ニュース要約
■記事によると
・ビクター・ウェンバンヤマ(サンアントニオ・スパーズ)が左ふくらはぎの肉離れを負い、今後数週間は離脱する見込みだとESPNのShams Charaniaが報じた
・ウェンバンヤマはNBA3年目の今季開幕から絶好調で、ここまで1試合平均26.2得点12.9リバウンド4.0アシスト1.1スティール3.6ブロックと、ブロックでリーグトップ、リバウンドでリーグ2位の数字を残していた
・昨季は右肩に深部静脈血栓症(Deep vein thrombosis:血管内に血栓ができる疾患)が見つかり、46試合の出場にとどまるなどシーズン終盤を棒に振ったが、それでも平均24.3得点11.0リバウンド3.8ブロックを記録して初のオールスター選出を果たしていた
・今季のスパーズはウェンバンヤマを軸に9勝4敗と好スタートを切っており、ウェスタン・カンファレンス5位につけていた
The Spurs say an MRI has confirmed a left calf strain for Victor Wembanyama: pic.twitter.com/ll6S6fkfrE
— Marc Stein (@TheSteinLine) November 17, 2025
ファンの間には不安と落胆が一気に広がっている。今後1か月でスパーズは11試合を控えており、そのほとんどをウェンバンヤマ抜きで戦う可能性があるためだ。最優秀守備選手賞やMVPレースでトップクラスと見られていたこともあり、「これで今季の賞レースはかなり厳しくなった」という声がまず上がっている。
賞レースの議論では、65試合出場義務ルールへの賛否が改めて噴出している。シーズン82試合のうち65試合なら「5分の4は出ているから妥当だ」とする意見がある一方で、「スタッツタイトルに必要な58試合くらいでいい」「オールNBA3rdチームは、怪我が多くてもスーパースター級の選手に残しておく枠でいい」という考え方も根強い。これまでの受賞者を調べると、歴史的にも65試合未満で1stや2ndチームに入ったケースはごく少ないという指摘もあり、「結局は今まで暗黙にやってきた基準を明文化しただけだ」という冷静な見方も出ている。ウェンバンヤマについても、63試合前後まで来れば特例を認めてもいいのではないか、と柔軟な運用を求める声もある。
一方で、ファンの多くが口をそろえるのが「健康第一でいい」という点だ。ここ数年、ふくらはぎの張りからアキレス腱断裂につながったケースが続いたこともあり、「11月時点で無理させる価値はない」「アキレス腱だけは絶対に守れ」といった反応が目立つ。スパーズにとってウェンバンヤマはフランチャイズそのものの存在であり、「今季のDPOYより、これから15年健康でいる方がよっぽど大事だ」と長期的な視点を求める声も強い。実際、ルーキーイヤーは70試合前後に出場していて十分タフだったという指摘もあり、「今回2〜3週間休むくらいなら、大騒ぎするほどではない」という落ち着いた意見も見られる。
ただ、超長身選手の耐久性への不安も完全には消えていない。エンビードやアンソニー・デイビス、ヤオ・ミンのように、大柄なビッグマンはどうしても怪我が多くなりがちだという実例が何度も挙がっている。一方で、カリーム・アブドゥル・ジャバーやロバート・パリッシュのように、2メートル10センチを超えながら長く健康を保ったレジェンドの名前も出され、「身長だけで将来を悲観するのは行き過ぎだ」という反論もある。ただし、当時のセンターはポスト付近で構える時間が長く、今のウェンバンヤマのようにドリブルから加速と減速を繰り返して3ポイントラインまで動き回るスタイルとは負荷のかかり方が違う、という指摘も説得力を持って語られている。
怪我の多さをめぐっては、リーグ全体の環境への不満も噴出している。現在のNBAはペースが速く、選手は82試合の中で絶えずスプリントや激しいカット、急停止を繰り返しているうえ、ロードでの連戦も残ったままだ。ファンの中からは「今の強度に対して日程が古すぎる」「バック・トゥ・バックはもうやめるべきだ」「昔は同じ40分でも動きの量が全然違った」といった声が多く上がっている。また、ボールハンドラーが減速やステップバックを武器にするようになったことで、ふくらはぎやハムストリングへの負担が増えているのではないか、という“素人診断”も共感を集めている。
スパーズファンの感情は特に揺れている。試合観戦のチケットを買ったばかりで落ち込む声、「これから10年同じことを繰り返す覚悟はできている」と自虐気味に受け止める声、「人生に意味がなくなった」「ジョーカーになりそうだ」と大げさに嘆く声までさまざまだ。それでも多くのファンは「今回はしっかり休んで戻ってきてほしい」「賞レースはまた来年以降でいい」とも口にしている。リーグの未来を背負う存在だけに、今はただ、ふくらはぎの故障が大事に至らず、完全な状態でコートに戻ってくることを願う声が、静かに積み重なっている。
ネットの反応
とにかく徹底的に慎重に扱ってくれないと困る。
しばらくはこのチームを一人で引っ張らないといけない。
スパーズファンじゃないけど、あのとんでもない怪物が暴れてるのを見るのは本当に楽しかったのに。
リーグ全体で見ても、彼が健康な方が絶対に面白い。
プロレベルの競技で体にかかる負担はさらにとんでもないし。
それでもまた戻ってきて、全部黙らせるくらいのプレーをしてほしい。
本当に信じられないくらいすごい選手だから。
全盛期はとんでもない怪物になるだろうけど、30代前半くらいで急に落ちたり、そのまま引退しても正直驚かない。
こういうのは本当に見たくない。
レギュラーシーズンを60試合くらいにして間隔を空けてやれば、スター選手がもっと長く健康でプレーできるはずなのに。


コメント
一番萎えるパターンだな。poで活躍できるように戻ってこいよ。
ファンには申し訳ないけど正直言ってスパーズで選手生命を棒に振っていい選手でもないからなぁ
いつかホルムグレンとツインタワーとかマキシーとコンビで令和のコービー&シャックみたいな夢のチームも期待しちゃうし
でも引退につながる深部血栓静脈症の再発じゃないだけマシ
元気になって戻ってきてほしい
レギュラーシーズン半分に減らしてチケットとPPV料金二倍に上げたら結果的に収益減るだろうな
プレイオフ削って3勝先行にするほうがオフシーズンを長くできていい気もするけど、それもカンファレンスとかファイナルまで行けたチームが毎年怪我人増える訳ではないしやっぱレギュラー削るしかないのかな
今の時代優勝するのに必要なのは超人的能力でもスターパワーでもなく怪我耐性ってのはガチなんだろうな
ポストシーズンに2/3のチームが参加するのが異常なんだよ
あそこの日程削ればB2B無しでレギュラーシーズン組めるだろ
6
それな参加チーム減らすことで
POはただでさえ試合強度が高い
参加できなかったチームの選手はゆっくりと体のメンテができる
長期的にみれば勢力均衡をもたらすと思う
今のNBAはハードすぎる
一位二位がシード、三位対ワイルドカード二位、四位対ワイルドカード一位の六チームがベストかな
そもそもリーグとプレイオフが地続きすぎる
シーズン1位がもう「優勝」ってしっかりケジメ付けてからファイナル入る流れ作ってくれないとダラダラ余興やってるだけみたいになる
サッカーみたいにリーグ戦と○×カップって分けて楽しみたい
マジメに試合数減らせ
10試合くらい減らしても良いだろ
怪我人だらけやないか毎年
これ系で規模縮小なんて聞いた事ないからまあ無意味な願望だな
結局ベンチを長くする方向に行くしかない
試合数減らすと通算系の記録はもう抜けなくなるだろうな。まぁどちらにせよレブロンの記録を抜けるとは思えんが。
耐久値には個体差があるからしゃーない
分配を考えると選手すら試合数を減らすのに反対に回るんだから減らす訳がない
賛成するのはもう晩年のスターくらいで若い程チャンスが減るんだからそりゃね
内容と関係ないけど、「試合数削減はサラリーの都合で選手会が反対している」って書くやつ、「キャムトーが横須賀生まれ」「レブロンは両利き」「デローザンはコンプトン出身」ってのと同じくらい、それもういいから、そんなのもうみんな知ってるから、って感じだよ
NBAファンならしつこいくらいみんな既に知ってる問題だから今さらドヤ顔で書くなよ、って思っちゃう
そんなん言うたら書き込みの9割はいらんもんになるやろ
プレーオフが長すぎるんだよ
MLBの1回戦とか3試合なのに、何でNBAは1回戦から7試合もやるんだよ。
プレーオフだけで2ヶ月もやるとか長すぎ。
プレーオフを2〜3週間短くすればレギュラーシーズンの連戦は大幅に減って怪我も減るやろ
そりゃPOは1試合やるごとにたっぷり稼げるんだから減らせないよ
レギュラーシーズンは10試合くらい減らしても一部OBを除いて文句出ないと思うんだけどね
やっぱ金が第一なのかしら
試合数削減はサラリーの都合で選手会が反対しているから無理だよ
レギュラーシーズンは短縮して、若手中心のプレシーズンとかカップ戦を増やせば良いよ
サマーリーグをもっと充実させてもっとグローバルゲームも増やせば良い
2wayとかがもっと試合出れば良いよ
21
Gリーグおすすめですよ
試合数削減はサラリーの都合で選手会が反対しているから無理だしキャムトーが横須賀生まれなんだよ
関係ないけどレブロンって両利きらしいな
あとデローザンってコンプトン出身ってお前ら知ってた?