【NBA】オクラホマシティ・サンダーがリーグ最高のフロントオフィスに選出！NBA幹部40名による投票

今回の投票には40名のNBAエグゼクティブが参加し、フロントオフィスのパフォーマンスをテーマに議論が行われた。サンダーは354ポイントを獲得し、2位のチームを100ポイント以上引き離す圧勝だった。

特に、サム・プレスティGMのリーダーシップが高く評価されている。ポール・ジョージのトレードで獲得したドラフト指名権と選手たちが、シェイ・ギルジャス＝アレクサンダーやジェイレン・ウィリアムズというチームの中核を形成。シェイはNBAトップ5選手の一人と見なされ、ジェイレンもリーグ屈指の守備力と得点力を兼ね備えた若手スターに成長した。

2022年のNBAドラフトではチェット・ホルムグレンを2位指名。ホルムグレンはルーキーシーズンに新人王投票2位とオールルーキー1stチームに選ばれる活躍を見せ、今シーズンもさらに進化を遂げていた。

さらに2023年のドラフトではケイソン・ウォレスを10位で指名。ウォレスは守備力、シュート力、運動能力で注目され、オールルーキー2ndチーム入りを果たし、現在はリーグ最高の守備力を誇るチームで重要な役割を担っている。

それだけでなく、ジェイリン・ウィリアムズやウスマン・ディエング、アジェイ・ミッチェル、ディロン・ジョーンズといった若手有望株も獲得。2024年のオフシーズンにはアイザイア・ハーテンシュタインとアレックス・カルーソという即戦力のベテラン選手をフリーエージェントで迎え入れ、層の厚さをさらに強化した。

NBA executives voted on the top front offices in the league:

1.Oklahoma City Thunderhttps://t.co/QUkI7VfggX Celticshttps://t.co/XygofsXWVB Heat
4.Memphis Grizzlies
5.Minnesota Timberwolveshttps://t.co/41QpQgeQIt York Knicks
7.Orlando Magic
8.Cleveland Cavaliers
9.Golden… pic.twitter.com/0JEIN72Ak9

— NBACentral (@TheDunkCentral) December 11, 2024

一方、セルティックスの評価については、ほとんどが好意的だ。「テイタムとブラウンを中心に、ドリュー、ポルジンギス、そしてホーフォードを再獲得するなど、ブレッド・スティーブンスの手腕は一流」との意見が目立つ。しかし、過去の成功を築いたアインジの功績を無視すべきではないという指摘もあった。

ヒートに関しては、「近年の大きな補強が成功していない」との批判がありつつも、「システムを構築し、無名選手を育てる力はリーグ屈指」と評価する声もある。この議論は、「ヒートカルチャー」と呼ばれる運営哲学の真価を問う内容となっている。

また、ウルブズがランキングに含まれていることについては疑問の声が多い。「ゴベアのトレードは大失敗だったし、キャットのトレードも長期的には疑問符がつく」との指摘がある一方で、「ゴベアのトレード後に改善が見られる」という肯定的な意見も少数ながら存在する。

さらに、マブスがランキング外となったことは多くのファンを驚かせた。「ライブリーの指名やカイリーの獲得、その他の補強を考えれば、トップ10に入るべき」と主張する声が多く、現ランキングへの疑問が投げかけられている。