【NBA】PHXが残り0.4秒のFTで接戦を制す！GSWはジミー31得点もドレイのTO量産が響く

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— Phoenix Suns (@Suns) December 19, 2025

フェニックス・サンズはゴールデンステイト・ウォリアーズに99-98で競り勝ち、終盤までもつれた接戦を制した。
サンズは試合終盤までリードを奪い合う展開の中、最後の攻防をものにして白星を手にした。ウォリアーズは終盤に追い上げたものの、あと一歩及ばなかった。

■ 試合の展開

前半はゴールデンステイト・ウォリアーズが主導権を握り、前半終了時点で53-46とリードした。ウォリアーズはターンオーバーが多かったものの、ジミー・バトラーを中心に得点を重ねた。フェニックス・サンズは前半のフィールドゴール成功率が37％にとどまり、苦しい立ち上がりとなった。

第3クォーター序盤、ウォリアーズは一時62-48までリードを広げたが、サンズはデビン・ブッカーの3ポイントなどで反撃し、数分で66-66の同点に追いついた。その後も拮抗した展開が続き、ウォリアーズが71-70とわずかにリードして最終クォーターに入った。

第4クォーター残り38.3秒、サンズは96-91とリードしていたが、ディロン・ブルックスがステフィン・カリーの3ポイント後にフレイグラント1を取られ、試合は一気に緊迫した。ウォリアーズはフリースローと3ポイントで同点に追いついたものの、最終局面でジョーダン・グッドウィンがリバウンドからファウルを受け、残り0.4秒で決勝のフリースローを沈めた。

■ 個人成績

・PHX
デビン・ブッカー：25得点
ディロン・ブルックス：24得点
コリン・ギレスピー：16得点

・GSW
ジミー・バトラー：31得点
ブランドン・ポジェムスキー：18得点
ステフィン・カリー：15得点 

ファンの多くは、終盤が「ディロン・ブルックスの大外しから始まり、リバウンド→ファウル→決勝FT」という流れになったことをネタにしつつ、同時に「結局こういう結末になるのが今のNBAっぽい」と皮肉っていた。最後の1分が異常に長く感じる、止まってばかりで見ていてしんどい、という不満も目立つ。

レフェリングへの文句もかなり多い。グッドウィンの場面は「当たっているからファウルは妥当」という声がある一方で、「あの強度ならノーコールで延長にしてほしかった」「終盤だけ笛が重くなるのは嫌だ」と反発も出た。さらに途中の判定を持ち出して「さっきは認めなかったのに今回は取るのか」と一貫性を疑う意見もある。

一方で、話題の中心はやっぱりブルックスだった。ステフィン・カリーへの接触がフレグラントになり、短時間で流れが大きく動いたことを「余計なことをしてGSWを試合に戻した」と見る声がある。反対に「好きじゃないけど、味方なら頼もしい。周りの気持ちを上げて全員を本気にさせるタイプだ」と、文化を作る選手として評価する意見もあった。

GSW側には、内容面の愚痴も出ている。ファンは「カリーが作った形を周りが全然決めない」「ミスが多すぎて自滅」と嘆き、ドレイモンド・グリーンのターンオーバーをやり玉に挙げる声もあった。チームが去年より落ちたように見える、という不安に加えて、「小さいラインナップで最後を守るのは無理がある」と編成や采配に話が広がっていく。

その流れで、スティーブ・カーの起用にも議論が飛び火した。「ウィル・リチャードを出さなくなってから勝ててない」といった冗談混じりの指摘や、「もしルーキーの出番が勝敗を左右するなら、それは構成の問題だ」という冷めた見方もある。結局は、劇的なラストと判定の荒れ方が一番の話題になり、「勝ったPHXも後味が悪い」「どっちに転んでもモヤモヤする終わり方だった」と受け止める声が残った。