バスケ好きの反応 : 24/09/28(土)
ローズのケースはこうだ。
彼のチームの2人の主力ビッグマン、ブーザーとノアが、それぞれ23試合と34試合を欠場するという大きなハンデがあった。
それでも、ローズはブルズをリーグ最高の62勝20敗の成績に導いた。
彼はチームの攻撃の全てだった。彼が出場している時のブルズのオフェンシブレーティングは110.9(その年のトップ10チームに相当)だったのに対し、彼がいない時は101.2、これはその年のリーグ最下位(ブランドン・ジェニングス率いるバックス)よりも悪い数字だった。
ローズはブルズのトップ10ローテーション選手の中で、最も優れたスタッツ、プラスマイナス、オンオフスプリットを持っていた。これは彼が「最強チームの最強プレイヤー」だったことを証明している。
彼はリーグで唯一、得点とアシストの両方でトップ10に入った選手だった。これはブルズがリーグ23位と低速なペースでプレーしていたため、彼のスタッツが抑えられていたにもかかわらずの結果だった。
ローズのアドバンストスタッツも、ケガ人に悩まされるチームを完全に支えたという文脈を考慮すれば、MVP候補として十分だった。VORPで2位、BPMで3位、OBPMで1位、ウィンシェアで5位という成績だ。
投票はほぼ圧勝で、ローズは121票中113票の1位票を獲得した。しかし、他の2人の主要な候補がなぜMVPにふさわしくなかったかを簡単に説明しておこう。
レブロン:確かに「The Decision」や個人成績の低下でメディアの評価は悪化したが、彼には全盛期の2人のスターとベテラン選手たちがいた。それでも、東地区でブルズよりも悪い成績に終わった。レブロンは1分あたりの生産性は高かったが、それはローズよりも少ないサポートでより良いチーム成果に繋がらなかった。さらに、ブルズはレギュラーシーズンでマイアミに3勝0敗だった。
ドワイト:ブルズよりも10勝少ない成績を残し、サポーティングキャストは2009年と2010年の優勝争いをしていたマジックと同等の質だった。BPMやVORPなどのアドバンストスタッツでもローズより劣っていた。さらに、ブルズ対マジックの直接対決も1勝3敗で、ローズがより強力なチームで最高の選手だったことを裏付けた。
こうした文脈を踏まえると、2011年にローズがMVPにふさわしかったことは間違いない。彼がリーグ史上最年少MVPになった偉業を否定する必要は全くない。
バスケ好きの反応 : 24/09/28(土)
あの年、彼がMVPにふさわしかったことを現地で見ていた人なら理解できるだろう。そこにいたら誰でもそう感じたはずだ。
バスケ好きの反応 : 24/09/28(土)
上位のガードがチームをカンファレンスのトップに導いた場合、しばしば過大評価されるんだ。エリートディフェンスを持ちながら、そこそこのオフェンスを支えているだけのガードが、チームの成功を担っていると勘違いされることが多い。アレン・アイバーソンやジャ・モラント、アンソニー・エドワーズも同様だ。アントは少し違っていて、ディフェンスにも大きく貢献しているけどね。
バスケ好きの反応 : 24/09/28(土)
ローズがMVPを受賞したのは、チームが最も勝ち星を挙げたシーズンだったからだ。プレイオフの結果がMVP選考に影響することはない。
バスケ好きの反応 : 24/09/28(土)
2011年のブルズは、ディフェンスで成し遂げたんだ。オフェンスはリーグ11位で、ディフェンスは1位。でもそれはデリック・ローズのおかげじゃない。
バスケ好きの反応 : 24/09/28(土)
↑ ローズがいなければ、ブルズは間違いなくトップ10のオフェンスには入らず、もっと多くの試合で負けていただろう。例えば、22年のウォリアーズもディフェンスが1位だったが、カリーがそのディフェンスを引っ張っていたわけではない。
バスケ好きの反応 : 24/09/28(土)
ローズは良いディフェンダーだったよ。2012年に彼が怪我をして、ブルズが76ersに1回戦で敗れたのは、彼がいなかったからこそだ。
バスケ好きの反応 : 24/09/28(土)
結局のところ、レブロンが2年連続MVPを獲得した後に少し成績が落ち、メディアが「決断」で彼を嫌っていた。その隙に、派手で魅力的な若い選手が登場し、シーズン初めにMVPを狙っていると公言したことで、ローズには強力なナラティブができた。しかし、純粋に数字を見れば、レブロンの方が優れており、アドバンストスタッツも彼がチームにとって重要だったことを示している。
バスケ好きの反応 : 24/09/28(土)
ブルズは翌年ローズが39試合しか出場しなかったのに50勝したんだ。ローズがいなかったら崩壊してたって話は違う。
バスケ好きの反応 : 24/09/28(土)
↑
しかも、それはロックアウトで短縮されたシーズンだった。彼らの勝率は62勝20敗ペースで、前年と同じ記録だったんだ。
バスケ好きの反応 : 24/09/28(土)
スポーツはそれほど単純じゃないよ。ブーザーとノアは2011年にかなりの試合を欠場したんだ。その状況が2012年とは違う。ローズがいなかったらどうだったか分からないけど、次の年の成績を見れば、答えは見えてるよ。
バスケ好きの反応 : 24/09/28(土)
ローズがいた試合では、ブルズは全く別のチームだった。その違いが攻守両面で明らかだったんだよ。
バスケ好きの反応 : 24/09/28(土)
もしチームが本当に強かったら、ローズがいなくてもシクサーズに勝てただろう。50勝チームが8シードに1試合も勝てないなんて信じられない。
バスケ好きの反応 : 24/09/28(土)
コービーはこの議論にもっと登場してもいいはずだ。彼の数字はその年のDローズとほぼ同じだったけど、ディフェンスではコービーが圧倒的に上だった。コービーはその年オールディフェンスファーストチームに選ばれていたし、レイカーズも57勝を上げていて、ブルズとそんなに差はなかったんだ。
バスケ好きの反応 : 24/09/28(土)
↑ 確かに、その年の議論が盛り上がったのはDローズがあまりにも多くの票を得たからだよね。本来ならもっと接戦であるべきだった感じがしたんだ。俺的にはダークももっとMVP票をもらってよかったと思う。
バスケ好きの反応 : 24/09/28(土)
↑ 「コービーがもっと注目されるべき」という意見には同意しないな。むしろコービーが取ったMVPも本当に妥当だったのか、って議論の方が多いんじゃない?2011年にもう一つ取るべきだった、って議論にはならないと思うよ。
バスケ好きの反応 : 24/09/28(土)
↑ その年ブルズの82試合をすべて見た俺としては、ローズがMVPを取るのは当然だったよ。ヒートの試合も結構見たけど、ローズは圧倒的だった。後になってスタッツで文句を言う連中だけが違う意見を持ってる感じだな。
バスケ好きの反応 : 24/09/28(土)
ローズのその年は、とにかく毎日のようにトッププレーに出てたんだよな。彼のダンクは本当に衝撃的だったし、ブルズがリーグトップの成績を上げたこともあって、そのストーリーやハイプが彼にMVPをもたらしたんだ。それが圧勝だったのは、正直ちょっと腑に落ちなかったけどね。あの年は5〜6人の選手が同じレベルだったと思うんだよ。
バスケ好きの反応 : 24/09/28(土)
ローズの怪我は本当に残念だった。あの日、俺たちは素晴らしいバスケットボールを奪われたんだ。ヒート対ブルズの対決をもっと見たかったし、未来のMVPになるはずだった選手が消えてしまった感じだった。もし彼が無事だったら、ヒートやウォリアーズの王朝も変わっていたかもしれないよ。
Derrick Rose 2010/11 MVP Season Highlights Mix | EXPLOSiVE D-ROSE!
コメント
まさしく「主人公」だったからなぁ
とにかくアンストッパブルだった。
ローズ1人でオフェンスが打開できるくらい、ずば抜けてた。
未だに全盛期のローズを超える身体能力とハンドリングを持ってる選手は出てきてないと思ってる。
華とかNBA人気に貢献したかとかだって重要だろ。
ヒールのレブロンと主人公のローズ、どっちが盛り上がるよ
当時シーズンを見てたらまずローズ一択だった
まあ指標とかも当時は普及してなかった
ローズばっかり言われるけど、カリーの1度目のMVPもスタッツは結構しょぼいんだよな
チームが圧倒的に成功してて、その中心選手ならまあいいんじゃないの
レブロンは2年連続で取ってたし
このシーズンは途中までスパーズが圧倒的な強さを見せつけてて、終盤にローズの活躍でブルズがそのスパーズを破ったあたりからMVPが決定的になった覚えがある。
レブロンはまだウェイドとの共存に迷ってる感じだったし全然MVPじゃなかったよ
ローズは本当に衝撃的だったわ
ずっと言われてるが人間がしたら駄目な動きをしてた
トップスピードにのってから急ブレーキ掛けるあの動きは異常だった
MVPを否定する要素が微塵ない