【NBA】DETが2008-09シーズン以来となる9連勝！主力不在ながら第4QのランでPHIを振り切る

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— Detroit Pistons (@DetroitPistons) November 15, 2025

デトロイト・ピストンズがNBAカップの試合でフィラデルフィア・セブンティシクサーズに114-105で勝利し、連勝を9に伸ばした。
主力を欠く状況ながら、第4クォーターで試合を引き寄せて白星をつかんだ。

■ 欠場者情報

ピストンズはここ2試合を通して主力がそろわず、この試合もケイド・カニングハム（股関節）、トバイアス・ハリス（足首）、オサー・トンプソン（足首）、ジェイレン・デューレン（足首）らが欠場した。

セブンティシクサーズもジョエル・エンビード（膝）が欠場した。

■ 試合の展開

前半はピストンズが主導権を握り、ジャボンテ・グリーンが15得点、ダンカン・ロビンソンが13得点とリズムを作り、63-54とリードして折り返した。一方のセブンティシクサーズは、タイリース・マクシーが前半は4本中4本のシュート成功にとどまり、VJ・エッジコムが13得点でチームを支えた。

第3クォーター序盤は流れが一変し、セブンティシクサーズが14連続得点を奪取。ピストンズは最初の4分間でフィールドゴール0/5に加えて5ターンオーバーとつまずき、一時は2ケタのリードを許した。それでも終盤にダニス・ジェンキンスがハーフライン付近からロングスリーを沈め、第3クォーター終了時点で90-88と2点差まで詰め寄った。

第4クォーターに入ると、ピストンズが10-2のランで再び主導権を取り返し、リードを6点まで広げた。マクシーは最終クォーターで6得点を加えたが、ほかの選手の得点が伸びず、残り1分44秒にはカリス・ルバートのダンクで114-103となり、そのままピストンズが逃げ切った。

■ 個人成績

・DET
ジャボンテ・グリーン：21得点。
ダニス・ジェンキンス：19得点。
ダンカン・ロビンソン：15得点。
アイザイア・スチュワート：14得点。
カリス・ルバート：14得点。

・PHI
タイリース・マクシー：31得点

■ その他の情報

ピストンズの9連勝は、2008-09シーズンに記録した10連勝以来となる長さとなっている。
 

ファンはまず、主力がごっそり欠けた状態での連勝に驚いている。ケイド・カニングハムやジェイレン・デューレンだけでなく、オサー・トンプソンやジェイデン・アイビー、トバイアス・ハリス、マーカス・サッサーまで不在の試合が続いているのに、それでも勝ち続けていることが信じられないという声が多い。「スタメン全員いないのに、また勝ったのは意味が分からない」と、戦力状況と結果がまったく噛み合っていないことにファンは笑いながら驚いている。

ファンは、その中で台頭したダニス・ジェンキンスに夢中になっている。ジェンキンスがタイリース・マクシー相手に一歩も引かず、攻守で堂々と渡り合った姿に、「この男は本物だ」「冷静さと勝負強さがエグい」と称賛が集まっている。ビッグショットを決めたことだけでなく、試合中ずっとマクシーやアンドレ・ドラモンドに対して強気に話しかけていた様子も話題で、「あのメンタルこそチームに足りなかったものだ」とメンタリティを評価する声が多い。

フロントや指揮官に対しても、ファンの評価は大きく変わってきている。ファンは「ジェイビー・ビッカースタッフのおかげだ」「泥臭く戦う選手をきちんと起用している」と現HCを称賛しつつ、「以前のチーム運営からは考えられない」「バスケットボールがちゃんとした形になっている」と、過去数年とのギャップに驚いている。かつての停滞した状況を「バスケットボールの地獄」と表現していたファンほど、今のチームを「約20年ぶりにワクワクするピストンズ」と誇らしげに語っている。

最後に、ファンはこの勢いをただの一時的なブームではなく、新しい時代の始まりとして見ている。「ダニス・ジェンキンスの物語はまだ序章にすぎない」「このベンチメンバーが、チーム文化そのものを変えている」と感じているファンは多い。今のピストンズは、スター不在でも諦めずに戦い続ける「怖いチーム」として、リーグ全体から注目される存在になりつつある。