【NBA】ジェームズ・ハーデンの被3Pファウルの回数を調べたら異常すぎた

バスケ好きの反応 : 25/11/22

ジェームズ・ハーデンはキャリア通算で、3ポイントシュートに対するシューティングファウルを704回ももらっている。ステフィン・カリー、デイミアン・リラード、レイ・アレン、クレイ・トンプソンの4人を合計しても、その回数は695回にしかならない。

4人の合計を上回っているだけではなく、704回のファウルでフリースロー試投は2112本に到達し、その平均から計算すると、およそ1800点分が3ポイントファウルによって生まれていることになる。

https://www.pbpstats.com/

個別で見ると、当然ながら同じレベルにいる選手は誰もいない。もっとも近いのがデイミアン・リラードの299回で、その次がステフィン・カリーの289回だ。

ほかの「ファウルを誘う名人」たちは次のとおり。

・ジャマール・クロフォード: 249回
・ケビン・デュラント: 196回
・JJ・レディック: 194回
・カイル・ラウリー: 163回
・コービー・ブライアント（元選手）: 148回
・ケンバ・ウォーカー（元選手）: 148回

補足すると、プレイバイプレイ（1プレーごとの詳細な記録）によるデータが残っているのは1997年シーズン以降で、このルールの影響を受けるのはレジー・ミラーくらいだ。記録が残っている期間だけで71回あるが、キャリア前半は含まれていない。ボリュームやファウルをもらう頻度を考えると、このリストに入っていても不思議ではない唯一の存在だと考えている。

自分が調べた限りでは、ここまでに名前が挙がった8人（レジーを含めれば9人）だけが、ハーデンのシーズン記録である124回を、キャリア通算で上回っている選手になる。

最後に、もうひとつ驚くべき比較がある。レブロン・ジェームズは23年のキャリアを送っているのに、3ポイントシュートファウルをもらった回数は通算でたった58回しかない。一方でハーデンは、その58回を上回るシーズンを5回も持っている。

バスケ好きの反応 : 25/11/22

フリースローをもぎ取ることに関しては、マジでウォーレン・バフェットみたいな存在だよな。

バスケ好きの反応 : 25/11/22

一時期は、世界で一番強力なオフェンスムーブを持ってたと思う。
クロスオーバーやヘジテーションから、ステップバックに行くかそのまま抜くかの二択で、どっちも地獄だった。

バスケ好きの反応 : 25/11/22

あいつは、まさにスリーポイントのファウルをもらうことに関しては「ベーブ・ルース」だった。
2009年から2021年までで、ジェームズ・ハーデンはリーグのどのチームよりも、スリーでファウルをもらってる。

バスケ好きの反応 : 25/11/22

SGAがファウルをもらうのが上手いってことで、ジェームズ・ハーデンと比較されるのを見るたびに、ニュートラルな立場のファンとしては本当に失礼だと思う。
ハーデンはその分野のＧＯＡＴで、誰も届かないレベルだよ。
全盛期には、相手が両手を背中の後ろに組んでディフェンスしてたくらいなんだぞ。

バスケ好きの反応 : 25/11/22

今のチームとの関係がグダグダなのは、昔好き放題やってきたツケみたいなもんだと思ってる。

バスケ好きの反応 : 25/11/22

こういうのを見ると、ジェームズが一度も優勝してないのをうれしく感じてしまう自分がいる。

バスケ好きの反応 : 25/11/22

だからこそ、2018年のロケッツファンが「笛が足りない」って文句を言うのを見ても、俺は一切同情できないんだよ。

バスケ好きの反応 : 25/11/22

一度、オフボールの場面で、相手の背中に後ろから飛び乗ってファウルをもらったことすらあるからな。
あれがマイケル・カーター＝ウィリアムズの中で、一番記憶に残る瞬間かもしれない。

バスケ好きの反応 : 25/11/22

ジミー・バトラーが6本のフィールドゴールで35点取った試合もある。
エンビードは7本で37点。
コービー・ブライアントは7本で40点を何回もやってる。

バスケ好きの反応 : 25/11/22

調べてて笑ったのは、ドワイト・ハワードがフリースロー39本打って45点取った試合だな。
そのうち21本しか決めてないのに45点。

バスケ好きの反応 : 25/11/22

ロケッツファンは、審判について文句を言う権利は一生ないと思ってる。
あのバスケを何年も擁護してきたんだから。

バスケ好きの反応 : 25/11/22

俺はあの時期にＮＢＡを見るのをやめた一人だ。
体重90キロ以上あるマッチョたちが、そよ風みたいなコンタクトで吹っ飛んで、腕を振り回してるのを見せられるのは、正直もういいやってなった。

バスケ好きの反応 : 25/11/22

ハーデンとクリスポールが同じチームにいた頃は、本当にバスケ地獄だった。

バスケ好きの反応 : 25/11/22

クリスポールも笛をもらいにいくプレーはひどかったけど、回数だけ見たらデイミアンリラードどころかハーデンとは比べ物にならなかったと思う。

バスケ好きの反応 : 25/11/22

ハーデンがシーズンでフィールドゴール成功数よりフリースロー成功数のほうが多かった年が七回もあるって、今でも一番笑えるスタッツの一つだわ。
キャリアトータルでも、もう少しでフィールドゴール成功数よりフリースロー成功数のほうが多くなりそうだったんだよな。

バスケ好きの反応 : 25/11/22

↑しかもそれが最近になってようやく逆転したレベルで、キャリアの大半は完全にフリースローのほうが多かった。

バスケ好きの反応 : 25/11/22

ロケッツがやっていたスクリーンを使ってディフェンダーをハーデンにぶつけにいく戦術は、バスケ界で見た中でも最も純度の高いグレーゾーン戦術の一つだったと思う。
カペラやアリーザのスクリーンをオーバーで追いかけると、ほぼ確実にファウルを取られるから、実質的にどうしようもなかった。
ああいうルールの穴の突き方って、F1とかガチ勢のテーブルトークRPGくらいでしか見ないレベルだわ。

バスケ好きの反応 : 25/11/22

トラベリングまがいのフロップも本当に多かった。
審判が長いことあれを認めてしまっていたのが問題なんだよな

バスケ好きの反応 : 25/11/22

とはいえ、あれは単にファウルをもらいにいっていただけじゃないとも思う。
ステップバックスリーをここまでの武器にしたのは、ほぼハーデンの発明みたいなもので、今もなお完成度はトップレベルだし、ディフェンダーも分かっていながら飛び込んでしまう。

バスケ好きの反応 : 25/11/22

理屈としてはすごく単純なんだよ。
ハーデンのシュートモーションって、特にステップバックのときに前に少しスウェイする癖があって、その勢いで遠くからロングスリーを打つためのパワーを出してる。
そこに、タイミングをずらしながらディフェンダーとの間合いを最大限広げて、最後の一瞬で詰めてくる相手を誘い込むから、着地スペースに入り込まれたり腕を叩かれたりしやすくなる。
しかも足を投げ出してるわけでもないから、3ポイントショットのアンドワンまで量産できた。

バスケ好きの反応 : 25/11/22

ジェームズハーデンのキャリア通算3ポイントのうち、大体35パーセントくらいしか味方からのアシストが付いていないんだよ。
ステフカリーは62パーセントくらいアシストが付いているから、二人の3ポイントの入り方や打ち方が全然違うのはそこにも現れている。