ニュース要約
■記事によると
・ニコラ・ヨキッチは19歳の時、NBAドラフトでデンバー・ナゲッツに指名された2カ月後にP3(スポーツ科学施設)でアスリート評価を受けた。
・ヨキッチの垂直跳びは17インチ(約43cm)だった。
・P3の記録の中で最も低い数値の一つだった。
・P3のトレーナー、エリオットによると、ヨキッチの測定結果で最も重要だったのは数値ではなく、彼が「スイスアーミーナイフ」と呼ばれる多才なガードたちに似た特性を持っていたことだった。
・P3の評価では、ヨキッチが特定の身体能力に優れているわけではないが、コート上でのプレーの幅広さや適応力が際立っていたことが分かった。
・ルカ・ドンチッチもP3での評価を受けた際、従来のパフォーマンス指標では優れた結果を出せなかった。
・しかし、ドンチッチは「エキセントリックフォース(減速時の力)」の数値が92パーセンタイル(上位8%)に達しており、トップクラスの急停止能力を持っていることが分かった。
・このエキセントリックフォースの高さが、ドンチッチの試合での動きやディフェンスをかわす能力に大きく貢献していると評価された。
この記録は、歴代のNBAスターと比べても極端に低い。しかし、この数値にもかかわらず、彼は複数回のMVPを獲得し、リーグを支配している。この事実を受けて、「ジャンプ力は本当に必要なのか?」という議論が巻き起こっている。
SNSでは「ヨキッチはカーブ(歩道の縁石)すら飛び越えられないのに、NBAを制してるのが面白すぎる」といった冗談交じりのコメントが多く、「18インチの縁石がヨキッチの最大の敵」と茶化す声もある。一方で、「そもそもヨキッチはジャンプする必要がない。身長が211cmでウイングスパンが221cmもある。ゴールに近ければ片手で押し込むだけ」と合理的な意見も見られる。「高さじゃなくてポジショニングの問題。ヨキッチは相手を動かしてベストな位置を取るのが異常に上手い」と、彼のプレースタイルの本質を指摘する声もある。
「ジャンプ力はないけど、ヨキッチはフィジカル的な優位性を持っている」との意見もあり、「彼はリーグでもトップクラスのハンドアイ・コーディネーション(手と目の連携)を持っていて、ボールコントロールが異常に上手い」「7フィートの選手が、あれだけスムーズにボールを扱えるのは本当に異例」と、身体能力の一面だけを見て判断するのは早計だと指摘するコメントも目立つ。「ジャンプ力はなくても、ヨキッチの手の速さはリーグ屈指。リーチの長さと相まって、トップレベルのリバウンダーになっている」と、彼のプレーの核心を突く声もある。
「そもそもジャンプ力が高いからといって、いい選手になれるわけではない」との意見も根強い。「ジャンプ力がすべてなら、歴代のダンクコンテスト優勝者は全員スーパースターになっていたはず。でも実際はそうじゃない」と、高い跳躍力だけではNBAで成功できないことを指摘するコメントも多い。「逆に考えれば、ヨキッチは無駄に跳ばないから膝を守れているのかも」「爆発的なジャンプをする選手ほど、膝を壊して短命に終わることが多い」と、彼のプレースタイルが長期的なキャリアを支えている可能性を指摘する意見もある。
「ヨキッチはNBA版のトム・ブレイディみたいな存在」「スピードもジャンプ力もないのに、バスケIQと技術だけでここまで支配しているのは凄い」と、彼の異質なスタイルを称賛する声もある。「スローペースなのにディフェンダーを完全にコントロールしているのが異常」「派手なプレーはないけど、バスケを知っている人ほどヨキッチの凄さが分かる」と、彼のプレーが一部のファンにとってはより特別に映ることを指摘する意見も見られる。
ジャンプ力という単純な指標では測れないヨキッチの強さが、改めて浮き彫りになった形だ。
コメント
ヨキッチのプレースタイルでジャンプ力はいらないけど、身長が20センチ低かったらNBAで生き残れる……?
そういうガードプレイヤーは誰が近いですかね?
ストックトン?
ロンド?
マグジー・ボーグス?
ガードでヨキッチに近いスタイルといえばドンチッチでしょ
211cmでws221 骨格もでかい
ジャンプ力無いだけで超フィジカルエリートだろ
190で1メートル跳べるより余裕でエリート
でも、やっぱり躍動感のある選手が見たい。
デカくて早くて高く跳ぶのがカッコイイ。
みんながヨキッチみたいだったら、自分はNBA見てないと思う。
大勢の中のわりと特殊な選手だからおもしろいのであって。
ヨキより20センチ小さくてアスリート能力に頼らず生き残ったのはアンドレミラーとかじゃない
ブロニーの勝ちやね
4 ええ事言ってくれた
最近までヨキッチ見てるとNBAでトレーニングしてる意味ないやん思ってた
でも、速さもジャンプも無いエンタメ感の無いNBAなら確かに見てないわ
これって常に高い位置に手を伸ばせるのが正義ってだけじゃね?言い換えてるだけだろ
7
ヨキッチトレーニングしてますけど
さもヨキッチがトレーニングしていないみたいな言い方
「デブで飛べない」ってバスケのイメージと真逆だよな
ヨキッチは地味にNBAでもトップクラスのサイズがある
ボバンクリンガンエディのデカさで生き残りセンター、チェットウェンビーボルボルKDとかヒョロヒョロユニコーン系ウィングセンター(?)を除いたら実は純センターで1,2番目にデカいまである
まあリングの高さが350cmとかなら飛ぶ練習をもうちょっと頑張ってたかもね
ルールとしてゴールテンディングもあるし「必要が無い」ってのが結論だと思う
>フィジカル面での優位性がないとバスケは厳しいって言われるけど、ヨキッチはその概念を完全に壊した
211cm129kgでWS221cm有る選手に対して言うことじゃないな
「子供のバスケに混ざる元学生スター選手だったパパ」
みたいによく言われるけど、ヨキが人気ない(嫌われてるわけではないが)理由だよね
真似できない恵まれた体格と迫力に欠ける遅く飛べないスタイル
機械のように淡々と正解のプレーをするだけ的なみたいな
アメリカでヨキッチみたいなぽっちゃり巨体白人君はバスケよりもアメフト(ラインマン)選ぶだろうしね。
ヨキッチのプレー見てたらジャモラとかが必死こいてダンクしてるのが虚しくなるわ
でもエンタメ的にはおもろいで
ワイは玄人やないからパス回し無双よりアスレチックなバスケが見たいんや
まるでNBAが身体能力だけの低IQ集団みたいじゃないか
跳躍力もあれば良いってだけで必須じゃないってだけの話
NBAは「スーパーマンたちの超人サーカスバスケ」的な方向に進化させてきたからね
もちろん偏見やイメージも多分に含むけどユーロは戦術・パス回し、NBAは身体能力バスケ、みたいな
モラントみたいなのが人気を得てヨキッチみたいなのが不人気気味なのはずっと昔からそうでしょ
でかいのも細身で華麗なムーブが出来るのばかりが人気だったし
だからこそシャックが異質すぎて凄いっていう評価になってるわけで