ニュース要約
■記事によると
・サム・プレスティ(オクラホマシティ・サンダーのGM)が2024-25シーズンのNBA最優秀経営責任者賞(Executive of the Year)を初受賞した
・これまでリーグ屈指のGMと評価されてきたプレスティだが、今回がキャリア初の受賞となった
・投票では74ポイントを獲得し、2位のコビー・アルトマン(クリーブランド・キャバリアーズ)に16ポイント差をつけた
・この賞は単年の成績ではなく複数年の成果を総合的に評価する形式が採られている
・プレスティはシェイ・ギルジャス・アレクサンダー、チェット・ホルムグレン、ジェイレン・ウィリアムズの中核3人を育成した手腕が高く評価された
・今季オフにはアイザイア・ハーテンシュタインとアレックス・カルーソを加える補強も行い、両選手ともに即戦力として機能している
・サンダーは今季リーグ最高の68勝14敗を記録し、得失点差ではNBA歴代最高の+12.9を記録した
Full voting results for Executive of the Year. Presti won pretty comfortably: pic.twitter.com/8aB9znNhI9
— Clemente Almanza (@CAlmanza1007) May 6, 2025
サム・プレスティが2024-25シーズンのNBAエグゼクティブ・オブ・ザ・イヤーに選ばれたことに対して、ファンの間では称賛と疑問の声が入り混じっている。
受賞自体を喜ぶ声は多く、「よくぞようやく受賞した」「彼がこれまで一度も獲っていなかったのが信じられない」と、これまでの長年の功績がようやく評価されたという見方が広がっている。特に、アイザイア・ハーテンシュタインとアレックス・カルーソの獲得を通じて、リバウンドとディフェンスという昨季の弱点を一気に補った手腕が称賛され、「露呈した穴をたった一つのオフシーズンで埋めたのは見事」「必要な補強を必要なタイミングでやった」と評価する声が目立った。
一方で、「この賞が初受賞なのは逆に驚きだが、近年の彼の動きは確かに抜群だった」「68勝したチームがさらに3本の1巡目指名権を持ってるのは異常。2030年まで毎年強くなれるルートがある」といった、OKCの未来を楽観視する意見も多かった。「カイリーとクレイを取ったチームのGMがEOTYを逃すってどうなの」「投票結果は本当に意味があるのか」と賞の基準に疑問を呈するコメントも少なくなかった。
一方で受賞を逃した他のGMに対して「ニコ(ハリソン)は2月までは間違いなくトップクラスの仕事をしてた。だからこそその後の動きが意味不明だった」「グライムス、クレイ、ナジ・マーシャルを取った時点では最高のオフだった。締めのトレードだけが問題」と、ダラス・マーベリックスのGMに対する複雑な評価も出ている。とりわけブランソンを無償で手放し、クリスタプス・ポルジンギスを不利な条件で放出した過去の動きが改めて掘り返され、「セカンドラウンド指名権も全部出してるのが致命的」と、過去の蓄積された判断ミスに対する批判も重なった。
また、ロブ・ペリンカ(レイカーズ)の評価を巡る意見も交錯しており、「ニコの無能さのおかげでペリンカが評価されたの草」「ルカをタダ同然で取ってEOTY取れないGMもなかなかだ」と皮肉を交えた声がある一方で、「GMの好感度や政治的立場も投票に関係してる気がする」「他のGMから好かれてないのが影響してる」と、舞台裏の力学を指摘するコメントも出ていた。
さらに、プレスティの過去の失策や疑問視されたトレードも指摘されており、「チェットやジェイレン・ウィリアムズを選んだのは良かったが、アルペレン・シェングンをトレードで手放したのは失敗」「デレック・ライブリーを譲って、結局そのライブリーにやられたの皮肉すぎる」と、批判的な意見も一定数存在している。
それでも、最終的には「どんなミスがあっても68勝した上でMVP(シェイ・ギルジャス・アレクサンダー)を擁するチームを築いた事実がすべて」「PGトレードでのリターンを最大限に活かした結果」と、実績ベースで擁護する意見が強い。
コメント
まじで初受賞が驚き
スモールマーケットで2度の再建をともに短期で成し遂げた凄腕