムは一進一退。残り1分04秒にダンカン・ロビンソンの3ポイントでDETが134-133と勝ち越し、そのまま主導権を握った。カニングハムは3ポイント2/11ながら、ドライブでファウルを獲得してFT16/18と確実に加点。ジェンキンスが自己最多24得点、ジェイレン・デューレンがリバウンドで流れをつないだ。一方のWASはマッカラムが42得点と奮闘したが、延長終盤の勝負どころでショットが決まらなかった。

■個人成績

・DET
ケイド・カニングハム：46得点、12リバウンド、11アシスト、5スティール、3P 2/11、FT 16/18。
ダニス・ジェンキンス：24得点。
ジェイレン・デューレン：19得点、14リバウンド。

・WAS
CJ・マッカラム：42得点
カム・ホイットモア：20得点
アレックス・サール：15得点、15リバウンド

■その他の情報

カニングハムは通算12回目のトリプルダブル。今季のリーグ最多だった「32本のFGA」を更新する45本の試投を記録した。
 

まずファンの多くが口を揃えたのは、「45本のシュート」という近年まれに見る数字だった。「カニングハムがまるで引退試合みたいに撃ちまくっていた」「45本打って勝ったなら、それでいい」と、彼の執念を称える声が多い。一方で「30本も外してるけど、勝ったから気にならない」「全部必要なシュートだった」と結果を重視する意見もあった。ピストンズが主力を欠く中での勝利だったこともあり、「イヴィーもトバイアスもいない中でよくやった」「どんな形でも勝利はうれしい」とチーム全体を讃える声も多かった。

ウィザーズ側のファンは「もうこのチームは勝てない」「プロのタンク（意図的な敗北）だ」と嘆くコメントが目立った。「ブライアン・キーフHCは勝とうとしてるのに、戦術が噛み合っていない」「ウィットモアは才能はあるけどチームプレーができていない」と、采配や若手の姿勢を批判する意見もあった。

ピストンズのファンの間では、チームの成長を実感する声が多い。「これまでのチームとは別物だ」「バック・トゥ・バック（二連戦）で勝てたのが何よりうれしい」と喜びを共有するコメントや、「カニングハムはスターとして勝利を引き寄せた」「シュートが入らなくてもボールを失わず、5スティールもした」と、単なる得点以上の貢献を称える声もあった。また、「ジェンキンスがGリーグから上がってきてこんな活躍をするとは」「今日だけでキャリアの半分の得点を取った」と、代役選手の奮闘を称賛するコメントも多い。

試合終盤の展開については、「ウィザーズがほぼ勝っていたのに最後に崩れた」「CJのフローターが入っていたら2OT（二度目の延長）だったのに」と惜しむ声もあるが、総じて「ピストンズが泥臭く勝ち取った」「スターの意地を見た」とする声が主流だ。「TS%（シュート効率）なんて気にしない、ライオンは獲物の統計を気にしない」とのユーモラスなコメントもあり、チームの勝利を誇る雰囲気が全体を包んでいた。

最後に多くのファンが共感したのは、カニングハムの勝利への執念だった。「今日は絶対に負けないと決めていた」「外しても撃ち続ける王の姿だった」といったコメントが多く、まるでコービー・ブライアントの引退試合のようだという声も上がった。ファンの間では「勝つためなら何でもやる姿勢」に称賛が集まり、この試合は彼のキャリアの象徴的な一戦として語り継がれることになりそうだ。