ニュース要約
ジョージは次のように述べた。「僕たちがマイアミ・ヒートと対戦したとき、クリス・ボッシュが5番(センター)に入ったのを見て、これでリーグが変わったと思った。僕たちは当時、最後のチームのひとつだった。デビッド・ウェストとロイ・ヒバートの2人のビッグマンを使っていたけど、彼らは3ポイントシューターでもミッドレンジのシューターでもなかったんだ。それまではヒートの守備も苦しんでいたけど、ボッシュを5番にして、4人のウィングプレーヤーを揃えたことで彼らのディフェンスが機能した。それが僕たちペイサーズを倒すための設計図だったんだ。」
さらに、アトランタ・ホークスもペロ・アンティッチやアル・ホーフォードをシューティングビッグとして起用し、同様の戦術を採用していたと述べた。「それが僕たちにとって最も厄介な戦術だった。今では、シューティングビッグを探すのが主流だよ。4番のポジションなんてなくて、ウィングプレーヤーがその役割を担っている。僕たちのインディアナ・ペイサーズが、今のゲームの形を作る上で大きな影響を与えたと思っているんだ。」
過去にもチームは5人のシューターを起用しようと試みたことがあったが、2010年代までシュートがうまいビッグマンを見つけることはほぼ不可能だった。
ダーク・ノビツキーのようなシュート力のあるビッグマンでさえ、センターでプレーされることは稀だった。当時のNBAの常識では、ノビツキーは4人でプレーし、守備のプレッシャーを吸収するために真ん中に強力なビッグマンを配置するはずだったからだ。
このエピソードに対するNBAファンの反応はさまざまだった。中には、ポール・ジョージが「ペイサーズがリーグを変えた」と主張しているように聞こえることを批判する声もあった。「リーグを変えたのは、クリス・ボッシュやマイアミ・ヒートであって、ペイサーズではない。彼らは単に変化の中で最後まで従来のプレースタイルを続けたチームだっただけだ」という意見も見られた。
また、一部のファンは「実際にリーグを変えたのはフィニックス・サンズだ。ショーン・マリオンを4番に、アマレ・スタウダマイアーを5番に起用したことで、フロアを広げ、ペースを上げ、3ポイントシュートを多用する戦術を広めた」と指摘している。その他にも、古くは1990年代のシカゴ・ブルズが類似した戦術を使用していたという意見もあり、ジョージの発言に異議を唱える声も少なくなかった。
一方で、ジョージの指摘に同意するファンも多く、「ペイサーズは間違いなくヒートにとって東部の最大のライバルだった。特にクリス・ボッシュが5番に入るまでは、マイアミはペイサーズのビッグマンに苦戦していた」といったコメントも見られた。
全体として、クリス・ボッシュの起用がNBAの小型化を促進し、その後のスモールボール戦術がリーグ全体に広がったことは広く認識されており、マイアミ・ヒートの成功が現代NBAのスタイルを形成した重要な要因のひとつであることに異論は少ないようだ。
ネットの反応
クリス・ボッシュが初めてのスモールボールセンターと言うだなんて、信じられないよ。
ナッシュのチームは楽しかったけど、アマレが5番にいるとディフェンスがあまりにも弱かった。
2012年から13年にかけて、ボッシュがストレッチ4や5をプレーしたことこそがNBAを変えたんだぜ。
それまでの伝統的なビッグマンはあの2シーズンで終わった。
ジョキッチとエンビードが登場するまで、あれに近いものは見なかったよな。しかも、あいつらもストレッチビッグだし。
ボッシュがプレーオフの大部分を欠場していて、ヒートはペイサーズやセルティックスに苦しんでいたんだ。ボッシュが戻ってきて、ラインナップの変更が大きな影響を与えた。
スタメンの4人(チャルマーズ、レブロン、バティエ、ボッシュ)が3ポイントを打てるっていうラインナップは当時としては革命的だったよな。
確かにヒバートとウェストを使っていた最後のチームの1つだったことは間違いないけど、NBAを形作ったわけじゃないよな。
むしろ、彼らが負けたことで、すでに変わりつつあった風潮が正しいと確認された感じだよ。
マイアミがスモールボールを使って成功したのは2012年と2013年だ。それを見てスパーズ、ウォリアーズ、ロケッツも真似した。
実際、2013年のファイナルで、ポップと彼のベンチもマイアミのラインナップに対抗するためにスモールに変えたよな。
90年代末のブルズ以来、スモールラインナップでこれほどの支配力を見せたチームはなかった。もしシャックがその後に登場しなかったら、リーグはもっと早く小さくなってたかもね。でもシャックが優勝争いしてたから、その方向に進むのが難しかったんだ。
コメント
遠回しな話はいらないよな
談合でボッシュのような新進気鋭のエースをチームに持ってこれたらそりゃ優勝するわってだけ
1
それは話の焦点がズレている。
スペーシングバスケを最初にやったのは2008年頃のマジックだったと思う
ドワイトハワードがエースだったからできた
スペーシングバスケの始祖は07ウォリアーズだろ
1
ボッシュは大して活躍してないよ
ラブと同じ分類で実質BIG2だった
オフェンスはともかくディフェンスはヒバートに結構やられていて批判も多かったはず。
慣れないCさせられた(TORでもCはしていたが)って擁護?、もされていたし。
やっぱPHXが始祖な気がする。
それはそうとTORで無双していたかな?
RSは成績良かったけど2nd一回くらいのはずだし、POで勝てなくて微妙な評価になっていた印象だけど。
5
いや、普通にリバウンドや得点で活躍してただろ
レブロンとウェイド支えてたじゃん
3人目として、十分big3だったつーの
レイ・アレンの劇的スリーをアシストしたの誰だか知ってるかい?
あの時誰がオフェンスリバウンド拾ったか知ってるかい?
4
俺も始祖の1つは07GSWだと思う
バロン エリス Jリチ ジャクソン ハリントン
サイズ的にはPG2人SF3人のスタメンだしこれで鈍重なチーム薙ぎ倒したわけだし
もちろん初期サンズの存在もデカいが
00年代後半からじわじわとスモール、スペーシング重視の流れがあって洗練されていく過程の中に3キングスのマイアミがあるイメージ
7
横からだが、それはハイライトの切り抜きに感じるな。
レブロンの守備にもそう言われ出してきたってのもあるが。
BIG3であること自体は否定してないけど、ポストディフェンスやリバウンドはもう一言欲しいとは思っていた。
現代のペース&スペースバスケの原型はダントーニナッシュのPHXだっての
それをMIAがロスターの力でゴリ押して活用したりブーデンが魔改造したりを経てGSWで大成した
まぁ、4ストレッチでいうならハワードマジックもだけど。ターコルーとルイスが208センチなのにコーナー待機してスリー打ってくる。中はドワイトだけでいいってやつ
ボッシュ5番も決して万能ではなかったけどね、リバウンド弱かったし
特にRSは試行錯誤していたオデンとったりとか
ボッシュはポストディフェンダーとしては一段劣るけどあのサイズで機動力があったからこそ
MIAのスーパーローテーションディフェンスができていたから明らかにメリットの方が大きい
自分より大きい選手もパワーで守れるウェイド
言葉通りガードからセンターまで誰でも守れちゃうMIA時代のゴリラモードレブロン
ガードは厳しいけどウイングには全然ついていけるボッシュ
このロスターのディフェンス面での万能性がすごかった
ボッシュは優秀な選手だしマイアミ行ってからは守備もかなりよくなったけど、当時物足りなさを感じていた記憶はあるな
big3とはあまり思ってなかった気がする、10年前だから曖昧だけど
移籍前のボッシュはPER4位でラブはPER3位だった
リーグ最高クラスの選手だったけどレブロンのためにロールプレイヤーになることを受け入れさせられた
ジョージはボッシュとヒートが最初にファイブアウトをやったなんて言ってないし、サンズはアマレ5番にしてた時あったけどアマレはストレッチビッグって感じではなかったし勝手に論点ずらしてキレ散らかしてるのは何?
16
最高クラスは言い過ぎじゃない?
二人とも結果出ずに批判も多かったし、特にラブはダブルダブルの記録もあって数字はよかったけどわかりやすく守備してないし(アデルマンの方針もあるが)チームメイトからも名指しで批判されていたし。
まあ、リバウンド王取った時にアワード外れたり過小評価されているといやれたらそうかもしらんが。
十分最高クラスでしょ
リーグで最高の選手かって話なら違うって言うけどフランチャイズのエースは十分最高クラスだよ
その定義ならたしかに最高クラスだけど、バルニャンやルビオもリーグ最高クラスになってしまうな
>>16は最近見始めたアドバンスドスタッツ厨なの?20-10超えたこともあってオールスターレベルではあったけど、最高クラスの選手なんて表現している人はいなかったよ。
むしろ、ボッシュがTORにいた頃の東も西よりレベル低かったけど、そんな中でもプレーオフで全然結果出せてなかったから、エースにはなれないと言われていた。
確かヒートにレブロンが移籍したオフ、少し前にボッシュが先に移籍していたと記憶しているが、ボッシュはウェイドの次のNo.2としては輝くのではと期待されていたはず。
何が言いたいかと言うと、オールスターレベルではあるけど、良くも悪くもNo.2以下レベルの選手ってこと。(バカにしているわけではないし、そもそもオールスター2桁選出なのでむしろかなり凄いと思ってる)
最近よく見るレブロンのレガシーを盛るための論法が「ボッシュやラブは大したことなかった」なんだよな
単純にラブやボッシュがリーグ最高ってのが盛り過ぎってだけだと思われ
特にボッシュはダンカンやKGがまだ勢力を保っている時期だったし、最高レベルなんて当時から言っていたなら笑われたよ
すまん、実際はC登録で出ることの方が多かったと思うからハワードを引き合いに出した方がいいかもしらん
PER4位って去年で言うとドンチッチだからな
ここで何を言っても数字は嘘をつかない
ラブは移籍前年ほぼすべての指標でKDレブロンに次いでリーグ3位でBPMに関してはレブロンすら上回ってる
キャブス末期にチームの癌だったせいでありえない過小評価を受けてる
レブロンを過小評価する意味じゃなく、レブロンの周りにはシューターを置く戦術が必要不可欠だし一番強い。
KDとレブロンがキャブスとGSWでいれかわったらどっちも弱体化してると思う。
スプラッシュいてもノンシューター二枚の中レブロンじゃインサイド開かないし
ラブカイリーjrいてもKDがチーム牽引するとも思えないし、チームって結局バランスだよな
ルカってまた大きく出たね。
なら1stに一回くらいならないと比較にもならない、、、ってのは厳しいかな?
まあ、MINでも癌だったからありえない過小評価されてるって言いたいのかもしらんが。
なんかボッシュが再評価されたな。
まあ、現代の方が評価されるとは言われたと思うし、もし今全盛期ならもっと評価されたかもな。
ヨキッチあたりと並んでリーグ最高かはしらん。
29
その手のタラレバを言い出したらキリがない。
現代ならナッシュは名シューターの称号を得ていただろうし。
あと、選手格でいえば、例えば2008BOSのBIG3が全員A−くらいなら、2012MIAはレブロンがA+、ウェイドがA−、ボッシュがB−くらいだろ。
30
それはそうだろうけど、タラレバ無しならボッシュがリーグ最高だなんて事実はないで終わってしまうし。。。
まあ、仮に現代にいたとしても最高にはなってないだろうが。