【NBA】ヨキッチが左ヒザの負傷で離脱…MRI検査へ

・デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチが、月曜夜にマイアミで行われた試合の前半終了間際に左ヒザを痛め、足を引きずってロッカールームへ下がった。

・プレーはハーフタイム残り3秒。スペンサー・ジョーンズの右足がヨキッチの左足に乗る形になり、左脚が伸びた直後に踏ん張れず、ヨキッチはヒザを押さえて倒れ込んだ。

Nikola Jokic went down with an apparent leg injury vs. the Heat. pic.twitter.com/4kPf9HAOt8

— SportsCenter (@SportsCenter) December 30, 2025

・ヨキッチは前半だけで21得点、5リバウンド、8アシスト。オスカー・ロバートソンに並ぶ通算トリプルダブル数へ迫るペースだったが、後半は出場せず、チームは「ヒザの負傷でクエスチョナブル（出場可否は五分五分）」と発表した。

・試合はナゲッツが最終的に147-123で敗戦。ハーフタイムは同点だったが、ヨキッチ不在の後半にマイアミ・ヒートが第3クォーターで二桁リードを作り、そのまま押し切った。

・デビッド・アデルマンHCは「映像を見ると味方と足が絡んだように見えた。本人もすぐに何かが起きたと分かったはずだ」と説明し、「特別な選手だからこそ、こういう負傷は本当に胸が痛む」とも語った。

・ナゲッツは今季初めての連敗となり、7試合の東地区遠征は2試合目を終えたところ。チームはマイアミに一泊し、火曜にトロントへ移動して、水曜に試合が予定されている。

・ヨキッチは火曜にMRI検査を受け、重症度を確認する見込み。アデルマンHCは「まずは深呼吸して、事実を待つべきだ。ニュースが出てから、チームにとって最善の判断をする」と話した。

・ヨキッチは今季ここまで欠場なしで、平均29.9得点、12.4リバウンド、11.1アシスト。2019-20シーズン以降のレギュラーシーズン欠場は36試合だけで、オンコート時とベンチ時の得失点差も大きいと記されている。

・この試合の時点でナゲッツはアーロン・ゴードン、クリスチャン・ブラウンを欠き、さらに別件としてキャム・ジョンソンが前週にヒザのハイパーエクステンション（関節が伸びすぎること）で少なくとも4〜6週間の離脱見込みだとも触れている。 

まず多かったのは、ストレートな悲鳴や祈りだ。「頼むから軽傷であってほしい」「今季は最悪だ」「気分が崩れた」という反応が目立つ。ヨキッチは頑丈な印象が強いだけに、倒れ方や痛がり方を見て不安が一気に増した、という人もいた。

ケガの原因については「味方に足を踏まれたのがきっかけに見える」という見方が多い。だからこそ「接触が原因なら、非接触の大ケガよりはまだ希望がある」と少し前向きになろうとする声もあった。逆に「見た目が軽そうでも、痛みが強い時は怖い」「歩けたから大丈夫とは言い切れない」と慎重な反応も多く、安心と不安が混ざっている。

状態の予想もいろいろ出ている。「膝が伸びすぎた感じだから、捻挫や靭帯の軽い傷で済んでほしい」「骨の打撲でも長引くことがある」という声がある一方で、「靭帯が切れていても歩ける場合はある」と経験談を出して注意をうながす人もいた。医者ではないと前置きした上で、自分のケガの体験を重ねる人も多い。

話題はチームの流れにも広がった。「今季のデンバーはケガが多すぎる。新しい悪いニュースばかり見る気がする」「ここまできたらチームを休ませた方がいい」という極端な意見もある。逆に「ヨキッチは鉄人みたいな選手だし、戻ってくると信じたい」という期待も強い。

全体としては、軽口や冗談も少しはあるが、中心は「深刻な結果だけは避けたい」という気持ちだ。ファンの多くが求めているのは、検査で大きな損傷がないと分かり、ヨキッチが健康に戻ることだ。