ニュース要約
■記事によると
・ドレイモンド・グリーン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)が、NBAオールスターのスラムダンクコンテストの現状に不満を示した。
・自身の番組「The Draymond Green Show」で、ここ数年のダンクコンテストについて「本来出るべきスターが出ていないせいで盛り上がりが落ちている」と語り、「もう勢いがなくなってしまった」と嘆いた。
・グリーンは「今年、理想のダンクコンテストの顔ぶれなんて思い浮かばない」「出るべき選手が出ていないし、出てもあまり良くない」として、イベントの価値が下がっていると主張した。
・さらにグリーンは、現在のコンテストにNBAの契約選手ではない選手が参加している点を問題視し、「オールスターになるために必死で努力してきたのに、NBA契約すらない選手がダンクコンテストには出られるなんておかしい」と不満を口にした。
・グリーンは「それならいっそ、派手なダンクだけを売りにしているダンカーたちを連れてくればいい」「正直あまりワクワクしていない」と述べ、今の形式に納得していない姿勢を示した。
・かつてスラムダンクコンテストは、ビンス・カーター、マイケル・ジョーダン、ドミニク・ウィルキンス、ドワイト・ハワード、ネイト・ロビンソン、ザック・ラビーン、アーロン・ゴードンらの伝説的なダンクで、オールスターウィークエンド最大の目玉イベントとされていた。
・しかし近年は、華やかなダンクで知られるスター選手たちが出場を見送るケースが増え、イベント自体の存在感が大きく薄れていると記事は指摘している。
・現在の大会で3連覇中のマック・マクラングは主にツーウェイ契約選手であり、フルのNBA契約選手ではないチャンピオンが続いている状況も、グリーンの違和感の背景にあると説明されている。
Draymond Green on the Dunk contest: "I worked this hard to be an All-Star and you can be in dunk contests without an NBA contract. We might as well get those guys that do those crazy ass dunks." pic.twitter.com/GvcgzVhTzR
— MrBuckBuck (@MrBuckBuckNBA) December 9, 2025
ドレイモンド・グリーンが「NBA契約なしでダンクコンテストに出られるのはおかしい」と苦言を呈した発言には、ネット上で賛否さまざまな反応が集まっている。スター選手がダンクコンテストを避けているからこそプロダンカーが呼ばれるのであって、「本当の原因はスターたちの腰の重さだ」と指摘する声も多い。
一方で、「ダンクそのものがもう別競技みたいになっている」という意見も目立つ。ファンの期待値はビンス・カーター以前とは比べものにならず、プロダンカーは毎日ダンクだけを練習しているのに対して、NBA選手は試合に勝つための練習が中心だと指摘されている。審査員が過剰なパフォーマンスをしたり、得点の付け方がおかしかったりするせいで、選手もファンも白けているという不満も出ている。
オールスター週末そのものに対する冷めた見方も強い。「スリーポイントコンテスト以外は選手が全然本気じゃない」「今のスターはリーグの顔のわりに“ゲームの守り手”としての自覚が弱い」といった辛辣な意見が並ぶ。以前は自分の地域では見られないスターを一度に見られる貴重な場だったが、今は世界中どこにいても全試合を視聴できるため、わざわざリスクを負って激しくプレーするインセンティブが薄れているという見方も多い。
さらに、賞金や評価のバランスを問題視する声もある。優勝賞金は一応出ているが、年俸が何千万ドルのスターにとっては魅力が薄く、「1位に1000万ドルくらい出さないと誰も本気にならない」という極端な案まで出ている。実際にダンクコンテストへ参加したジェイレン・ブラウンが、内容が地味だったことでかなり笑われたことを引き合いに出し、「今の選手は批判やネットの嘲笑に敏感だから、失敗して叩かれるくらいなら最初から出たくないのだろう」という見方も広がっている。
一方で、歴代の名コンテストを懐かしむ声も根強い。マイケル・ジョーダンやコービー・ブライアントの時代、2000年のカータ―の大会、アーロン・ゴードン対ザック・ラビーンの対決など、「スターが本気で出場した大会はいまだに語り継がれている」と指摘するファンも多い。ただ、そうした名場面が積み重なった結果、「もうやり尽くした」「これ以上のインパクトは難しい」という“ピークアウト”感があるという意見も出ている。
今後の方向性についても、意見は大きく分かれている。グリーンの言う通り、マック・マクラングのようなプロ級ダンカーだけを集めて純粋なショーケースにしてしまえという案もあれば、「それなら動画サイトで見ればいいだけで、オールスターでやる意味がない」と反対する声もある。オールスターゲームの代わりにNBAカップを置く案や、ダンクだけが得点になる特別ルールの試合、1対1のトーナメントやブランド別対抗戦に切り替える案など、アイデアは多い。
ネットの反応
審査員も混ぜてさ。
そこからスターが出なくなった。
同じようなダンクをローテ枠の選手で延々見ても仕方ない。
1対1で指名して、煽り合って、3本勝負でダンク披露。
トーナメントじゃなくてカード制にするのもアリ。
出てくれないからどうしようもない。
全員何か1つ出場必須。
本気でやったらレブロンは10回優勝してたと思う。


コメント
だってその今の「NBA選手」たちがあまりにもショボいしやる気無いから‥
まぁ昨今の試合の効率化を考えるとダンクの技なんて非効率の何ものでもないからな。でも非効率にこそ観客に魅せる部分もあるんだけどね