ニュース要約
■記事によると
・Jack Maloneyが、カイリー・アービングが2028年のロサンゼルス五輪でオーストラリア代表としてプレーする意向を示したことについて報じている。
・アービングはメルボルンで生まれ、父が南東オーストラリア・バスケットボールリーグ(SEABL)のブリーン・ブーマーズでプレーしていたことから、オーストラリア国籍を持っている。
・オールスターウィークエンドで記者に対し、「(アメリカ代表からの)変更手続きを進めている。まだ多くの書類手続きが必要だが、最善の方法を探している」と語った。
・FIBAの規定では、17歳以降にある国の代表としてプレーした選手は、原則として他国への変更ができない。しかし、FIBA事務総長の裁量で「特別な事情」により変更が認められる場合がある。
・その判断基準には、バスケットボールの発展への影響、国の競技レベル、競争バランス、過去の代表歴などが含まれる。
・アービングは2014年のFIBAワールドカップと2016年のリオ五輪でアメリカ代表としてプレーし、金メダルを獲得した。
・同様のケースとして、クレイ・トンプソンがバハマ代表への変更を試みたが認められず、WNBAではネカ・オグミケとエリザベス・ウィリアムズがナイジェリア代表としての出場を拒否された例がある。
・オーストラリアのバスケットボール界のレジェンド、アンドリュー・ゲイズは、「彼は長年NBAのスーパースターだし、バスケットボール的には歓迎すべき存在」と前向きな姿勢を示している。
Kyrie Irving was asked about potentially playing for Australia in the 2028 Olympics, along with his choice on who he would want to play for in a US vs. World All-Star Game:
“We’re in the process of that right now, just trying to figure out what’s going to be the best route for… pic.twitter.com/PP4Gx6bc3S
— Mike Curtis (@MikeACurtis2) February 17, 2025
カイリー・アービングのオーストラリア代表入りの可能性について、ファンの間では賛否が分かれている。FIBAのルール上、国籍変更が難しいことは広く知られているが、過去の例を挙げて「前例がある以上、FIBAが特例を認める可能性はゼロではない」と考える意見もある。一方で、「エリック・ゴードンのケースとは違い、オーストラリアはすでにバスケットボールの強豪国。FIBAがこの変更を認める理由が見当たらない」と、変更が実現する可能性を否定する声も根強い。
「ゴードンがバハマ代表になれたのは、その国がバスケの発展途上だったから。でもオーストラリアは違う。カイリーの加入はバスケの発展とは無関係。ただの戦力強化にすぎない。」という指摘がある一方、「FIBAは視聴率を気にする組織。オーストラリア代表の注目度が上がるなら、例外を認める可能性もある」と、興行的な側面から実現を予想する声もある。
代表変更のルールについては、「原則として、一度成人の国際大会でプレーしたら変更できないのがFIBAのルール。カイリーはアメリカ代表として2014年W杯、2016年五輪でプレーしているから普通ならアウト。」と冷静に指摘する声がある。しかし、「『バスケットボールの発展に寄与する場合』という例外がある。もしFIBAがこの例外を適用すれば、変更は可能になる」と、ルールの曖昧さを指摘する意見も。
また、オーストラリアのファンの反応も気になるところだ。「そもそもオーストラリア代表にカイリーは必要なのか?NBAでの実績は十分だけど、代表バスケはチームワークが大事。カイリーがそこに馴染めるのか疑問」と、チームケミストリー(選手間の相性)を懸念する声もある。「カイリーはオーストラリア生まれだけど、これまで代表に対する愛着を示してきたわけじゃない。急に『オーストラリア代表になりたい』って言われても、歓迎するのは難しい」と、ファンの感情的な反発も見られる。
逆に、「カイリーみたいなスーパースターが入れば、オーストラリア代表がさらに強くなる。FIBAが認めるなら受け入れるべき」という肯定的な意見もある。「FIBAの判断次第だけど、もし承認されたら、2028年のオーストラリア代表はとんでもないチームになるぞ」と、期待を寄せる声もある。
FIBAが最終的にどう判断するかは不透明だが、「もし認められたら、今後の代表バスケのあり方が大きく変わることになる。これを許せば、今後他の選手もどんどん国を変えるようになる」という懸念もある。「このケースを認めたら、代表バスケがまるでフリーエージェント(選手の移籍市場)みたいになってしまう。そうなると、国際大会の価値が下がる」との指摘もあり、カイリーの決断が国際バスケットボール界全体に影響を及ぼす可能性を示唆する意見も多い。
最終的に、アメリカ代表とオーストラリア代表、そしてFIBAの判断に委ねられるが、「もしカイリーが本気なら、これから数年間オーストラリアのバスケットボール界に貢献する必要がある。五輪直前になって『やっぱり代表入りたい』って言っても、さすがにそれは通らないはず」と、現時点でのカイリーの発言に疑問を投げかける声もある。
コメント
日本人にはちょっとわからない感覚
二重国籍ってだからダメンなんだよ
納税にしろ社会保障サービスにしろ良いとこどりで都合よく使い分けできるとか許されないだろ
五輪もW杯もアメリカで金メダルまで取ってる選手が「次はオーストラリア行きまーす笑」は許されないだろう
それならエンビードが「(サールやウェンバンヤマ、リサシェが育ってきたので)では今回ロス五輪はフランス代表として出まーす笑」とかできてしまう理論になる
‥ただFIBAは少しでもネームバリューのあるNBA選手に国際大会を参加して欲しい事情なので、ワンチャン承認される可能性もある
渡邊雄太とプレーしたから日本人は甘々に評価するし何も言わずに許しそう
ガードは激戦区すぎるると、おそらく人事の担当者に嫌われてるからね
それほど広告代理店やスポンサーの意向は強い
間違いなくナイキの契約選手が選ばれやすいし、その中でも贔屓や押しがあるイメージ
しかも次はロサンゼルス開催で、LALやGSW関係者が選出されやすい出来レースみたいなもの
八村が超強気なのもそこら辺の裏事情の計算もあると思う
なぜ最初からオーストラリア代表でプレーしなかったんだい?