ボックススコア&ハイライト
HISTORY FOR SAKARTVELO 🇬🇪, FRANCE ARE OUT OF EUROBASKET 😳#EuroBasket
— FIBA EuroBasket (@EuroBasket) September 7, 2025
・ジョージアがフランスに80-70で勝利
・史上初めてユーロバスケットでベスト8進出
・第4クォーター残り5分で66-64と接戦の展開
・エリー・オコボが同点としたが直後にトコ・シェンゲリアが3点シュート
・カマール・ボールドウィンが残り1分半で3本のフリースローを決め74-68とリード拡大
・ジョージアは試合の大半でリードを維持し守備でも好内容
・ボールドウィンは24得点、シェンゲリアは24得点8リバウンドで勝利に貢献
・サンドロ・マムケラシュビリは14得点11リバウンドでダブルダブルを記録
・ゴガ・ビタゼは終盤にブロックで存在感を見せた
・フランスはフィールドゴール成功率35%に低迷し流れを掴めず
・シルヴァン・フランシスコが14得点でチーム最多
・フランスはビクター・ウェンバンヤマを欠きアレクサンダー・サールも離脱
ジョージアがフランスを破って8強入り、さらにフィンランドがセルビアを倒したことで、今大会は「ここ数十年で最高に波乱」という声が相次いだ。番狂わせの連鎖に「こんな展開を予想していたら薬をやめろと言ってた」と驚きが広がる一方で、「こういう一発勝負の大会では必ず番狂わせが起きる。だから最高なんだ」と歓迎する意見も目立つ。スウェーデンが善戦し、ポルトガルもドイツ相手に3クォーターまで食らいついたという具体例が、欧州全体の底上げを感じさせた。
競技普及の観点からは「代表の成功が人気を作る」という指摘が多い。ギリシャでは1980年代から急速にコートが増えたという経験談が出され、リトアニアは1930年代の連覇を誇らしげに語る声もあった。今回の番狂わせは、伝統国以外が堂々と渡り合える土壌が整いつつある証左だという評価が広がる。「もう弱い国なんてない。3ポイントのバラつき次第で格上も倒せる」という分析は、多くの賛同を集めた。
フランスの敗戦に関しては、シュートと組織の両面で厳しい批判が集中した。「6/35の3Pは論外。ジョージアは終盤、オープンスリーをあえて締めに行かない場面すらあった」「サイズと運動能力はあるが、ガードとプレーメイクが弱い」という声が多く、チームとしてのリズム不足、意思決定の遅さを嘆く意見が続いた。個人名ではエバン・フォーニエやマティアス・レスール、テオ・マレドン、シルヴァン・フランシスコらの出来が槍玉に上がり、「マレドンの1/16は流石にきつい」「フランスは迷いが支配した」と手厳しい。指揮官へも「構造がない」「物理で70-65に持ち込むだけ」と戦術面の不満が噴出した。一方で「ヴィクター・ウェンバンヤマやザカリー・リザシェールが伸び、エリー・オコボ、ティモテ・ルワウ=カバロ、ナディル・ヒフィらが噛み合えば、将来は悲観しすぎる必要はない」との反論もあり、将来性を信じる層は残っている。
勝者ジョージアへの評価は高い。「疑っていた人は見る目を改めるべき」「ベンチ起用のバランスが良くなり、主力に休息を与えられたのが大きい」と称賛が並ぶ。サンドロ・マムケラシュビリの存在感を称える声や、「ジキッチHCがゴガを抑えてでも采配を通したのが効いた」という戦術面の指摘もあった。数字面では「3P58%対17%で勝負あり」という見立てが共有され、リバウンドで食い下がったフランスを突き放した決定打として外の精度が挙げられた。「フィンランド対ジョージアの準々決勝が狂気の一戦になる」という期待は大会のムードをさらに押し上げる。
トーナメント全体への視線も熱い。「セルビアとフランスが同山で当たると言われていたのに、どちらも16強で消えた」「フィンランドかジョージアが準決勝、場合によってはメダル圏まで来るのは想像を超える」と驚きが絶えない。ギリシャはイスラエル戦への警戒感と「ヤニス次第で勝ち切れる」という自信が交錯。ドイツには「全てが彼らに追い風」という見立てと、「混沌のまま最後まで行ってほしい」という波乱待望論がぶつかった。賭け事の話題では「ギャンブラー泣かせの大会」と嘆く一方、「番狂わせを当てに行くのが楽しい」と真逆の楽しみ方を語る声も。いずれにせよ、誰もが次の「予想外」を待ち構えている。今回のユーロバスケットは、格の序列を溶かし、欧州バスケットボールの現在地をこれ以上ない形で可視化している。


コメント
求心力のないフランスと愛国心とチームワークの強さを持つジョージアの違いがモロに出たかんじ
バスケもサッカーみたいに優勝争いする国がいい感じにバラけてていいな